Renowned Explorers: International Society のレビュー
この戦略的なローグライクゲームでは、あなたは19世紀の有名な探検隊長となる。伝説的な財宝を発見するために、スキルと個性を備えた自分だけのクルーを編成し、新しい冒険のたびにランダムな場所と物語を探索する。
アプリID | 296970 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Abbey Games |
出版社 | Abbey Games |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, スチームリーダーボード, Steam トレーディングカード, 統計 |
ジャンル | インディー, ストラテジー, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 2 9月, 2015 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | English |

63 総評
58 ポジティブなレビュー
5 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Renowned Explorers: International Society は合計 63 件のレビューを獲得しており、そのうち 58 件が好評、5 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Renowned Explorers: International Society のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
3317 分
ターンベース型シミュレーションだが、敵味方にfriendly,agressive,deviousという三種類のmoods(ムード)と呼ばれるジャンケン式のフィールド効果があり戦闘スキルと連動していて、その駆け引きが飽きさせない。ただし、ゲームのゴールはrenowed(名声)をあげてNo1になることで、三人一組のパーティーメンバーを戦闘だけではなく、資源や財宝獲得のランダムイベントで有利になるように組む必要があり、その悩ましさがまた楽しい。戦闘やイベントに絡むパラメーターが非常に多く、また選択肢によって結果が様々なので、(簡単な英語だが)テキストをちゃんと読む必要がある。最低でも各所に表示されるツールチップに目を通しておくと良い結果を得られやすい。
冒険の合間のワールドマップではホールでさらにボーナス資源を獲得したり装備品の購入、獲得した資源やお金を使ってリサーチツリーの開発や資源獲得のヘルパー増員などができるが、リーダーによって得意な資源とその獲得方法が異なるので優先する資源を一つか二つに絞って、得意分野を伸ばしていく方向で育成しないとなかなか名声が上がらない。一見パラメーターアップにしか思えない各種perkがイベントで重要になるので、お金は無駄遣いせず(できるだけ早く店をアップグレードして)perkつき装備を買うと楽。
一見運の要素が大きくて淡白なゲームに思えるが、パーティー構成や育成方法に気を使えばきちんと成果の出るところが繊細で非常によくできている。
👍 : 6 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
628 分
[H1] 世界一の探検家としての名声を得るため、探検旅行に出発 [/H1]
さまざまな能力を持つキャラクターから3人選択し、探検隊を組織して世界中の遺跡を探索していくローグライク。
一定数の遺跡マップを回り切ると時間切れでゲーム終了なので、それまでにお宝を探してできる限りの名声スコアを稼ぐのが目的だ。
それぞれの遠征では食料が切れないように注意しながらマップを探索しつつ、最終地点まで到達してボス戦闘に勝利し、目標のお宝を確保すればクリアとなる。
ただし、一歩進むたびにさまざまなイベントが発生し、スキル判定やターン制の戦闘に巻き込まれるのがミソ。
攻撃手段に物理攻撃と説得の2種類があり、場合によっては弁舌だけで敵を排除できたりするのが面白いポイントか。
なお探検の合間に、かき集めたリソースで探検隊メンバーの能力を強化したり、装備を買いそろえる要素がある。
1回のプレイが数時間と短いため、パーティーメンバーの組み合わせをいろいろ試しながら周回し、ハイスコアを目指す遊び方が基本になることだろう。
[table]
[tr]
[th]言語依存度[/th]
[th]★★☆☆☆[/th]
[/tr]
[tr]
[td]難易度[/td]
[td]★★☆☆☆[/td]
[/tr]
[tr]
[td]コミカル度[/td]
[td]★★★☆☆[/td]
[/tr]
[/table]
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
3985 分
独自のシステムを採用したアドベンチャーゲーム。双六のようなマップを探検しながら最後はゴールに向かう。
イベントはノベルゲームのように絵と文章で描写される。エンカウントはFEのようにマス移動と攻撃を行う。
致命的なバグがあることに気付いたことと、バランスがおかしい点、そもそも運ゲーであることを考えると、
あんまり人に勧められるものではないと思ったので困った点を書いてみます。
このゲームは、最初にクルー選択、
その後は探検パート、エンカウントパート、準備パートのように分かれており、
まずクルー選択の難易度がやたらと高すぎることに悩まされます。
全20名の主人公たちには、4系統の職種と、2種類の攻撃力と防御力、3種類のコマンドがあり、ほとんどのキャラクターはそのうちの一つが苦手、そして2種類の中に属性が3種類が存在し、さらにスキルを持ち、専門知識や技術がある。
つまり、選べる3人の中で、職種、能力値、コマンドのバランス、その属性のバランスを考え、
更に専門分野が被らないようにしつつ、回復スキルや範囲攻撃スキル持ちを吟味しつつ選択する。
回復は誰でもできるものの、回復用スキル以外は回復量が低く実用性が薄く、
敵がただでさえ多いのに時間経過で更に増えるので範囲攻撃も欲しい。
そして属性について、だんだんと敵に複数属性耐性持ちが出てくるので被ると詰む可能性が出てくる。
じゃあ別のコマンドで戦えばいいじゃないか。そうじゃないんです。
ボス敵はだいたいプレイヤーの戦法次第でやたらと強化される能力を持つので、戦い方が限定されます。
そのため3種類のアプローチが無駄というかめんどくさいだけのシステムと化しています。
エンカウント(戦闘)は、ただだるいだけでありえんくらいつまらないです。
詳しい説明は省きますが、好きに自由なスタイルで戦ってOKな作風というわけではないので結局作業になります
能力値は装備への依存度が高く、20名いる主人公も殆ど装備で強さが決まります。
探検は純粋に運です。そうとしか言いようがありません
そして上記に挙げた要素よりバグはより一層ひどく、
ゲームウィンドウ外をクリックしたり、ホットキーで音量を変えただけでフリーズし、
ショートカットキー(ターンエンドをエンターなど)を押しただけでマウス操作を受け付けなくなる
(とはいってもキーボードで操作できる部分はごくわずかです)
などあまりに酷く、ゲームプレイも単調で変わり映えせず、
縛りプレイを強要されているのもあって長く楽しむことはできませんでした。
👍 : 3 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
68 分
私は本作を他のプラットフォームで遊んでいたが、Steamでも買い直した。このゲームの面白さが何なのかと言うと、ビルドを行うことの達成感を、一週3~4時間ほどの丁度いい時間で味わうことが出来ることである、と私は考えている。このゲームには様々な要素があり、それらを取得することができるが、その取り方によって、冒険を「方向性付ける」事ができる。そしてその方向性に合うように行動することで、得られる報酬の量を著しく増やすことができるのだ。うまくガッポリ儲けられると「俺って超ゲーム上手いんじゃね?」と良い気分になれるし、様々なキャラクターやマップの組み合わせを試してみたくなる。ローグライクゲームとして後の作品に影響を与えたという情報もあり(私が知る中では、Slay the Spireはそうであるらしい。作者がインタビューでそう言っていた)、ちょっと前の作品だが、今遊んでもその面白さを感じることが出来る。ゲーム好きにおすすめしたい作品である。
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
897 分
FTL的な4Xゲーム。
探検家、スキル、探索ルート、お金の使い道……とにかく選択の連続。
適切なスキルを持っていれば成功率が高まるイベントが大量に用意されており、スキルの取得とにらめっこしながら慎重にルートを選択していく事になる。
常に何かが足りないという絶妙なバランス。
ただ、戦闘だけは正直だるい。
テンポは悪くないけれど頻度はそこそこ、事故率は高めと言う感じ。
👍 : 4 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
3617 分
世界の秘密を探索していく冒険ゲーム。似たようなゲームにCurious Expeditionがあるが、あちらがヘックスのマップを開いていくストラテジー的探索ゲームだとすると、こちらは文章と選択肢とダイスロールで道を切り開いていくゲームブック的探索ゲームと言えるだろう。
最初に1人のリーダーと2人の仲間を選び、ゲーム開始。謎の眠る土地へと趣く。マップ上では自分の周囲と目的地のみが見えていて、自マスから伸びる道の先のマスを選んで、目的地を目指して移動していく。移動の度に食料を消費する。食料がゼロになってもゲームオーバーではないが、ステータスが激しく下がるので、食料の管理も重要な要素になってくる。
各マスにはイベントが設定してあり、移動するたびに何かが起きる。戦闘やチャレンジなどマスでどのようなことが起きるのか、何が入手できるのかは、移動前にマスの上のアイコンでなんとなくわかる。
マスではイベントが発生し、文章と絵でストーリーが展開される。時に選択肢が表示され、選ぶ選択肢によって状況や報酬が変わっていく。
またイベントではこの選択肢による分岐の他に、状況をクリアできるかどうかを判定するためにチャレンジと呼ばれるダイスロールが行われることがある。ダイスロールでは各キャラクターが持っているチャレンジに対応したスキルによって成功率が上昇する。例えば罠に対してはQuick Tinker(軽業師)、古代遺跡に対してはArchaeologist(考古学者)など。それぞれのスキルジャンルには複数のスキルがあり、会得しているスキル数が多ければさらに成功率が上昇する。
各マスには、どのカテゴリのチャレンジが起きるのかがアイコンで表示されているので、苦手なチャレンジを避けていくこともできる。
各スキルは、装備品、レベルアップ、専門家の雇用、研究などによって会得することができる。どのスキルを誰に会得させるか、という戦略も必要になる。
マスで敵対する人間や生物と出会うと戦闘に突入することがある。戦闘はヘックスを移動してのターン制バトル。ここで特徴的なのは、戦いの目的は敵の体力を奪うのではなく、戦意を削ぐということ。攻撃方法には通常の物理攻撃の他に、会話による侮辱と褒め殺しがあり、どの方法をとっても敵の戦意を削いでいく。キャラクターによって、また敵の種類によって、物理攻撃と会話攻撃に対する得手不得手があり、またどの攻撃方法を多く選んだかによって戦闘報酬も変わってくるので、状況によって攻撃方法を上手に選択することが重要になる。
日本語対応していない上に、文章メインのゲームなので英語を読んでいく必要があるが、わりと平易な文法で書かれているようで、他のゲームに比べて文章は読みやすいと思う。それでも、文章が主体のゲームなので、どうにか日本語化して欲しい。
★★★★★
👍 : 9 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
5150 分
追記:0629
DLCも一部日本語化されていました。有志の方々ありがとうございます。
アルファ版では条件によって強制終了する時があるのでご注意を
まぁオートセーブがあるので、そこまで致命的ではありません。頻発する時は一旦ゲームの整合性を確認で回避できます
このゲームの魅力については他のレビュアーの方のおっしゃるとおり
死んで覚える系であり、勝ち筋がいろいろあり、繰り返し遊べる良ゲームです。
2018年6月現在、有志の方が日本語化パッチのアルファ版をweb上で公開されています。
アルファ版なので未訳部分や多少の不具合報告もありますが、私は十分に遊べました。
DLCはまだ買っていないので、そちらは訳されてるかは分かりません
日本語がないからとためらっていた方、この機会にいかがでしょうか?
下記URL→目次「日本語化パッチ(アルファ版)作成」→「REIS日本語化パッチv.0.0.1.zip - Google ドライブ」
http://kengo700.hatenadiary.com/entry/reis-localization-01#%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%8C%96%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E7%89%88%E4%BD%9C%E6%88%90
👍 : 9 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
11176 分
ぱっと見でわかる通り探検がテーマのストラテジー
Reusの開発元が作っているだけあって
雰囲気がとても似ています
インターフェイスの感じとか
リソース管理がキモなゲームの作りとか
せいぜい一周が3~5時間程度なので
細かいことは気にせず気楽にプレイできます
色んなパーティーを試したり
よりよいスコアを目指して何回もやっちゃう系の
リプレイ性の高い作り
内容はとてもコミカルで、
「友好的」「意地悪(?)」「攻撃的」の
3すくみで行われる戦闘がやたらかわいい
狼に襲われてもだいじょうぶ
フレンドリートークでみんななかよし(=勝ち)
狂信者の群れが襲ってきてもだいじょうぶ
意地悪言って泣かせちゃえ(=勝ち)
友好的な村人が安心してる隙に
背中からぶん殴っちゃえ(効果大)
20人用意されてるキャラの中から3人を
選んでチームを組むのですが
それぞれが覚える知識の分野などに
違いがありチーム編成を考えるだけでも奥が深い
しかもそれぞれに隠し設定のように性格づけが
されていて、特定の場面でその人がいると
ある選択肢しか選べなかったり
あるキャラとあるキャラが一緒にいると
特有の掛け合いがあったりと芸が細かいです
基本的に3種類のリソースのどれを重視して
稼いでいくか、そのリソースをどう活かすか
という事を考えるリソース管理が
ハイスコアを狙う鍵で(たぶん)、
その辺は「食料/お金/知識/+α」を管理していた
Reusと似てるという感じもするし
Civillizationとも共通してると思います
研究のツリーの方式なんかまんまCiv5だし
とはいえランダム性の高いマップを探索するのが
ゲームの中心なので狙った通りにいく事など
なかなかないのですが、その時々の判断で
うまく状況を乗り越えていくローグライク感が
とても心地よく、また前述のような
全体のかわいい雰囲気で和む内についつい
時間を過ごしてしまう時間泥棒系の良ゲーです
特筆すべきはルーレットの納得感
成功率何%、とか出る選択肢を自分で選ぶ場面が
多いのですが、ちょっと無理のある確率かな・・・
と思いながらギリギリで「成功」のマスに止まったり
或いは80%ならいけるだろ~っとやってみたら
ギリギリで「失敗」だったりした時の
その「ルーレットの針に納得いく感」がすごい
乱数の設定もそうなんだろうけど演出がいいのかなぁ
これはもうやってもらわないとわからないのでぜひ
惜しむらくは今のところ日本語パッチなどが
見当たらないので英語でやるしか~って所なのですが
他の方も書いているようにすごく平易な文章だし
慣れれば必要な部分だけチェックすれば充分だし
(マウスオーバーするとその選択肢を選んだらこうなるよ、
というのが一目瞭然なのでそこのルール的な単語だけ
おさえちゃえば大体おっけー)、
見た目の雰囲気に引かれた方はぜひ試してみてください
・・・日本語パッチつくりたいなぁ
👍 : 19 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1418 分
・「日本語 サポートされていません」の文字を見たとたんスルーしてきた方。
・テンポの速いFPSや重厚なRPG、複雑なSLGに疲れ気味な方
かといって、カジュアルで短すぎるのもちょっと・・・という方。
動画やスクショに心惹かれるようならお勧めします。
ご覧のとおり探検モノです。
【概要】
世界の幾つかある秘境から5カ所を選んで探検して宝物を集め、各宝物の有するrenown(名声)ポイントの合計でライバルをおしのけNO.1になるのが目的。
①20名の中から船長と乗組員二人を選びチームを結成。
②イントロダクション用の簡易なマップをクリアしたら、探検の準備。
③準備ができたら探検する地域を1カ所選びます。マップはゴールまで1歩ずつ食料を消費しながらルートを決めつつ進みます。
④進むごとにイベントが文章で説明され、選択肢が与えられます。成功するか否かはスロットで。
⑤敵に遭遇したらターン制ストラテジー。
⑥ゴールについたらボス戦、勝って宝物ゲット、また次の探検の準備をするといった流れです。(道中イベントでの宝物入手や、中ボス遭遇の可能性もあり。)
【長所】
①易しくて長すぎない英文
状況は平易な文章で説明されますが、景色や表情だけでもなんとなく把握できます。
行間も程よく空いて、大事な部分は太字あるいは色分けされ、驚くほど読みやすいです。
選択肢が重要ですが、成功確率は「%」で示され、得られるもの等はアイコン表示な場合が多いです。
仮に知らない単語があったとしても、序盤のルールに関わる重要な文以外は、逐一辞書をひくまでもないと思いました。雰囲気がつかめさえすれば。
②UI
どの場面でもマウスのカーソルをかざせば、極めて簡潔で分かりやすい説明が吹き出しで表示されます。
よってルールも一周すれば(じっくりやって8時間くらい?)おおよそつかめるはずですし、久しぶりのプレイでもすぐに入っていけます。
ヘルプの項目もゲーム内にありますが、私はほとんど使わずに済んでます。
③システム
単純な様で、わりと奥が深いものになってます。
・個人としての成長
レベルが上がる度にスキルツリーが1つ解除できます。
それにより戦闘で選べるコマンドが増えたり、イベントで良い結果をもたらす技能を習得したりします。
イベントや専門家に教わることで技能を得ることもあります。
・チームとしての成長
「お金」・「地位」・「研究」等の要素を消費してなされます。
「お金」は装備を整えるため、「地位」は専門家等を抱えるため、「研究」はチームの特殊なスキルツリーを解除するために使うといった具合です。
それらの要素は探検やロビー活動でいろいろなトークンを得ることで増やします。
・戦闘
「攻撃する」・「友好関係築く」・「畏怖させる」のいずれのスタンスを自分が取るか、相手がどのスタンスをとっているかで効果が変わります。
自分の最終的なスタンスで、戦闘後の報酬も変わります。
スタンスはいわゆる三すくみなので、自分の能力や相手の出方、報酬を考えながら決める感じです。
④飽きの来ない工夫
多様なキャラクター、宝物の収集、順位表、実績・・・等。
はじめ船長になれるキャラは限定されていますが、乗組員として使えばアンロックされていきます。
マップはランダムで形成されるようです。
二周以降、イベントも同じものに遭遇することはありますが、キャラの能力次第で違う選択肢が現れたりします。
さらに最近、拡張でキャラクター増加やマップの追加の予定があると発表されました。
⑤雰囲気(かなり主観はいります)
リアルな探検というより、幼い頃に戻って当時心に描いていた探検を味わえるといった感覚でしょうか。
幼稚という意味ではなく純粋という意味で。
クリア時はとても達成感・爽快感がありました。それと一抹の寂寥感。
【注意点等】
①ローグライク
全滅もしくは「resolve」ポイント(残機制のようなもの)が0になったり、一周したらチームは解散、キャラクターの成長はリセットされます。(手に入れた宝物は残ります。)
それ故スキルツリー自体はかなり単純なものです。
②難易度
大別して「ディスカバリーモード」と「アドベンチャーモード」があります。
前者はセーブを分けることができ、不利になったらロードで戻ることができます。
後者はセーブを分けることができず、セーブしたらそのゲームを終えざるをえないため、基本やり直しはききません。
そしてもし全滅したらそのチームのセーブデータは消えてしまいます。
両者とも「イージー」、「ノーマル」、「クラシック」、「インポッシブル」とさらに細分化されます。
私の場合、一周目は「ディスカバリーモード」+「ノーマル」でルールを覚え、ストーリーとキャラの成長を楽しみつつクリアしました。
二周目以降は「アドベンチャーモード」+「クラシック」でやっていますが、最難関の地域に挑むと全滅してしまいます。
効率よくキャラを成長させて、システムもより習熟しないと、ここの攻略は難しいようです。
【総評】
とても丁寧に作られたすばらしいゲームだと思います。
カジュアルすぎず複雑すぎず、絶妙なバランスです。
自分の中ではAAA級を含めた数あるゲームの中でも五指に入るくらいお気に入りです。
ゴッドゲーム(?)の「reus」と同じ開発元です。
あちらは日本語のレビューがけっこうあるのにこちらには無いのはなぜ?
もっと反響があってしかるべきゲームです。
👍 : 73 |
😃 : 3
肯定的
プレイ時間:
2556 分
探検隊を組んでお宝を集めて有名になることを目指すローグライクRPG。
慣れてくれば1プレイは3~4時間程度で終わるものの、
とにかくパーティのビルドにおいて考慮できる要因が多く、
それがローグライク特有のゲーム展開のランダムさと相互作用することで、
驚くほど多様なバリエーションが生まれるようになっている。
規模はコンパクトだけど骨組みが非常に強固で、
噛めば噛むほど味が出てくるウェルメイドなゲーム。
ローグライクらしく変動する要素は探検するマップの構成で、
行き先によってある程度のイベントの傾向は存在するものの、
具体的なマップは毎回完全にランダム。スタートとゴールだけが見えた状態から
食料を消費しながら進んでいくので、全ての地点を回ることは難しく、
どのような探検イベントに当たるかは、プレイするたびに変化することになる。
そしてこれらの探検イベントの大半には、ルーレットによる成功判定が伴う。
ここで重要になるのが、各キャラの持っている探検家としての技能で、
例えば考古学の知識を持っていれば遺跡で隠し通路を発見できる、
嘘をつく能力が高ければ現地人をだまくらかして食料を巻き上げられるなど、
イベントとの相性が良ければ良い結果を得られる可能性が高くなる。
ただし技能は多岐に渡るため、探検隊の三人で全てを十分に網羅することは不可能で、
これをどう取捨選択して組み合わせるかが重要になる。
また、キャラの性能は探検家技能だけでなく、戦闘スキルやパラメータにおいても
様々に異なっている。各冒険の最後には必ず戦闘が発生するし、追加のお宝を得るためにも
ほとんどの場合戦闘が伴うので、このゲームにおいて戦闘を避けて通ることはできない。
キャラにはタンク向き、ヒーラー向き、ダメージディーラー向きなど特徴があるので、
これをうまく組み合わせて勝てるパーティを作ることも重要である。
まず勝てなければ生き残れないのだ。
さらに戦闘において特徴的なのは、攻撃手段に物理、友好トーク、敵対トークの3種類が存在すること。
殴り倒すだけでなく、罵詈雑言で相手の心をへし折ったり、おだてたおして
こちらの意見を飲ませても勝ちになる。各キャラは得意不得意の差はあるものの
3種類の攻撃全てを行うことが可能で、防御面でもそれぞれ異なる耐性を持っている。
また敵、味方が中心的に利用している攻撃方法が勢力ごとの態度となり、
敵味方の態度の組み合わせによって戦闘のムードが決まることになる。
このムードは非常に大きな効果を持っており、例えば敵味方共に友好的な態度であれば、
不意打ちの物理攻撃の威力に大きな+補正がかかる。ただしムードは非常に流動的であり、
こちらが殴れば相手も殴り返してきてまたムードが変わったりするので、
常に有利なムードを維持しつつ相手に大きなダメージを与えるにはどうすればいいかを
悩みながら戦うことが必要になって、単純なようでいて非常に奥深い。
また、戦闘に勝利した場合、主にとっていた態度に応じた属性(物理、友好、邪悪)の勝利となり、
勝ち方によって異なる報酬が手に入ることになる。
戦闘や冒険で手に入る報酬は、大別してお金、地位、研究の3種類。
お金は装備品を購入して直接的にパラメータを上げるため、
地位は協力者を雇用して手に入る報酬倍率を底上げするため、
そして研究は様々な特殊サポート効果を得るために利用する。
もちろん全てが重要だけれども、あれもこれもと手を広げていると
結局全部が足りないということになりがちなので、
資源のうちどれかにフォーカスしてゲームを進めるのが基本となる。
そのためにはどのような属性で勝利をするべきなのか、
またどのような探検イベントにおいて有利になることが多いように技能を組み合わせれば良いのか。
この辺りを考えてビルドを考えることが必要になるが、全てにおいて完璧という編成は
まず存在しないので、取捨選択が必要になる。さらにマップ構成にはランダムさがあるため、
運が悪ければビルドが意図したとおりに機能しないこともある。
この事前準備で頭を悩ませ、色々と計画を立てても、
現地に着いてみたらそれはそれで臨機応変に動かないといけないというのが、
非常に冒険感があって本当に飽きさせない。基本的にはローグライクRPGだけれども、
事前準備と計画がかなりの比重を占めるので、4xストラテジーのテイストもかなり強く、
シミュレーション好きにも楽しめる一品。お勧めです。
👍 : 96 |
😃 : 6
肯定的