Aquaculture Land: Fish Farming Simulation のレビュー

世にも珍しい養殖場経営ゲーム。 キャリアモードは主人公が脱サラし養殖場を始めるという農場経営ゲームの古典的導入から始まる。OPのアニメーションはなかなか良く出来ており、これだけでも一見の価値がある。 ただしキャリアモードはまだコンテンツが制限されており、養殖できる魚種などに制限がある。 完全版はアーリーアクセス終了時となるようだ。 一方フリーモードでは既に相当数のコンテンツが実装されている。 養殖できる生物も多彩で、ティラピアなどの魚類だけでなくエビや貝類まで養殖できる。 交配による品種改良などもあり、開発のこだわりが感じられる。 また、養殖した魚を売るだけではなく釣り堀を設置することも出来る。 将来性を感じるとともに現状でもクオリティは高い。値段も1000円程度で大変控えめである。 生物が好きな人にも経営ゲームが好きな人にもオススメできる。 なお対応言語に日本語は無い。完璧に文章を読もうと思えばそこそこ英語力を要求されるレベルだが、パラメーターの管理などゲーム的な部分は一般的な経営ゲームの感覚で通用する。 Steamユーザーならおそらく問題とならないだろう。