Pillars of Eternity のレビュー
あなたの選択と選択した道が運命を形作る世界に魅了される準備をしよう。Fallout:NewVegas™やSouth Park™を開発したObsidian Entertainmentは、Paradox Interactiveと共同でPillars of E Euth™を開発しました:The Stick of Truth™を開発したObsidian Entertainmentは、Paradox Interactiveと共にPillars of Eternityをお届けします。
アプリID | 291650 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Obsidian Entertainment |
出版社 | Xbox Game Studios |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, Steam トレーディングカード, コメントあり, タブレットでリモートプレイ |
ジャンル | RPG |
発売日 | 26 3月, 2015 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | French, Italian, German, Spanish - Spain, Russian, English, Polish |

24 650 総評
21 751 ポジティブなレビュー
2 899 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Pillars of Eternity は合計 24 650 件のレビューを獲得しており、そのうち 21 751 件が好評、2 899 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Pillars of Eternity のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
10974 分
ファンタジーの世界にどっぷり浸って、じっくりRPGを楽しみたい時はオススメです。
RPGとしての詳しい説明は他のレビューにもあるので「買ってよかった。」というシンプルな感想の1つとして簡単な箇条書きレビューをします。
・会話の選択が豊富
・攻略経路は自由度が高い
・顔グラはユーザーの好きな画像を取り込める
・スキルの数が豊富で「いまいちだけど雰囲気はバッチリ」なものも揃っている
つまり
「細かいロールプレイに十分耐えうる作りになっている」
ことが本作最大の魅力だと感じています。
自分好みの脳内ストーリーを作り上げた上で、それを物語の中に落とし込むことができます。
👍 : 9 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
22664 分
[h1]往年のAD&DのようなテーブルトークRPGを想起させる、リアルタイム進行の見下ろし型2DRPG[/h1]
[url=https://seesaawiki.jp/pillarsofeternity/d/%CB%DD%CC%F5]※公式日本語訳はないので、ネットでツールを拾って和訳することになります※[/url]
※和訳だけではなく、なんと日本語入力も可能※
FalloutNVを制作したObsidian Entertainmentが送る、エオーラという世界で繰り広げられるリアルタイム進行の見下ろし型2DRPG。
シナリオは結構シビアで円満解決などは殆ど存在せず、誰かが得をすれば誰かが損をするようになっている。
ウリはイベントで、画像・映像表現より地の文での細やかな説明が入るテーブルトークっぽい作り。
キャラメイクで設定できるパラメータは戦闘はもちろん、NPCに対しての反応や説得にも関わってくるので偏らせすぎると泣きを見るかも。
パラメータはエンチャントされた武具や食事、宿の部屋でバフを付けることもできる。
レベルアップで魔法を含む職業スキルを取得し、自分なりのビルドを作りながら成長させよう。
バフ・デバフ魔法の持続時間が短く、ZOC(というか、コリジョンに近い狭さ)もあるので戦闘前から各員の配置など戦略眼をもって臨む事が肝要。
プレイ時間は40時間前後、実績は48でほぼやり込みとチャレンジモードで獲得がかなり渋い。
基本的にDLCはレベルキャップ上昇の効果もあるように、クリア以降(エンディング後はプレイ継続不可)を見越した出来になっている。
それゆえ、DLCにのめり込みすぎるとメインシナリオのラスボスが雑魚化する。
マップ移動、戦闘共にとにかく時間が掛かり、腰を落ち着けてじっくりプレイするプレイヤー向け。
エンディングはコンパニオンとの会話、サブクエストの進行と終わらせ方、味方に付けた勢力などで細かく変わるNewVegas方式なのでやりがいはある。
👍 : 9 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
2261 分
ゲームとして面白いのは他のレビューにある通り。
なので、ここではLinux系での動作検証記録。
基本スペックは下記。
使っているDirectXが古いので、互換性でProton8.0-5に固定
有志の日本語化パッチもReadme通りの操作でバッチリ正常動作。
最近WindowsからLinuxに乗り換えたのだけれど、これがLinuxでも日本語化して遊べるのは嬉しい。
CPU:AMD Ryzen 9 7900X 12-Core Processor
OS:Pop!_OS 22.04 LTS
GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER/PCIe/SSE2
メモリ:31294 Mb
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
4008 分
BG(バルダーズゲート)シリーズを より ビデオゲーム向けに最適化させたような作品。BGの理不尽さをマイルドに、ストレス要素が軽減されている。
コマンド・ターン式ではないRTSチックなRPGをやってみたい人の入門にもお勧め。
ストーリーは呪われて魂の無い赤子しか出生しない土地が舞台なのでかなり重い。
魔王とかそういうこいつをなんとかすれば救われる!みたいな明確な悪(敵)が無い中の絶望感に包まれた世界観は一見の価値あり。
👍 : 20 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
8810 分
クラッシックなRPGに飢えていて、ちょうど本体の日本語訳ができてたのでセールの時に購入しました。現時点では未クリア状態での感想ですので参考までに。
メイン、サブのクエストともに飽きさせない良い出来で文句ないです。選択肢もステータスや選択から得た性格でさらに選択の幅ができたりとよくかんがえてあり、この世界にどっぷりとはまり込めることでしょう。ただちょっと歴史や信仰とかの言い回しが凝りすぎていて、その辺の内容が読んでるけど頭になかなか入らない感じになります。相関図をくれっとちょっと叫びたくなりましたがこのあたりは気合かもしくは受け流す感じでもいいでしょう。
パーティーに関しては勿論自作できるのですが、あえてオリジナルのコンパニオンをおすすめします。独自のクエストがあるからとかそういうのもありますがそれだけではありません。重要なのはオリジナルのメンバーを複数入れておくと道中で何気ない掛け合いをするからというところですね。全員が個性的で生まれも育ちも違う上に、価値観までばらばらなメンバーが重めのストーリーの合間(移動中)に見せてくれるちょっとふざけた会話が結構たまらなかったりします。
戦闘に関しては簡易的なAIはありますがそれに頼るときつめですので一時停止とスローを駆使してこまめに支持して行く流れになります。あまり愚直に突貫するとヒロインの魔術師さんが真っ先に逝くので注意しましょう。また敵が再出現することはないので一つ一つの戦闘を堪能する気持ちでいればよいと思われます。ですので今のところ戦闘がめんどいと思ったことはないですね。
不満があるとすれば拠点にもう少しNPCがほしかったかなということくらいです。訪問者とか傭兵とか仲間になったコンパニオンとか以外でも、せっかく名声やら派閥やらがあるのだからそれを活かした形での移住者とかいてもよかったかなぁと感じました。拠点が広いからそう感じたのかもしれませんね。
そんなわけでついつい日本語化途中のDLCも買ってしまいました・・・翻訳されてる方に感謝しつつゲームやりながら待つことにします。(追記 16.4月でDLC1と2の日本語化が完了とのことです。翻訳ありがとうございました。)
文章が多めですが冒険したいなという方は買って損はないかなと思いますよ。
👍 : 33 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
7371 分
このゲーム、評判がかなり高かったので遊んでいるのですがとても面白いです!
レビュー欄を覗いてる方はこのゲームを買おうかどうか悩んでる人だと思います。
かなり質の高いRPGという事は皆さん他のレビュー書かれていますが、
具体的に一体どういう要素が入ったゲームなのかと言うのを詳しく説明しようと思います。
それらの解説を書いてみますので購入するかどうかの参考にしていただければと思います(*´▽`*)
感触としては往年の名作であるルナティックドーン(私が父に教えてもらってゲームにハマったきっかけになったRPG)というRPGに近いです。
ああいったどこに行って何をするのも自由、という冒険してる感が強い自由度の高いRPGが好きな人にはうってつけだと思います(*´▽`*)
あと、理由は下記に書きますが戦略性の奥深い戦闘システムを組み込んだRPGやシュミレーションゲームが好きな人も大ハマリすると思います。
そして洋ゲー特有の豊富なクエストの数々。
しかしJRPGにありがちな、100人やると100人が同じ結末なクエストではなく、クエストは自分がどういう風にクエストを勧めて誰を殺して誰を救うかも自由です。
例えば、あるクエストを例に取ると盗賊を始末しろというクエストがあっても、現地に行って盗賊の言い分を聞いてみると確かに盗賊達が訴える言い分も良く理解できたりします。
そこで元の依頼主の要望通り盗賊たちを殺してもいいですし、あるいは盗賊たちを殺した事にして本人たちは逃したり、逆に盗賊側についたりする事ができます。
自分がどういう行動を取ったかによって色々な種類のある名声値が溜まっていって、それによってストーリー進行も変わったりします。
例えば、攻撃的ですぐに相手を皆殺しにするような行動を取っていった場合「攻撃的」という種類の名声値が上がっていったりします。
しかしその進み方も決して悪い進み方ではありません。
そして取った行動によって様々な勢力との友好度などが次々と変化していきます。
自分が正しいと思うがままにストーリーを進めていくことが出来るのもこのゲームの魅力です。
別に一般的に言われる正義だけを貫く必要もありません。
ただそういうクエストに自由な結末があるゲームですと、他にスカイリムやフォールアウトシリーズなど、Bethesda系の自由度の高いゲームは存在しますが、Bethesda系のRPGはストーリーの自由度は高くても戦闘システムはあまり精度の高いゲームではありません。
Bethesdaのゲームはロールプレイをすることにおいては素晴らしいRPGですが、戦闘システムは結局力技で押し切る部分が大きく、あまり戦略などの要素はありません。
しかしこのゲームはフォールアウトやスカイリム以上のストーリーの分岐がある上に、戦闘システムが本当に素晴らしく面白いです。
ストーリーの自由度の高さに加えて戦闘システムの奥深さや面白さ、自由度の高さがこのゲームの高評価につながっているんだと思います(*´▽`*)
戦闘システムは世界樹の迷宮というゲームなどに似ています。
このピラーズオブエタニティは6種類の種族と11種類の職業に分かれてます。
しかし種族も出身がいくつかに別れていて出身ごとに能力が違ったりします。
その上、同じ職業でも取得していくスキルや割り振っていく能力値によって全く違うベクトルのキャラになっていきます。
例えば一般的にウィザードといえば後衛職で後ろから魔法で火力を出す、というイメージがあると思いますけど、
このゲームでは違います。誰がそんな事決めたんですか??
能力値は体力などの近接系に振って、取得する魔法も自己強化系魔法満載にすれば、防御が硬い上にとんでも火力でありえない速度で二刀流剣を振り回して敵をミンチにしていく二刀流近接ウィザードということも出来たりします。
ウィザードが体力が無いなんて、そんなのただの偏見です。
メガネをかけてる男子は全員理系男子ですか?いえそんな事はありません。
ただでさえ一つの職業でもどういうスキルを取得してどういう風に能力値の割り振りをするかで、かなり色々な方向性のキャラを作ることが出来るのに、パーティーは最大6人まで組めるので様々な方向性のキャラに出来る11種類の職業や人種から「こうやったら凄く強いパーティーになるんじゃない!?」という自分のアイデアを実践していける要素が本当に楽しかったりします(*´▽`*)
そして自分が考えた構成のパーティーで敵を爽快に撃破した時の爽快感がたまらないです♪
このゲームは往年のドラクエの様に味方になるNPCキャラも居ますが、ウィザードリィの様に味方は自分で作成する事も出来ます。
なので別にパーティー6人全員が自分が作成したキャラのみで構成することができます。もちろん混成も出来ます。
キャラの見た目の写真を、自分がお気に入りの人物イラスト画像ファイルをゲーム内に取り込めるのもいいですね(*´▽`*)♪
パーティーは自作オリジナルキャラでも用意された味方NPCキャラでもいいですが、元々用意されてたNPCキャラは皆構成的で魅力的だったりするので、好きな方で構わないと思います。
ちなみにその用意されたNPCキャラ達の見た目の写真も自分の好きな画像ファイルから差し替えることが出来ます。
以上の様に、このゲームは自分がまるで異世界転生したかの様に、自分が思うがままにストーリーを進めて行くことができる上に、
パーティー構成や戦闘関連の戦略性の奥深さが非常に高く、自分が考えた最強のオリジナル構成のパーティーで敵を思うがままに撃破した時のニヤニヤ感が本当にたまらない要素だったりします。
もうRPGの究極系なんじゃないかと個人的には思います(*´▽`*)
とにかくあらゆる面において本当に好き放題出来るRPGですので、
ルナティックドーン
ロマンシングサガ
女神転生シリーズ
伝説のオウガバトル
世界樹の迷宮
ウィザードリィ
スカイリム
ウィッチャー3
kenshi
この辺りのどれかの作品にちょっとでもタイトルに引っかかる人がいたら、この作品に高い確率で大ハマリする作品だと思います(*´▽`*)
タイトルがかすらなくても自由度の高いRPGが好きな人は100%ハマると私が保証して断言します♪
それくらい本当に良質なRPGなので、セールでやっている時は本当にお買い得な作品の1つです。
もし通常価格で買ったとしても、本当に買って良かったと思えるゲームの1本だと思います(*´▽`*)ノ
長々と書きましたが最後まで一読頂き有難うございました。
購入を迷ってらっしゃる方がいましたら参考にされてください(*´▽`*)
ピラーズオブエタニティは2があって、登場人物などは1のキャラも沢山出てくるそうなので、1をやってる途中ですが今から2をやるのが楽しみでしょうが無い状態です(*´▽`*)
👍 : 37 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
32923 分
有志による素晴らしい完成度の日本語訳が公開されています。
初めてプレイされる方で、とりあえず無難に戦闘を進めたい場合、
主人公のクラスは優秀な盾役になれるパラディンかファイターをお勧めします。
戦闘箇所が固定されていて敵がリスポーンしないため、
獲得できる経験値は有限です。
ただ、サブクエスト等をきっちりこなしていくと余裕を持ってレベル上限に達します。
仲間になる多くのコンパニオンが存在し、専用のクエストが用意されています。
世界観を深く堪能したい方はコンパニオンとともに旅をするのが良いでしょう。
ウィザードリィのように、自分で制作したキャラだけで6人のフルパーティを組む事も可能です。
最初に訪れる街の宿屋に到着した時点で、所持品やNPCの装備品等を売り捌けば
すぐにレベル1キャラを5人雇えます。
私はこのゲームを4周しましたが、2周目以降はNPCを一切パーティには加入させず
自分でキャラメイクした様々なクラス構成・ビルドのパーティで冒険しました。
難易度を上げたり、パーティ構成、ビルド、主人公の名声傾向を一新すると、また新たな気持ちでもう1周できます。
キャラクターのポートレートは自分で用意した画像も使用可能です。
👍 : 48 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
3269 分
Baldur's Gateの系譜を受け継いだクラシックRPG。
6つの種族と11種のクラスを組み合わせて
6人までのPTを編成する事が出来ます。
日本語化可能です。
会話の選択肢が豊富で
主人公の言動で情熱的・社交的・ストイック・
正直・嘘つき・攻撃的・慈悲・非道など
人々に性格が伝わり、
それがクエストや会話の内容に影響する事があり
ロールプレイ的な遊びを楽しくする要素が詰まっています。
戦闘は命令が無ければオートで戦い、
立ち位置や使用スキルなど細かい指示を出したい場合は
一時停止やスローモードにして
コマンドを入力するタイプのシステムです。
戦闘バランスは比較的高水準で
最初から最後まで手応えがあります。
他にもお金をかけて城塞を造り、
人々を集めてアジトを造るなどの簡単な遊びもあります。
戦略好きの方からBaldur's Gate・ロールプレイが
好きな人までお勧めできる作品です。
プレイ中に個人的に感じた不満ですが
少々ロードが長い事と
会話に長文が多すぎる事。
一度に4~5行使って喋るのは当たり前で
魂に触れる文章に関しては
全てまとめたら本が一冊できそうなほど文字が多いです。
これを翻訳した方には脱帽です。
世界観を演出するのは良いですが、
「RPGの基本は無駄な言葉を
出来る限り削って、プレイヤーを束縛しない努力をする」
という、クリエイターの話を聞いた事があります。
実際プレイ中、読むのにかなりの時間を取られて、
少々首をかしげたい気持ちが芽生えました。
専門用語も多く、あれこれ選択肢で長い説明を聞かないと
直感的に理解できません。
序盤の例:呪われた者→ ホロウボーン
呪いの事→ ヴェイドウェンの遺物など。
洋ゲーだからという意見もあると思いますが
中立的に見ると、日本製のRPGで同じ事をやったら
簡潔にまとめろ:(攻撃的1) パルスのファルシのルシが(以下略)
と非難されている要素だと思います。
本のアイテムなど、自分から読むタイプは
長くても問題ないと思いますが、
メインイベントなどは
ライターはまだまだ文章の最適化を
出来たのではないかと個人的に思います。
しかし気になったのはその点だけで
ゲーム全体としては個人的にかなり楽しめました。
上記の通り、Baldur's Gate系のゲームに飢えている方や
ロールプレイを求めている人にお勧めします。
👍 : 104 |
😃 : 4
肯定的
プレイ時間:
6832 分
バルダーズゲート、アイスウィンドデイル等のようなアイソメトリックCRPG。有志による日本語化可能。
他の作品と比べてPillars of Eternityの優れている点は幾つか上げられる。
一つは戦闘難易度の洗練されたバランスである。
バルダーズゲートのちょっとヤケクソとも言えるバールの遺産難易度と比べるとこのゲームの難易度設定は非常に出来が良く、パワープレイではなく搦め手や工夫によって十分解決できる物で、どの難易度でも挑戦のし甲斐のあるゲームバランスとなっている。
二つ目は仲間NPCとの会話とイベント、メイン、サブ問わずクエストの随所に渡って心を明かしてくれる。
バルダーズゲート2であったように唐突にNPC同士が会話を始めることも。
仲間NPCのキャラは非常に濃いものとなっており、旅を共にする内に次々と印象が肉付けされていくNPC固有クエストはゲーム終盤まで驚愕を与えてくれる。
三つ目はロールプレイ。
クエストの会話選択、どの派閥に貢献もしくは敵対を行ったか。
嘘を付かず正直に生きていれば、世界中の人々は主人公を名声と共に正直者として知る事となる。
アラインメントの概念は無く会話や行いによる性格と名声によって主人公やPTの役割を位置付けて行く。
過去の行いが他のクエストに影響するというのは非常に深いロールプレイに熱中する事ができた。
四つ目は豊富なユニークアイテム。
今作ではハクスラの様な非常に多くのレア、ユニークな装備やアイテムが用意されている。
その中でも「ソウルバインド」装備は装備権限をキャラクターに紐付けする代わりに強力な効果を持ち、装備固有のクエストを完了する事で力を増していく。
これにより探索やクエスト、キャラクターのビルドが一層楽しめる。
他にも細部に渡って良い点は沢山あるが、挙げると切りが無い良質なCRPGである。
ただ、一つ悪い点を挙げておくと、オートセーブを設定から切れないことによってマップ切り替えのロード時間が長くなりがちである事。
この点は有志のmodを導入することで多少改善する。
ストーリー序盤にかけては鬱屈としていて哲学的内容ではあるが、美麗なグラフィックと世界観がプレイを後押ししてくれるはず。
DLCであるホワイトマーチPart1&2は本編の地から北方にある雪原地帯が舞台で、それ以外にもレベルキャップの開放や追加呪文やスキル、装備などの追加要素が多数あるので初回からの導入をお勧めしたい。(DLC部分も個別に日本語化可能)
最近のゲームと比べると第一印象として本編+DLC2つの価格を眺めた時に「高いな」と思うかもしれないが、少なくとも値段相応の出来である事は強く感じている。
本編+DLC1&2合わせてインストールサイズ24GB(!)のボリュームは伊達ではない。
高い完成度で古き良きCRPGの意を多く汲み取った本作を多くの人に是非プレイして欲しい。
👍 : 70 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
8979 分
かつてのBaldur's GateやFalloutのような見降ろし視点型(アイソメトリック)のクラシックな風味溢れるオリジナル新作RPG。クリアまでの所要時間はおそらく40~50時間になります。
ゲームの主な流れとしては… 最初に主人公を作成し、冒険の傍らそれぞれ背景と使命のある仲間(コンパニオン)に出会いパーティを強化しつつ、メインストーリーで因縁のあった男を追うというもの。
ここで注意しておきたいのですが、移動及び戦闘ではあなたが手動で位置取り・攻撃対象・スペルの発動場所を6人のメンバーに指示しないといけません(拡張ではAIの実装が予定されている)。そのため後述する戦闘バランスの悪さもあり、煩雑な操作が面倒な人は嫌気がすると思われます。
※拡張コンテンツ発売に伴いバージョンがコンパニオンAIなどの要素を含む2.0となりました 強敵以外にはポーズと手動での指示を殆ど使わなくて済むようになっています
では実際に私がプレイしての個人的な意見はと言うと、とにかく戦闘バランスが悪い印象を受けた。身動き出来なくなる一部の状態異常(転倒・麻痺・石化・混乱・魅了・支配)の命中率が高いせいで、それらを連発する敵は強すぎる割に対抗手段はこちらが先手を打って同様の状態異常を仕掛けるぐらいしかない。結局それらの応酬になってしまう、BGなど昔のゲームより極端な戦闘だった。ヘルス(総合HP)とエンデュランス(戦闘HP)のシステムもヘルスをアビリティのリソースに使えるならまだしもただ実装しただけでは面白さは見えない。
キャラクターの成長もスローで、良く言えば自由度かもしれないが、選べる特性はどのクラスでも取れる共通のもので水増しされているためクラス固有の特性は少なく、全体的に遊び心のないデザインだと感じた。そして、ストーリーも掴みは良かったが後半に進むにつれ感情移入が難しいものとなる内容で残念としか言えない。[strike]そして描写の文がやたらめったら多く、これは自分の勉強不足だけど使用される英語も学部レベルより上だと思うので理解するのはかなり難しい。[/strike]
とはいえ、サイドクエストは興味や冒険心をそそる内容のものが揃っていたし解決法が複数用意されているため大いに楽しめたことは述べておきたい。ダイアローグで選択肢が提示されると、これを選んだらどうなるんだとワクワクしてしまうのは間違いなく良いところ。また、パターンに乏しいが拡大しなければ美麗なグラフィックで作られたロケーションも環境音と合わせて冒険への没入感が得られこれもまた楽しめた。のっしのっし歩いてくるドラゴンにはアイソメトリックながら驚かされる。
以上、悪いと感じた点ばかり書き連ねてしまって申し訳ないですが、それなりに熱中しただけに的外れな指摘も含めて沸々と浮かんできてしまったのだと受け取ってください。操作に慣れが必要ですが、この手のジャンルに興味が無い人にもオススメしたいクラシカルな新作です。[strike]ちなみに日本語化プロジェクト進行中のようです。[/strike]ファックマンさんによる日本語化がほぼ完成しているようです、すごい!
👍 : 171 |
😃 : 8
肯定的