Ad Infinitum のレビュー
現実が悪夢となった時、悪夢は牙を剝く。 己の精神を蝕む恐怖の怪物と戦うサイコホラーゲーム。狂気と戦う覚悟はできているか?
アプリID | 1234430 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Hekate |
出版社 | Nacon |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, フルコントローラーサポート, Steam トレーディングカード |
ジャンル | アクション, アドベンチャー |
発売日 | 14 9月, 2023 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | Portuguese - Brazil, Italian, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, Russian, English, Korean, Turkish, French, German, Polish, Thai |
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。

934 総評
750 ポジティブなレビュー
184 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Ad Infinitum は合計 934 件のレビューを獲得しており、そのうち 750 件が好評、184 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Ad Infinitum のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
720 分
少しシステム面やボリュームに不満を感じたが、総合的にいいゲームだと思う。悪夢の性質はある種、バタイユやブランショを思い出させられた。ゲームに登場するクリーチャーは「パンズ・ラビリンス」に出てくる怪物のようで、その手の作品が好きな方にはお勧めしたい。アクションというよりは、デトロイトのようなシナリオゲーの印象を受けた(アクションに期待する方にはあまり本作はお勧めできない)。主人公のパラノイア的な妄執と恐怖、深い罪の意識に浸りたい人は本作をぜひプレイしてほしい。総評としては、第一次世界大戦の悲惨(本作はドイツ視点)と戦火の拡大に伴う深い絶望感を、一人称的な幻視として味わうゲームといった感じ。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
254 分
なんか飽きる…。
こういうゲームってサスペンス要素を楽しむか
ゲームシステムが秀逸かどちらか寄りだと思うのだが、
変に難しいのでやる気がなくなってくる。
・追いかけられるパートでは何度も死ぬうち恐怖感がなくなる(面倒くささが勝る)
・捜索パートでは大した驚きがない。何コレ?って感じ。屋敷を探し回るのも疲れる。
そんなこんなで途中であきらめちゃいました。
👍 : 2 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
1222 分
[h1] ストーリーの概要 [/h1]
第一次世界大戦が終戦したあと、重度の幻覚・幻聴を伴うPTSDを負った有名塗料会社会長子息にして出来損ないの元ドイツ帝国将校、パウロ・フォン・シュミットは奇跡的に生家に帰ることが出来た。しかし、彼の生家はとても心休まる場所ではなく、強権的な父親とそれに反抗するヒステリーな母親の怒号が毎日飛び交うストレスフルな環境であった。
開戦前から母親は、息子たちを有能な将校に育てて戦場で武勲を立てさせようとする夫とその父親とは意見が相容れず、家庭内は常に不和であった。母親のヒステリーともとれる言動に怒った夫は鎮静治療として彼女に水銀を注射する始末で、ところがその夫でさえ自身が息子たちに望む姿である「誇り高き武将」とは程遠いことは自覚していた。彼もまた軍人としては出来損ないで、ドイツ至上主義者である彼の父の偉業を息子たちに無理矢理継がせようとしているに過ぎなかったのだ。
元々不和だった家庭状況は、戦争が終わってさらに悪化した。パウロの兄弟であるヨハネスがついに帰らなかっただけでなく、唯一生還したパウロですらPTSDによって人が変わってしまったからだ。母親は変わってしまったパウロに関して、「ウチに来たあれは人間じゃない」と屋敷中に響き渡る大声で言い放ち、優しかったころの息子に見立てたマネキンを作り現実逃避をするしかなく、一方父親は問題の原因が自分と祖父にあることを理解せず、あろうことか精神を病んだ息子に呆れて怒る始末。
重度のストレスで幻覚幻聴を発症したパウロがこの環境に耐えられるはずもなく、彼は次第に現実と幻覚の境目が曖昧になってゆく。家の一室にいたと思えば、次の瞬間には悪夢の塹壕戦の真っただ中に佇んでいる。しかも母親は醜い阿修羅のような姿となって自分を追い立てるように見え、戦場で間違ってガスで大量殺害してしまった民間人は盲目のクリーチャーの姿となって自分に襲い掛かる。
魑魅魍魎がさまよう幻覚のなか、パウロはもはや自分が誰なのかわからなくなっていた。彼は果たしてマトモに戻ることができるのだろうか。
[h1] ゲームシステム [/h1]
基本的にはレイヤーズ・オブ・フィアーのようなサイコホラーの典型例。レイヤーズ・オブ・フィアーをプレイしたことがあれば問題なく受け入れることができるはず。ストーリーが能動的に進行することは無く、フィールド内に点在するアイテムやメモを集めてストーリーを解読していく方式。一部アイテムは読み上げ音声が流れるため臨場感が増す。
アクションに関してはジャンプすることは出来ず、しゃがむ・走るくらい。ただし幻覚世界においては一部の壁をつるはしで破壊することが可能。このつるはしはあくまで壁を破壊するためのもので、クリーチャーを攻撃することは出来ない。基本的に逃げるしかない。
グラフィックは非常にきれいで、その分要求スペックも中堅クラス。
サイコホラー全般に言えることだが、セーブ機能に若干の難ありで、もちろん任意の場所でセーブは出来ない。チェックポイントは疎らなので一度死ぬとかなり戻されることもある。初見殺しがかなり多いので、これは少し困る。また、ストーリー分岐システムが搭載されているのにセーブが出来ないので、ほかの分岐を見たい場合は最初からやり直すしかない。取り忘れたアイテムに関しても同様。
ホラー要素に関しては典型的で古典的な怖がらせ方が主なので、ある程度ジャンプスケアのタイミングは予想できる。
[h1] 総評 [/h1]
非常に陰鬱な雰囲気のなか、ゴア多めの血みどろのビジュアルと悲壮感伴う救いのないストーリーな上、民族浄化や戦争犯罪、人権侵害、代替医療、ナショナリズム、前時代的倫理観などの要素が頻繁に登場するので、これらが苦手な人には向かないゲームかもしれない。ストーリーは面白いとは言えないものの、完成度は高く高く評価せざるを得ない。
悲しい気持ちになりたいときはやってみよう!
👍 : 3 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
285 分
怖いだけじゃなく切ないです。初期のサイレントヒルなどが好きな人にいおすすめのホラーゲームです。主人公の世界で選択でエンディングが変わるので複数あるようです。救いのない世界にどうか希望を
👍 : 13 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
456 分
時代は第一次世界大戦真っ只中、場所はドイツの大将軍を祖父に持つフォン・シュミット家。数々の素晴らしい戦歴を誇る祖父のロタールはその息子カールに同じく兵士としての能力を求めるが、足に障害を抱え馬に乗ることも出来ないカールに強い失望と怒りを抱いていた。その失望感は次第に孫のヨハネスとパウルへの期待感となって現れてくる。自身の戦歴に並々ならぬプライドを持つ祖父と、彼から強い期待を受ける孫ヨハネスとパウル、その板挟みにあうカール、そして息子たちに強い愛情を向ける母のマグダレーナ、それぞれの心には徐々に歪な感情が芽生えてくる。。。
ジャンルとしては一人称のサイコホラーアドベンチャーゲームであり、マップ内にあるインタラクト可能なオブジェクトを調べ、テキストからストーリーを理解し、アイテムを集めたり簡単な謎解きをしながらステージからステージへと進んでいく。稀にアクションが必要な場面もあるがこちらも非常に簡単なのでアクションが苦手でも安心してプレイできる。
肝心のストーリーはやや難解で、主人公が誰であるか表現されなかったり、現実か過去か架空か分からない場面を行き来するなど、テキストをしっかり読んでいても何が起きているのかを理解するのは難しい。一方ホラー要素はジャンプスケアもあるが、PVにある「人ならざるもの」の存在であったり、背筋がザワザワするようなサイコな設定があったりと楽しめる。初回プレイはエンディングまで8時間弱ほど。ゲームプレイ中にストーリー進行に影響を与えるポイントが複数あるので繰り返しプレイすることは出来るがチャプターセレクトがないのはつらいか。
👍 : 10 |
😃 : 0
肯定的