VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action のレビュー

ゲームシステムが分かりづらく不親切で、しかもテンポを損ねています。 正しい材料を正しい順序で選択してカクテルを作るのですが、とても面倒くさくテンポを損ねています。 試行のたびに材料を選択して、違ったら最初からやり直し。うーん……。 ストーリーは評判が高いので、この謎システムを採用しなければよかったのに。

ゲーム性、ゲームシステムといった言葉が説明に散見されますがゲーム性はほとんど無く、ストイックなビジュアルノベルのように感じました。 残念ながら自分には合いませんでしたが、トレーラーの雰囲気だけである程度楽しめた人なら楽しめると思います。

実績コンプしたのでレビュー。 いい感じのサイバーパンクなストーリーをゆるく楽しむことができました。 周回する方は、ctlキーを会話中に押すと幸せになりますのでご参考までに。 実績コンプはそこまでおすすめしません。 よかったところ ・ピクセルアート。雰囲気のあるいい絵でした。 ・ストーリー。先が気になる上に、考察の余白がちょうどよくて、楽しめた。 ・キャラクター。それぞれの背景や固有の価値観が上手に表現されていて、人間味？が感じられて愛着が持てた。 イマイチだったところ ・ルート分岐や隠し要素の条件。調べないとわからんだろという気持ち。ヒントがあってもいいんじゃないでしょうか。 ・ミニゲーム。ふつうにやってたらそもそも気が付かないミニゲームをプレイしてクリアするという実績がある。これがあまりに理不尽な難易度で、達成感も特殊セリフもない。横スクSTGで被弾後無敵時間なしはやばすぎ。攻略動画探してやったほうがいい。それでも難しすぎるけど。 ・操作性。後からショートカットキーがあるのを知ったが、それでも操作性悪い。5種類の材料を混ぜるアクション要素にほとんどの時間を使うが、qwertがそれぞれ材料というのが直感的じゃなさすぎる。マウス操作もドラッグでいれるのが煩わしい。クリックで入れてくれ。 ゲームやりたいけどやりたくないなあーという気持ちの時に楽しめる良ゲーでした。 新作もいつの日か出るらしいので楽しみにしています。