INFRA のレビュー

公開当初は未完成状態で開始し、だんだん追加していく方式がとられていたようです。完結していますのでご安心を。 複数エンディングがあるけれど、まず最初は何も攻略ページや動画を見ずに思うようにやった方が良いと思います。 廃墟好きや探索好きなら間違いないです。途中少し単調というか似たようなシーンが続くと言えますが、ボリュームがかなりあるのでどうしても仕方ないものなのかもしれません。 ちなみにこれと同時に購入したKURSKと翌年購入したMy Summer Carにもサウナが再現されていました。 そういえば実績の一つ、Party Like It's 2011は日本人なら意味が分かると思います。原発の話です。 自分の環境ではi5-7500とHD Grap0hics 630をシバいて使っていますが、特にラグも無くほぼ最高画質で動いてくれます。 同会社のObenseuerも購入しましたが、これも素晴らしい。でも上の環境だとかなり厳しいです。グラボの必要性を感じます。

ある日、主人公のマークは発覚した汚職事件の発覚を機としてとあるグループのインフラ設備を調査をすることになる…というのがこのゲームのあらすじです。 新旧様々な設備を見ていく事になるのですが、少なくとも移動できる範囲から見える景色はしっかりと作り込まれており、探索のし甲斐があります。道中に様々なドキュメントが配置されており、それらを読み解いていくのもこのゲームの楽しみの一つでもあります。フィールドだけでなく事件の背景もしっかりと作り込まれており、探索している場所で何があったのかを知っていくのもやり甲斐を感じる要素の一つでしょう。 個人的には古い施設群を調査しているのが楽しくて、スクリーンショットを何十枚も撮影してしまったほど撮り甲斐がありました。残念ながら廃墟となっている施設はゲーム中で行ける場所の全てではありませんでしたが…。 ただ、今度は道中に置かれている色んな文章や物証などを追いかけていくと、明らかになっていく街全体のヤバさが随所から感じられることでしょう。正直お腹いっぱいになるほどそういったものがたくさん見つかります。そういったものを見つけていく事もこのゲームの目的の一つなのもあって、かなりの数が用意されています。頑張って全部見つけましょうね。 ゲームをやっていて不満に思ったのは、光源となる懐中電灯に使用する電池の消耗が早すぎる事くらいですね…。半分くらいは電池の為に探索をしていたところもありました。カメラにも電池と消耗の概念があるのですが、こっちは撮影時にしか使わないというのもあってほぼ気になりませんでした。むしろこっちは余るくらい。 尚、このゲームは音声は英語のみで日本語の字幕を付ける事は可能ですが、各種ドキュメントは翻訳されません。 有志の方が制作したドキュメントの文章を日本語化するMODはありますので、英語が全く読めないという方でも安心してプレイする事ができます。ただ雰囲気が変わってしまうので、そこは承知の上でプレイしていただきたくありますね。 このゲームをプレイし終えた時、皆様は恐らくこう思うはずです。 [spoiler]こんなクソ街にいられるか！[/spoiler]と。