Seraph のレビュー

ステージクリア型のアクションシューティングゲームです。 ステージを縦横無尽に駆け回って銃をガンガン撃つのが楽しいです。 ■よい点 ・ゲーム開始時から使用できる二段ジャンプやテレポートによる高機動バトル ・弾数無限の二丁拳銃で撃ちまくるのが楽しい、弾数有限だが高威力のアサルトライフルやサブマシンガンもあります ・オートエイムがあるのでパッドでも遊びやすい ・レベルを上げてスキルを取得したり、素材を集めて銃を強化したりといった育成・強化要素がある ■気になる点 ・同じようなロケーションが続くので飽きやすい

すばらしいぐらふぃくと、レスポンスの良さが気持ちよさに繋がっている。 気になった点は近距離攻撃がないので敵をひたすら避けて打ち込むという感じになる。 そのためちょっと浅い作りになっているのがもったいない。 ハイリスク・ハイリターンを味わえる近距離は必要だと思った。

超難易度激マゾストレスゲームで全くオススメできません。日本語はありません。 セールで１３０円で買いましたがかなり後悔しました。ひとまずラスボスは意地で倒しました。 コントローラー必須です、左薬指以外は全て酷使するので右手が壊れます。 色々な部分で噛み合っておらず、実の所はもう少しで良いゲームにもなると思うのですが 開発期間が足りなかったのか調整に飽きたのか、何故か全体的に投げっぱなしのままになっています。 まず第一に当たり判定が大きすぎます。 春麗の見た目でありながらザンギエフ並みの当たり判定です。 敵の弾は波動拳に見えますがサイコクラッシャー並みに当たります。 一般的な弾よけアクションなら頭の上をかすめる様な弾道でもバコバコ当たります。 これが災いして画面が狭すぎて避けられない＆無駄に壁に張り付いて死にます。 壁に張り付いて三角跳び出来るという要素は他のゲームにもありますが、大抵はそれなりの空間の中で飛び回るわけですが当たり判定が大きく通路が狭い為、操作の邪魔にしかなりません。 避けたいのに壁に張り付いてしまいガスガス弾を食らって死にます。 これはマップの設計にも問題があるのですが、とにかくキャラに対して通路が狭すぎます。 キャラを６０％ぐらいにして丁度なのではないでしょうか。 この狭い通路に巨大な敵と巨大な敵の弾がひしめいて避けるなんてとても出来ません。 そしてマップの色合いも悪く、背景が黒で壁も黒なので、どこが通路でどこが壁なのかとても分かりにくくステージが進んでも殆ど景色が変わらない為、かなり退屈なゲーム進行になります。 敵のＡＩはよくある同人系の追従して攻撃するだけの物で、良作のお約束である攻撃テーブルの変化と難易度によるスケーリングはありません。 このゲームの難易度は高くなるほど外道攻撃＆スポンジ体力の敵が大量に沸いて弾を連射する事であって、攻撃テーブルが賢くなったり超反応したりする訳ではありません。 そんな敵が通路の角等に５～６体詰まって動けなくなっているという状態もしばしばで、そんな所を撃とう物なら突進する敵＋ワープする敵＋ホーミング核爆弾＋レーザースナイパーで即死します。 正直どうにもならないのでコンティニューするしかありません。 ボダラン等を見て敵の動きとか研究した方がいいと思います。 パワーアップは地味すぎてほぼ意味がありません。つけても外しても体感は変わりません。 他の方も言っていますがNot Work状態です。 レベルアップすると体力が上がりますが、その時に追加でボーナスＨＰが得られる、というスキルは１段階につきＨＰ＋１です。ラスボスの段階でレベル８でしたので＋８が最低値です。 敵の攻撃は一発８０以上あるので＋１０とか言われても殆ど機能してません。 パワーアップはすべからく＋１％とか＋１とか雀の涙ですので、全部ＭＡＸと全部無しだともしかしたら少しは違って感じられるのかもしれません、というぐらい効果がありません。 そのぐらい強くなる頃には敵の方が大変な事になっていると思いますので、果たしてパワーアップの意味はあるのかどうか疑問です。 武器のパワーアップは確かに強くなりますが、まともに材料を集めようとしたら１年ぐらいはかかりそうなのでこれは無理だと思いました。 これも別の方が書かれているのですが、このゲームには何も新しい物は無い。というのが言い得ている表現で、本当に地味な苦行です。 週間プレイヤー数が３～５人という現状を見ても納得してしまいます。 ラスボスは運が８割占めますが、もし運良くボスが中空に位置してくれて、運良く武器庫にレールガンとかが入ってて、運良く弾が５０発とか入ってたら倒せるかもしれません。 現在見つかる攻略動画は１．０４版ですが、その後変わったらしく、現在の１．１３では、第二段階の攻撃が大鎌プーメランのホーミングが超強化され、更に連射する様になっていて外道具合に磨きがかかっています。 また、第一、第三段階の避けられない扇弾も連射する様になっていたり、着爆スナイパー攻撃は３回、５回の時に絶対にプレイヤーを狙う様になっている為、必ず３と５はダッシュしないといけません。 ただし扇弾に関しては、ボスがある程度の高さにいれば、ボスの真下に軸合わせをすれば中心と右の一発の間に潜り込めます。ボスがこの高さにいる時が数少ない勝利のチャンスです。 ボスが地面にいたり画面外から攻撃してきた時は、即ＱＵＩＴ　ＧＡＭＥしてやり直した方が良いです。 手持ちにマシンガン残弾ゼロとかもやり直した方がいいです。 お手玉攻撃は変わって無いので、強化された扇弾と爆裂スナを避けられれば、第二段階で何人死ぬか次第です。 自分の様に買ってしまったが、クリアせずに詰むのは負けた気がして悔しいという方に、ラスボスで勝てるかもしれないというポイントだけ書いておきました。 旧バージョンの動画でもコントローラー投げてますが、開発者としてはラスボスは無傷で倒せるという事らしいのでもう好きにすればって感じです。 最近モンハンとボダランやってたので、どちらも本当にいい作品だなと改めて感じました。 とりあえずやっつけたぞ。

初回クリア時のVer.は1.13。チャレンジを行いつつシナリオを進めたので初回クリアまで9時間ほど、全実績解除には67時間要しました。Rebirth(転生)は高位ほど周回周期が短く、初周回は20時間ほど必要でした。 [h1]Pros:[/h1][list] [*]自動難易度補正と周回による強化のリプレイサイクル [*]回避操作に集中できるオートエイム機能 [*]派手な攻撃スキルとアクロバティックな回避挙動によるメリハリと操作性 [*]強化アイテム取得を支援するスコアアタックを兼ねたチャレンジモード [*]1つの肉体に魂が同居し、その変容を描く魅力的なシナリオ [*]処理落ちを感じさせない徹底した最適化[/list] [h1]Cons:[/h1][list] [*]ターゲットした敵へのカメラ補正が強過ぎる [*]やや難解な英単語[/list] [h1]プレイヤーに応じた難易度を提供するリプレイ性に長けたアクションゲーム[/h1] 　Seraph(セラフ)はSeraphimの単数系であり、「天上位階論」によれば全9階級のうち最上位に位置します。三対六枚の翼を持ち、神への愛で全身が燃えていることから日本語では熾天使と記述。神が自らを模して創った人間に対し、天使は階級が高ければ高いほどおよそ人ならざる姿形となっている点は興味を引きます。「失楽園」での記述にあるミカエルを筆頭とする四大天使が第8位のArcAngelでありつつも熾天使とされるのは、より下位の天使ほど人の姿に近く、人間の住む物質界へのアクセスを容易としている特性を利用した布教上の優位性に違いないと私は見ています。 　Seraphの物語はそれ(雌雄の差異がない)が評議会の決定事項に背き、とある国家の独裁と弾圧による未来を予見して単独主犯を暗殺しようと物質界へ降りることを企てた事に端を発します。高位の霊体が物質界に留まるためにはVessel(器)が必要でした。その対象に選ばれたのが、アラビア海から120マイル内陸にあるKahranistanのJursanという田舎に住む信心深い女性Talia。彼女は日々の営みで彼女の意識にしか聞こえない声、という誰にも理解されない悩みを神父に打ち明けます。やがてそれが気のせいなどではないことを知り、使命感から自らの肉体を貸し出すことを承諾したのでした。その決断こそが、1980年代から現代に至る数十年彼女を縛る悪夢の楔となることを知らずに。 http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=857436531 　SeraphはUnityエンジンを使用したステージクリア型の横スクロールアクションゲームです。ステージのどこかにいるボスを倒すか、悪魔を呼び出す結晶を破壊することで次のステージへの扉が開くようになります。天使の名を冠するCorangelus IIと呼ばれる巨大な収容施設に何故悪魔が跋扈するようになったのか、自らの身に何が起きたのかを探りつつ、施設から脱出することが目的となります。 　プレイヤーは基本装備である威力微弱かつ弾数無限の二丁拳銃、強力ながらも弾数制限のあるサブ武器、そして強化によって威力が上昇していく奇跡を行使して敵対する悪魔を倒していきます。また最初から二段ジャンプ、壁キック、Blinkと呼ばれるリキャスト式の短距離無敵移動、Smiteと呼ばれる攻撃力は無いが発生中無敵の大悪魔を屠るエクソシズムが行えます。[u]銃火器による攻撃は特に敵を狙わなくても自動で捕捉してくれる[/u]システムのため、回避や位置取りを意識しながら戦うことができます。補助的に敵を手動でターゲットすることでカメラが敵方向に補正され集弾率における攻撃ボーナスを得ることも可能ですが、上下のカメラ移動が発生した際に身近な範囲が映りづらく、やや調整不足な点は否めません。 http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=857436508 　システム的な特徴としては、[u]各ステージの形状、敵の種類、置かれた装備などは全て自動生成される[/u]点にあります。武器や装備が収容されたラック、ライフの回復やサブ武器の残弾数を補給するコンテナ、第三者の視点でこれまでの経緯が記録されたログなども存在しますが、最初のシード値によって生成が固定するため、その後の展開は決まったものになります。卓越したテクニックを持たない限りはクリアが難しい状況に陥ることも稀ではありません。 　また[u]敵の攻撃を受けることなく進めていくと自動的にDifficultyがどんどん上昇していき、敵の攻撃がどんどん極悪になっていく[/u]のも特徴です。より上位の難易度になると敵の基礎パラメータ上昇に加えて複数の追加能力が付与され、こちらの物理攻撃を反射したり誘導弾を複数放つなど、同じ敵でも倒すことが難しくなります。特にDifficulty4.0を超えた辺りから登場するEliteはダウン時にSmiteを行わない限り消滅させることができず、何度でも蘇えるので厄介です。 　どんどん強くなる敵に対抗するための強化も面白く、リプレイを促す要素としてうまく機能しています。それらは主に以下の4つの方法に体系化されます。Shardによるパッシブ能力強化、悪魔素材からの装備/発動型スキル強化、レベルアップ時の選択型スキル獲得、転生による基礎能力の向上です。[u]レベルアップに伴うスキル以外は全て持ち越すことが可能[/u]であるため、行き詰ってもいずれは打開する力を得られるデザインとなっています。 　低いDifficultyだと強化用のアイテムがなかなか手に入らないのですが、それらを補うためにスコアアタックを伴うチャレンジモードが用意されています。こちらには毎日お題が変わるDailyと1週間でどれだけ深部まで潜れたかを競うSurvivalがあります。各自の試行結果であるスコアがリーダーボード上に貼り出され、上位からレア素材を得ることができるようになっています。プレイヤースキルや装備が充実していればいるほど上位に入りやすく、転じてゲーム内の成長周期も早くなる傾向があります。参加するだけでも素材を得ることができるので極力参加した方が得です。 　開発のDreadbitはUKの会社であり、私も名前は聞いたことがありませんでしたが、インゲーム挙動からかなり開発力の高い会社のように見受けられます。起動直後のロゴも全てスキップさせてくれるなど、ユーザーフレンドリーな作りをされているところも好感が持てました。アクションゲームが下手であっても、周回と強化を重ねることで悪魔を討ち滅ぼす力を得るデザインにも好感を覚えましたし、次々と湧き出る悪魔の群れの攻撃を紙一重で躱しつつ殲滅した際の爽快感とゲーム性は保証します。アクションが好きならオススメです。