HUMANKIND™ のレビュー
Amplitude Studiosの最高傑作『HUMANKIND™』は、人類史の物語を一から書き換えるストラテジーゲームで、文化と歴史と価値観の組み合わせにより、プレイヤーが独自の文明を作り出すことができます。歴史はどこまで変えられるか。
アプリID | 1124300 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | AMPLITUDE Studios |
出版社 | SEGA |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, マルチプレイヤー, PvP, オンラインPvP, Steam トレーディングカード, レベルエディターを含む |
ジャンル | ストラテジー |
発売日 | 17 8月, 2021 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | Portuguese - Brazil, French, Italian, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Russian, English, Korean, Polish, Turkish |

129 総評
98 ポジティブなレビュー
31 否定的レビュー
スコア
HUMANKIND™ は合計 129 件のレビューを獲得しており、そのうち 98 件が好評、31 件が不評です。総合スコアは「」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、HUMANKIND™ のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
3254 分
HUMANKIND
Civilizationと言うと、普通はSid Meier's Civilizationシリーズを指しますが、Avalon Hill Civilization(日本語版、ホビージャパン文明の曙)のボードゲーム(PC版英語版や日本語版もでた)が頭に過るんですよね。(つかみの雑談)
Sid Meier's Civilizationシリーズみたいなゲームです。
オリジナルのファンタジー世界観のENDLESS Legendの4Xシステムを、人類史をコンセプトに作り替えたゲームです。
ゲーム感覚はSid Meier's Civilization: Beyond Earthの方に近いかも。
日本語には対応しておりませんが、日本語化MODがあります。
2025年2月では、だいたい8割方翻訳は完成しておりました。
システム的な部分はほぼ日本語になっており、日本語版と言って差し支えありません。素晴らしい。
有志に感謝いたします。
この日本語化はアーカイブ(アセット)まるごと配布されているため、別のプログラムでアーカイブを書き換えずに利用できるので、手間がかからずありがたいです。
4Xゲームは今となっては特に目新しい事もなく、淡々とマイクロマネジメントするゲームだと思っています。
こつこつ神風型駆逐艦を建造して積み重ねたものが、突然、大和型戦艦に進化させ、いままでこっちをいち゛めていた敵を薙ぎ払って、お俺TSUEEEするゲームですかね。
どんな例えだ。ぽけぽけのぴかちゅうEXで例えるべきだったか。
このゲームの特徴は毎ターンマネジメントする都市を多数管理しなくて済むシステムです。
地域には1都市しか作れないし、地域や都市同士を合体できるので、ゲーム後半、都市ぽちぽちの手間を減らす事が可能です。
この辺りはENDLESS Legendと同じですね。
このお陰で、しばらくは1都市だろうし、最初は2~3都市でしばらく運営する感じ。
大マップでも、終盤まで都市は1桁です。
都市数でのペナルティもありますし、都市に自動管理がないので、手間減らすために、自然と減らす方向になります。
さらなる特徴は、ぶっ飛んだ値設定ですかね。
最初は1ゴールドで生きていますが、10ゴールドになり、100ゴールドになり、1000ゴールドになり、10000ゴールドになります。
文明が進むと技術が次々に解禁され、指数的に値も上昇していきます。
これは、ゴールドだけでなく、食糧も生産も研究も全てそんな感じです。
そして建造物とかも作れば作る程、同じ建物でも多くの歯車を要求します。
最初は数十歯車でも気が付けば万歯車。これ、世界遺産とかではなく、ただの建造物で、です。
このゲームは、細かいゲームバランスは考えては駄目です。
ただ、それがつまらない訳ではなく、指数的跳ね上がりは、即、俺TSUEEEに貢献するので、まあゲームとしては面白いです。
まあ、それが仇となってAIにボーナスを盛りすぎると、研究も生産も軍隊もAIに追いつけず、AIからボコられますけど。
残念な点は、このゲームの移動システムはAIとプレイヤーは対等ではなくて、わかりにくいところです。
このゲームはターン制のCivilizationなゲームではなく、同時移動制のENDLESS Legendなゲームです。
同時移動と言っても、シミュレーションボードゲームでお馴染みのお互いプロットして同時実行と言う対等なシステムではありません。
ENDLESS Legendと同じ独特のシステムで、癖がある移動システムです。
同一ターンに、AIが先行で移動攻撃できて、その後プレイヤーが移動攻撃して、最後に先行で移動しなかったAIユニットがプレイヤーの移動に応じて移動攻撃できる、文字だとわかりにくいシステムです。
AIは常に先行で移動して攻撃できる権利を持っています。
AIはプレイヤーが状況判断して行動を指示するよりも前に、ターン開始時に即、人間よりも速く指示して先に行動する事が可能です。
同時移動制なので、AIより先に動かすのはシステム的には不可能ではないのですが、コマンド指示の速度が違い過ぎるので、常にAIが先に動く事になります。
有利だと判定すると、このシステムのため、ターンが開始した瞬間に、プレイヤーより先行で攻撃してくるので、高難易度ほど先制攻撃され不満がたまる。
これは面白くないが、AIがプレイヤーの足を引っ張るには良いシステムでもある。
逆に、AIは有利な時にしか先制攻撃してこないとも言えるので、
プレイヤーが大きな兵力を持っている状態だと、AIはまったく移動せずに、都市にこもったまま一方的にプレイヤーから攻撃を受けがち。
都市はそこそこ固いので防御有利とは言え、プレイヤーは遠距離攻撃だけするのも可能だし、包囲も可能なので、まあAI側が一方的にやられるだけでしょう。
組織化戦術の研究をすると(戦闘の開始前に)増援できるようになるので、プレイヤーが先行させた少し弱めのユニットをAIが有利だと思って先制で攻撃したら、プレイヤーは後方の部隊を増援で送り込んでから、開戦ボタンを押して戦闘を開始し、実はこっちの方が兵力が多いとかも可能。
なにこの釣り野伏せシステム。いや、偽退却ではないけど。
そう、開戦のボタンを押せるのはプレイヤーだけでAIは押せないので、プレイヤーが増援した後での戦闘開始なんですよね。
AI側だけが有利な事もあるが、プレイヤー側も有利な事も可能なので、まあどっちもどっちって感じだ。
先行で移動攻撃しなかったAIユニットは、プレイヤーのユニットが移動した後、それに応じて攻撃する事ができる。
このゲームをターン制のゲームだと思っていると、都市攻撃しようと思って都市横に全移動力で移動したが、実は攻撃された、訳がわからない状態になります。
単に単体で都市横に突進させたユニットが、AIが有利と判断した都市に居たAIユニットから即攻撃を受けてるだけです。
このシステムでは、一度に全移動力を使うような移動は不味いので、一つのユニットだけが攻撃を受けない様に、個々のユニットが離れないように2、3ヘックスづつ移動させるとお得。(増援が有効になる組織化戦術を研究済と想定)
これを守れば、AIは有利でなければ攻撃してこないので、常にAIが後手になるはずです。
プレイヤーがAIを超えるユニット群で進軍する限り、戦闘の突入もプレイヤー側からとなるため、戦闘もAIが後手になります。
ターン終了ボタンは俺はもう動かないから、まだ動いていないAIは行動確定しろボタンだと考えれば、わかりやすいかも。
このちまちま進軍が強制されるのは、面倒くさい。
ユニットの移動が遅い。
実は、今は瞬時に移動が完了するオプションが追加されています。
設定で切り替えられるのではなく、ゲーム開始時のゲーム速度のところでONにします。
当然、プレイヤーだけでなく、AIも瞬時に移動するので、これがONだとターン開始した瞬間に、AIユニットから攻撃を受けて、全体を見た時にはすでに戦闘開始ボタン待ちになってしまいます。
本当に瞬時に移動が完了するので、なんだか極端過ぎるんですよね。
OFFでも遊んでみましたが、OFFだとユニットの移動は遅いです。
ただ、このゲームは、移動している最中に別のユニットの移動が指示できます。
OFFでも、おおざっぱな移動なら困らない気もします。
私は、指示した後の移動中の様子や、移動先なんて見ないからかもしれません。
戦争中なら、前述のとおり、個々のユニットを2、3ヘックスづつ移動させますので、別のユニットを移動指示している最中に、前の移動なんて終わっています。
離れちゃシステム的に危険です。
お好みの方を使うと良いです。
文化(文明)はなんだかどいつもこいつも、あまりぱっとしないかな。
この点、Sid Meier's Civilization IV: Beyond the SwordのMODのFall From Heaven IIは神がかっていた。
どいつもこいつもぶっ飛んだキャラ設定なのに、なぜか同じゲームでバランス良く(悪く?)遊べてしまう。
とんでもない出来であり、完成度だった。
今でも遊べる4Xゲームだと思っている。
恐ろしい事に、このMODを元にしたMODを更にMODしたOmniscience Almighty Creatureの開発は2025年の今でも日本の方の手で行われていて、細かいバグ取りや修正が行われている。
SteamやGOGで売っている英語版のSid Meier's Civilization IV: Beyond the Swordを日本語化して、Fall From Heaven IIとOmniscience Almighty Creatureを入れて遊べるので、遊んだ事がない人にはぜひ遊んで欲しい。
そして、ゲームを作る人に見習って欲しい。
何が楽しいのかを。
そういえば、Fall From Heaven IIを作った人は、確かStardock EntertainmentでFallen Enchantressを作ったはずだが、その後、どうなったのだろう。
まだファンタジー4Xを作ってくれているのだろうか。Fall From Heaven IIIはまだなのか。待ちきれないのだが。
ただ、まだ細かなバグがあるようですね。
なぜか、交易条約を結ばなくても、交易できますし、勝手に交易されてます。あれ、そんなルールなのか。
さらに家だと交易解除されなくなって、貿易禁止されて途中で収奪されているので交易解除したいのですが、交易解除の操作が不可能で、毎ターン契約したゴールドが延々と搾取されてます。(多分、貿易禁止された時に、貿易停止する処理を忘れているのでしょう)
収入数千単位なので100とか200とか誤差ですけど、序盤なら憤死ですね。
まだアップデートされているゲームなので、その内直るでしょう。
もうBeta - Achilles Updateとかで、直っているのかもしれません。私はまだBetaにしていないので、今度試してみます。
2025年のアップデート予定がアナウンスされていますので、まだアップデートはあるでしょう。
そういえばENDLESS Legend 2が発売されます。
パブリッシャーはHooded Horseです。
あれ、Hooded Horseデカくなってきてね?
さらに朗報が。
最初から日本語対応で出るぞ!
パブリッシャーがSEGA(America)じゃなくなったからだな。
素晴らしい。最高。素晴らしい。最高。素晴らしい。最高。
> インディー開発スタジオAmplitude Studiosが開発した『ENDLESS™ Legend 2』は、
> これまでのENDLESS™シリーズやHUMANKINDの開発で培った技術の全てを注ぎ込んだ作品です。
> 私たちは基本に立ち返り、コミュニティと緊密に連携してフィードバックを収集し、
> これを皆さんが常に夢見ていたゲームにするために取り組んでいます。
>
> 今後さらなる情報が解禁されていきます。物語はまだ始まったばかりです...。
と言っている。
今後も期待できますね。
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
19621 分
今まで遊んだ中で最高の4X。
管理に手間がかかって惰性になりがちな所をなるべく減らしつつ判断の必要な要素を増やして面白さは上がっている。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的