Sunrider 4: The Captain's Return のレビュー

めちゃくちゃ面白かったです。 最高でした。

The Captain's Return! The Captain's Return! The Captain's Return! クリアしたらあとでちゃんと書くけど感情のジェットコースター（と長時間のプレイ）に振り回されすぎて、もうおれへとへとで

[h1] アラサーになってもツインテを続ける我らがアサガ女王の雄姿を称えよ [/h1] 公式エロパッチを外部フォーラムで配布し、Steam初のエロゲーになったSunriderシリーズの四作目（六年ぶり）。 そして今作は濡れ場無し（乳首見える立ち絵やCGはあるっぽいんだけども…後で追加シナリオ来るといいな） 前作ラストでの連邦とPACTの破局から六年、我らが艦長ケイト・シールズは鉱山惑星で酒浸りの生活を送り、用心棒役のソラにも愛想つかされかけていた。そこに謎の戦闘ドローンがやってきて…という出だしから始まる。 流石にもうメインヒロインたちアラサーだし（幼馴染のアヴァは33歳？）「美少女ゲーム」はきつくない？みたいにちょっと思ってしまったが気にならないぐらいヒロインたちが可愛い。特にアヴァは前作までの万年イライラが無くなり、だいぶ柔らかくなっている。後リンちゃんすげーいいキャラしてる。 一方、戦闘システムに関してはほぼ一新されている。変更点は主に二つ １：戦闘画面の六角形のマス目が廃止され、機体の移動で慣性の法則が働くようになった。 全ての機体はターン開始時にENを持っており、それを消費することで攻撃や移動が出来るのは前作までと同じだが、今回は一度動いたら、その分の慣性は機体に次ターン以降もずっとかかりっぱなし。調子に乗ってエンジン吹かしまくると、ブレーキをかけるだけで数ターンが終わってしまうなんてことも。逆に工夫して移動のエネルギーを節約したり、敵を誘導して回頭だけでターンを潰させたり出来るのも楽しい。 ２：ミサイルと魚雷がMAP上にユニットのように存在して1ターンずつ進んでくる。 前作までは戦闘開始直後に敵の魚雷が発射、即命中判定。艦これみたいなお祈りフェイズだったが、今作はMAP上に魚雷やミサイルが存在するようになり、着弾までのターンが必要になりそれぞれに対空迎撃を行うことになった。 以上の二点から、前作までの団子状に固まって対レーザーシールドと対空迎撃圏重ね合わせてヴァンガードキャノンぶっぱなせばいいみたいなゲームとは大違いになっている。常に数ターン先の移動を考慮に入れ、接近する時も敵の魚雷の残弾数を確認しなければならない。敵の船とすれ違い様にレールガンを打ち込む瞬間は最高である。 ちなみに日本語ボイスありだがテキストは日本語化されていない。翻訳用ファイルの作り方はガイド等で公開されているので、興味があったらやってみてほしい。（収録分の台詞の日本語化資料が出れば翻訳もスムーズにいけるんだろうけど…）