Space Pirates And Zombies 2 のレビュー
究極の母船を設計し、改良しよう。200人の個性豊かな艦長たちが暮らす、永続的な生きた銀河を探検しよう。ゾンビの感染から生き残り、ゾンビと戦いましょう。同盟を作り、自分の派閥を作ろう。帝国を築き上げよう。サンドボックスモードも搭載。
アプリID | 252470 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | MinMax Games Ltd. |
出版社 | MinMax Games Ltd. |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, フルコントローラーサポート, VR対応, Steam トレーディングカード, 統計, トラッキングコントローラーサポート |
ジャンル | インディー, ストラテジー, アクション, シミュレーション, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 7 11月, 2017 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | French, German, Simplified Chinese, Russian, English |

71 総評
56 ポジティブなレビュー
15 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Space Pirates And Zombies 2 は合計 71 件のレビューを獲得しており、そのうち 56 件が好評、15 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Space Pirates And Zombies 2 のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
1134 分
このゲームはつまらないですか?→ いいえ
このゲームは素晴らしいですか? → いいえ
このゲームをおすすめしますか? → いいえ
前作は絶妙な面白さを有していましたが、比較するものでは無いようです。本作もつまらないわけではないです。
👍 : 6 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
8432 分
とりあえず1と同じものとは思わないほうが良いかな。体験版しかやったこと無いけどほぼ別ゲー。
[h1]ストーリー[/h1]
すまんがわからん。太字気味なフォントをGoogle先生が認識できずいちいち修正が必要なので翻訳できなかった。最初の頃は自力で読んでたけど、あまり興味が持てなかったので即スキップ。ログはいつでも見られるし。
長々とした会話の最後に黄色でチュートリアルやto doがつく。まあルールはミッションこなしてるうちに割と簡単に覚えられた。
[h1][/h1]
基本的には資源漁ってー装備買ってー敵倒してー装備漁ってーレベル上げてー敵の基地倒してー自領にしてーの繰り返しになる。と言うかほぼそれしか無い。敵や基地のレベルもプレイヤーに依存するので、レベル上げないといい装備は手に入らないがレベルあげると敵も強くなるので無双はあまりできそうにないかな。
[h1]自機と艦載機のカスタマイズ[/h1]
今作の一番の特徴はコアブロックと装備ブロックを組み合わせた母船のカスタマイズだろう。前後左右に何かを付けられるサブコアを次々付け足していくことで船を大きく、そして能力を向上させられる。ブロックはそれぞれ能力が違い、特に能力の高いレアなどトレハン要素あり。
装備ブロックにはレーザーとかミサイルとかの武装が付いているが、ブランドや武装によって武器のついている場所と向きが違う。丸っこいレトロ宇宙船タイプの船首のレーザーは全方向対応だが、三角の戦闘機タイプの船首だとトサカが邪魔で右180度しか撃てない、などの違いがでて、デザインと使い勝手の両立は実に難しいことになる。
[strike]また普通にきれいな形にしようとコアを2x4とかに並べると、角以外はコア一つにつき一つしか武装が付けられず武装も能力も足らないという問題も存在する。だから効率的に強化するにはI型、逆T型、U型にせざるを得なくなる。もし周囲のコアの能力を自分にも乗せるというコア同士の相乗効果のフィーチャーがあったなら、装備が少ない代わりに能力が高いという特徴もつけられたのだが…。[/strike]
20/06/08追記:その後のアップデート追加されたのか?気づかなかっただけなのか?少なくとも今は相乗効果アリ。しかもその効果は武装パーツの性能や攻撃力にまで波及する。これにより前述の砲塔の向きに加え、どこのコアにつけるかという選択肢も生まれ、ますますデザインが難しくなったが、方向性の自由ははるかに増したね。
艦載機はレベルアップによるアンロックと敵がドロップする設計図を集めて作る。こちらは決められた武装のうちから選ぶという形になる。対シールド?対ヘルス?レーザー?ミサイル?好みでおkおk。個人的にはドローンてんこ盛りオヌヌメ。蜂のように群がって面白いほどシールドとか剥がしてくれるぞ。採掘でも大活躍だ。
アンロック後も設計図を集め続けると機体のレベルが上がってやや強くなる。とはいえ武装の関係もあってLVの高い敵が落とす高ランクの機体を超えるほどにはならないが。
[h1]海戦風の戦闘方式[/h1]
戦闘画面はトップビューと3Dをワンキーで切り替え可能。上下移動のない海戦風の平面戦闘はRebel Galaxyを思い起こさせた。今作では自機がとても重いので2Dで戦うのは苦痛かも。3Dのほうが迫力あるしね。私はドローン使った採掘でしか2Dは使わなかった。
今作操作するのは母艦だが、前作同様艦載機も可能だ。ただ母艦と機動力が違いすぎて操作設定を変える必要がありそうだ。
船にはシールド、装甲、ヘルスという3つのゲージが有り、武器にもそれぞれに対する効果率が設定されている。まず対シールド武器でシールドを剥がさないと何もダメージが入らない。その後装甲とヘルスのどちらを減らすかはお好みだが、ヘルスを減らせば轟沈、装甲を減らすとパーツがボロボロと外れていくのでちょっと気持ちいい。海賊をダルマ状態にしてNDK?NDK?した後で無慈悲に刈り取るのが宇宙の嗜み。まあそこまでやる前に轟沈するけど。当然落ちた装備はドロップ品として得られる可能性がある。逆もまた有るけどね…。
最も警戒すべきは敵のミサイルだ。敵多すぎてやばすぎ、と距離を取ろうとしても次々ミサイルが追ってきてエンジン剥がされてしまうからだ。
つまり対シールド武器、対装甲orヘルス武器、対ミサイル防衛の3つは必須といえる。私はそのうちの対シールドを艦載機に任せて自分はひたすら装備剥ぎしてた。NDK?
[h1]イマイチな?国取り要素[/h1]
5大勢力と海賊が資源や領土を奪い合う群雄割拠な国取り物なあたりがMount&Bladeのようだけど、交易や内政やクエ要素などは残念ながら一切なく、あまり国取りする気になれなかった。配下が増えてもみんな集めて遠征とかできないし、勝手に領地を伸ばしてくれることもない。開拓はプレイヤー自らやるか、賞金をかけなきゃやってくれないのだ。指示待ち世代かチクショウ。
さらに領地もレベルだか時間だかで育ち、売ってるパーツも良くなるが、育った敵領地を奪ってもまた1から育て直し(売ってる装備もショボくなる)になるので、むしろ奪わないほうがマシに思えて国取りをやめてしまった。
なおNPCは揃いも揃ってヒャッハー面かゾンビ面ばかりであまり仲間に[strike]したくn[/strike]するのも気が引ける連中ばかり。タイトルに偽りなしだね!
[h1]ゾンビにはもううんざり[/h1]
私は外国人ゲーマーがアニメ絵にうんざりするのと同じくらい、ゾンビにうんざりするタイプなためゾンビが出てきた辺りで一度手が止まってしまった。あいつらどんどん増えやがる。しかも普段遅いくせしてすっ飛んで加勢しに来やがるから、増える→加勢されやすくなる→倒される→増えるの悪循環が起こっていた。
少しでも減らそうと少なくないRezを消費して助けても1人除染してるうちに3人汚染される始末。埒が明かないのでボス倒してあとでゆっくり減らそうとしたら、ボス死ぬと全ゾンビが浄化してしまって一気にやることがなくなってしもた。極端なんだよ…。せめて加勢し難いようにしてほしかったね
戦闘は楽しかったし、追い剥ぎトレハンも楽しんだが、ゾンビ、領地や勢力など少し作り込みが甘い気がした。したがってサンドボックスモードはイマイチやる気が起こらんかった。個人的に実に惜しいと思う
2020/06/08追記:今はむしろサンドボックスしかやる気しないw(noゾンビとかレベル超上がる設定とかできるので)しかし国盗りに虚しさしかないのは相変わらずなんだよね…
👍 : 17 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
4893 分
v0.8.0時点
リリース直後にプレイしてから間が空いていましたが、
アップデートでプレイ感が少し変化したので書き込みます。(初期くらいからv0.8での変化)
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-アップデートにより、前作のような随伴艦のカスタマイズが可能になりました。
これによって、随伴艦も空母としての能力を得て、よりいっそう航空戦術が優位に・・・。
あるいは、随伴に航空戦をさせて、自分は砲撃装備で暴れまわることも可能!
遊びの選択肢が大きく広がりました。
-旧Verでは燃料にあたるRezの枯渇が心配でしたが、それを補うミッションも補完されています。
-機体をカスタマイズする際、以前は無理やり狭いスペースに詰め込むことも出来ましたが、現在は不可。
これにより、以前よりも機体構成に悩む時間が増加(より戦略的な難易度になったと解釈)。
-宇宙海賊の拠点が、潰すと別エリアに移動するようになった。
これによって、各勢力とも拠点が略奪されやすいなどと言うエリアごとの不利が緩和。
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プレイした時の“感覚”の話をいたしましたが、
相変わらず、戦闘時は割と一方的にやられるかやられるかと言う印象で、戦略MAPも単調といえば単調。
海賊のアジトが移動するようになって、いよいよ地の利と言う感覚が薄くなったと感じます。
ゾンビの進行が以前より弱くなったような(気がする)ので、内政(?)に精を出すことも楽にはなりましたが、
MAPがもっと複雑な様相になると、戦略的により楽しめるかなぁとは思いますね。
しかしながら、戦闘レベルにおいては現在着実に改良されているようですし、やりごたえは確実に上がっています。
これからも楽しみです!
👍 : 11 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
3829 分
[h1]宇宙海賊、戦艦、ミサイル、ビーム砲、そしてゾンビ![/h1]
男の子の大好きな要素全部盛りなSpace Pirates And Zombiesの続編、2作目です。
無料のデモもあります。
オススメ。
現代的なグラフィックに生まれ変わり、Rez採掘やgoons収集の手間も排除されてとても遊びやすく、リサーチはレベルアップに一本化、という遊びやすさ全振りの好感の持てる正統派次回作です。
なので、無理して1をやる必要はありません。(でもこのゲーム1本のデベロッパみたいなので気に入ったら遊んでみて)
まずはキャンペーンをガイドに従って遊んでみて、気に入ったらダメージや経験値倍率など細かくカスタマイズできるサンドボックスモードを遊ぶ、といった遊び方が推奨されています。
キャンペーンはゲームの内容を順に解説する親切なつくりなので、まずは遊んでみることをオススメします。
[h1]どんなゲーム?[/h1]
パーツを組み合わせてカスタマイズ可能な母艦1隻と、装備を選択できるプリセットの僚艦4機の合計5隻の艦隊で宇宙を探索したり戦ったりするゲームです。
宇宙基地を建設して宇宙領土を作って宇宙帝国を作り上げることもできます。宇宙領土からは直接上がりを徴収するほか、宇宙領主を配置して10%の宇宙税を首都に集めさせることもできます。
■宇宙船のカスタマイズ
ひとつのコアに、レベルアップで解禁させるサブコアをくっつけて船体を構成し、そこに武装のついたパーツをくっつけていく、といった感じです。
パーツは武器と機能を兼ねていて、例えばエンジンにも武器は着いてます。
パーツは大きさが1~3マスあり、接続先のコアが同じだけ並んでいないとくっつきません。
基本的に3マスのパーツが強力なのでサブコアの構造は細長い棒状にすると沢山のパーツがつけられて強いのですが――
・コアシナジー
サブコア同士を接続するとシナジーが発生して性能が上がり、シナジー持ちのコアにくっつけたパーツも性能が上昇します。
つまり、IやLやTなどといったStick型にして沢山のパーツ(と武装)をつけるのか、3x3などのBrick型にしてシナジーを持たせるのか、といった戦略が考えられるわけです。
基本的にはパーツの揃わない序盤はBrick型、お金と武装が揃う中盤以降はstick型がいいようです。
最終的な性能は総合的にはそれほど差はなく、攻撃力のStick、速度と耐久のBrick、といったところです。
なお速度は非常に重要で、敵も僚機を持っており、戦場には母艦4隻まで入るので3対1ともなると10機以上の僚機から逃げつつ戦う必要があります。
■僚機の設定
プリセットされた船に武装をカスタマイズして、レベルアップで解放できるコストを払って呼び出します。同時に展開できるのは4機までです。
今作では1度の戦闘で呼び出せる数が上記のコストで制限されており、大型船を無限に呼び出すようなことはできなくなっています。
僚艦は装備スロットが固定なものの、母艦が装備できる武装はすべて使えるので艦隊としての攻撃力では母艦を大きく上回ります。
■戦闘
武装は概ね自動攻撃です。射程距離に入ると撃ってくれます。
偏差射撃くらいはしてくれるので狙いもわりと正確です。
使用する武器を指定したり、自分で攻撃することもできますが、ターゲットを指定するくらいにとどめておいたほうが有利でした。
■買い物
ステーションを飛び回ってあつめてもいいですが、メイン画面左下のお買い物メニューから宇宙中のお店の商品を検索して届けてもらうことができます。
お届けは50%の配送料が掛かりますが、お金さえあれば確実に手に入るので中盤以降お世話になることでしょう。
[h1]序盤のガイド[/h1]
序盤が一番しんどいゲームです。
■設定
設定からダメージ値やUIの数字は表示した方が遊びやすいと思います。
■資源の回収
資源は最大までチャージされると収穫量が2倍になります。
■他勢力の資源
その辺の資源を集めたくなるかもしれませんが、ほかの勢力下にある(色のついた)場所に手を出すと不興を買います。
白い所を地道にあさる、アリーナのlvl1を順に荒らす、海賊と戦っているところに加勢して見てるだけ、などと言った方法で身を立てるといいでしょう。
■アリーナ
アリーナをクリアするとrepが上がり、資源ももらえます。負けても失うものは何もありません。
アリーナで使う船は5-6種類あり、接近戦闘に特化したものから空母タイプまで色々あります。参考して武装を決めてもいいでしょう。
勝てない時は単にレベルを上げる必要があります。レベルアップで手に入るperkで、シールドの容量を増やしたり攻撃力を上げたりしましょう。
■ジャンクパーツ
ジャンクパーツはただで無限にもらえるので、レベルアップしたけどパーツがない、といった時には近くのステーションを尋ねてみましょう。
ただし、ジャンクはジャンクですので過信しないように。
オススメ。
👍 : 9 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
2231 分
SPAZ期待の2作目で見下ろし&TPS視点のシューティングゲームです
1作目と違う所が多すぎるので、雰囲気だけ1作目と同じと旧作経験者は思って下さい。
今作は船が好きに作れるので、近接攻撃船や超大型空母なんてのもイケます。
船は、船体ブロックのコアブロック1マスにサブコアブロック1マスをつけて大きく堅くし船体ブロックに、船主兵装、左舷兵装、右舷兵装、エンジン兵装を取り付けて強力な船を作成します。
各兵装ブロックは1~3マスとなっており、船体の作り方によって兵装が何個つくかも悩みどころです。
ワールドマップでは、戦国物みたいな勢力がわかれて1拠点毎に資源が取れるようになっています。
海賊がいたり、勢力同士で戦いあっていますが、この宇宙戦国時代を勝ちあがる為、船を強化していきましょう。
マップ移動にREZが必要で船を動かすのに十分な人員やREZが足りない・戦利品等で重量が重すぎるとマップ移動がとても遅くなってしまいます。もちろん、船体が強化されて巨大戦艦となった際も鈍重になります。
戦闘では、1戦闘には4隻まで参戦可能で拠点等の要塞も1隻カウントです。
レベルアップ時にPERKを選択出来ますが、結局全部取得する事になるので好きな順番で取っていくのが良いと思います。
拠点作成時は、特色を選ぶ事が出来ますが好きにして大丈夫です。得意なパーツが拠点毎に決まっているので、全てMAXにするには3パーツ(左右ウイングは1つ換算)x4拠点確保する必要があります。
操作やチュートリアルが分かりにくいままスタートですが、特に英語ヘルプを見る必要は無いかと思います。
👍 : 18 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
16701 分
ようやくリリースの続編。1の空気はそのまま受け継いでいるもののかなりシステムが変わりました。
以下比較点を。
・操作にTPSモードが追加。ですが上下移動はなく平面戦闘のまま。従来のトップビューでもプレイできますがTPSモードのほうが全然やりやすいです。艦を構成するパーツと相手の位置関係によって攻撃の可否が変わったり、被ダメージでパーツが外れたりするので戦略性は大幅にあがりました。
・構成から何から好きにカスタマイズできるのは自艦のみで、あとは武装だけカスタマイズできる1の小型艦などを最大4隻まで随伴可能。カスタマイズは非常に自由度が高いですが一隻で必要な機能(シールド対策・ミサイル対策・HULLダメージソース)をほぼすべて賄う必要があるため、あまり極端な武装設計はしづらいです。
・各パーツにグレードが存在しより強力なものを収集していくトレハン要素あり。
・マップはルートや障害物もなく自由に移動可能ですが敵対している相手からは喧嘩を売られることも。
動作も安定してますし最後まで遊べますしcoopが未実装なだけで現時点で正式リリースでもいいのではと思うぐらいの完成度でした。
変更点が変更点なだけに1が好きだったという人に無条件でオススメはしづらいですが、自分はこれはこれですごい面白いです。
👍 : 35 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
280 分
世界観は1作目と共有しているが、ゲームとしての中身は別物。1作目からの地続きとして見ない方がいい。
[h1]■概要■[/h1]
宇宙を舞台にしたシューティングゲーム。外観はストアページの動画の内容通り。
Mount&Bladeのようにキャンペーンマップでは各勢力に所属する無数のユニットが活動しており、他のユニットに接触することで対話(戦闘含む)が行われる。
プレイヤーは戦闘や売買を通して船のパーツを入手し、ブロック単位で船をカスタマイズして強化。強化した船でキャンペーンマップを放浪しながら諸勢力の抗争に参加していく。
黙々と集めたパーツで船をカスタマイズするのがこのゲームの全てで、戦闘も含めて他は全部おまけと思っていい。
[h1]■良い点■[/h1]
[h1]親切なチュートリアル[/h1]
日常生活で見かける簡単な英単語さえ分かれば、英語自体は苦手でも操作方法と進め方を理解できる。
ただし、ストーリーを追うためには英語を読解する能力が必要。
チュートリアルに限らず、プレイしていて「不親切だ」とストレスを感じる部分はなかった。
右も左も分からず英語も読めないユーザーでも遊べるよう、丁寧な導線を敷いている気配りは素晴らしい。
[h1]プレイヤーの勝手気ままに遊べる[/h1]
「アレをしろ」や「敵が強くなる前に準備を滞りなく進めきゃいけない」といった急かされる要因が無く、プレイヤーの自由なペースで好きに道草しながら遊べる。
[h1]船のパーツを戦利品で拾ったり、買うことでブロック単位でのアセンブルができる[/h1]
このゲームのメイン要素にして全て。
この過程が楽しいと思えるならば続くし、他の要素において物足りなさを憶えるなら直ぐに飽きる。
[h1]キャンペーンの設定を非常に細かく調整できる[/h1]
キャンペーンだけでなく、戦闘バランスの調整もできる。
そしてこのゲームの看板であるゾンビ君を登場させないようにもできる。
なんでそんな設定をするかって? [spoiler]ゾンビの存在がこのゲームの魅力になってないからだよ。[/spoiler]
[h1]■悪い点■[/h1]
[h1]単調なキャンペーンマップと、退屈すぎる戦闘[/h1]
敵にカーソルを合わせ続けて攻撃ボタンを押すだけ。敵を落したら次の敵に同じことをくりかえす。
戦闘は終始これだけで、あとはシールドをブーストするボタン押すか加速するぐらい。ミサイルも艦載機も垂れ流し。
キャンペーンマップもユニットがそれぞれ好き勝手動いているだけなので、戦略性は無い。ただキャンペーンの単調さに関しては、プレイする側のロールプレイでいくらでも補完する余地はある。完全に浮いているゾンビの存在を除けば。
[h1]地味なエフェクト[/h1]
装備をこつこつ集めても、地味なエフェクトと戦闘自体の退屈さのため、強くなった実感が全くしない。
同じ宇宙モノのRebel Galaxyもゲームとしては価格相応の単調さであるが、派手なエフェクトのお陰で向こうの戦闘は楽しかった。
[h1]差異が乏しいデザインと、ゲーミングデバイス並に光る船[/h1]
船をパーツ(ブロック)単位で構築する関係上、どうしても各勢力間の船のデザインに大きな差異がなく個性に乏しい。
例えばAの勢力の船は無骨な外見で利便性のみを追及している、Bの勢力の船は曲線美に先進さを感じさせる、といった船の外観に基づく印象がない。
代わりに、その勢力間の差異を際立たせるための工夫として「色」を強調したと思われるが、眩しすぎ。
「退屈な戦闘」「地味なエフェクト」「魅力に欠ける船のデザイン」、SPAZ2の戦闘はこれらが折り重なっており、シューティングゲームとしての楽しさを期待すると苦痛しか返ってこない。
冒頭で「黙々と集めたパーツで船をカスタマイズするのがこのゲームの全て」と述べたのはこのため。このゲームの戦闘は、カスタマイズした船の性能を確認するための只の結果に過ぎない。
[h1]ゾンビの存在[/h1]
キャンペーンモード中、一定時間が経過すると新たな勢力としてゾンビが出現し、その勢力を瞬く間に拡大させていく。
無差別に猛威を奮うゾンビの存在は知的生命体全ての敵。ここはひとまず勢力間で争うことをやめ、共同でゾンビの撃退にあたるべき…のはずなのだが、このゲームでは全くそういう光景が見られない。
勢力間で共闘する気がないどころか、ご近所にゾンビが引越してきても退治する気すら無い。
SPAZ2におけるゾンビは驚異的な感染力を有するから蔓延するのではなく、既存の勢力がゾンビをほぼ無視といっていい程に放置しているから勝手に殖える。
勢力間での小競り合い・領土争いは年中無休でするのに、ゾンビには無関心。無関心なのをいいことに殖え続けるゾンビ。
SPAZ2のストラテジー要素だけを切り取って考えると、ゾンビはいない方がむしろゲームとして成り立っている。
[h1]■結論■[/h1]
Mount&Bladeのように諸勢力が抗争を続けるキャンペーン。豊富なパーツ。それを集めて船を自在に組み立てられる。新たな勢力として無差別に侵略してくるゾンビ。
いずれもひとつひとつ個別で取り上げれば魅力的な要素だが、それら諸々の要素が相互の連携を全く欠いており、「面白いと思った要素を盛り込んでみただけ」で終わってしまっている。
SPAZ2をプレイしていると、むしろ1作目のSPAZが懐かしくて遊びたくなる程度に、SPAZ2の戦闘の退屈さと変化の乏しさはモチベーションを低下させ、プレイの継続を困難にさせる。
結果、どの層にも勧められるゲームではないのでサムズダウンにした。価格が2,000yenである以上、過度な期待を寄せるのは酷ではあるけど、もしひとつひとつの要素が相互に補完しあっていれば多くの人に勧められる名作になりえただろうに残念である。
👍 : 19 |
😃 : 1
否定的