Battlevoid: Sector Siege のレビュー

Battlevoid Harbingerと同じ世界観のストラテジーゲーム。 こちらは「自機」という概念はなく、艦隊を作って敵と交戦して支配地域を拡大してゆくというのが基本コンセプト。自機が吹き飛ばされてゲームオーバーということはない。出撃拠点のステーションが破壊されたらゲームオーバーにはなるけど、まあそこまで追い込まれる状況なら仕方がないとあきらめもつくよね。 勝利条件は敵の出撃拠点のステーションを破壊するとか、すべての惑星を手に入れるとか…正直よくわからないが、いきなりVICTORYなんて出てきて次の面に行くので、まあ勝利しているのだろう。勝利の感動は正直ない。ファンファーレも、アニメも、何もないんだ。ただイラストと成績が表示されるだけ。 ここまで聞いて、おや？と思ったあなた。その違和感、わかるよ。 そう、これは敵をやっつけて「面クリア」を目指すゲームなんだ。リアルタイムストラテジーなんだけどね。 コマンドアンドコンカーを、もうちょっと簡単にしたものと思えばいいかもしれない。 VICTORY表示が出て、StarMapというボタンをクリックすれば、次の面に移動する。 でもね、このゲームが気に入らないのは、次の面でも、その次の面でも、やることが同じというところなんだ。 そう、次の面になってもまた最初からなんだよ。 強化したステーションも、育てた艦隊も、ため込んだキャッシュも、開発した技術も、みんなリセットされちゃってまた最初から。 それが延々続く。 敵をやっつけました。面クリアです。 また最初から。 敵をやっつけました。面クリアです。 また最初から。 正直疲れる。達成感もなくなっていく。 辺境の弱小国が、武力をため込んで近隣の国を制圧ながら成長し、やがて一大銀河帝国が成立する！！！なんてゲームじゃない。まあ、ちょっと頭を使うかもしれないけど、入れ込み要素はあんまりないかな。夢中になって、やるようなゲームじゃないと思うよ。お手軽に、暇つぶしに、遊ぶのがちょうどいいと思う。 ということで、お勧めしないかな。

[h1] 佳作SF RTS『Battlevoid』シリーズの新作 [/h1] ･･･のはずだが、どうしてこうなった？ ゲーム自体からして全くの別物で、『Battlevoid: Harbinger』のようなローグライクではない。 マップ上に点在する星系を支配してリソースを貯め、テクノロジーを開発し、艦隊を建造して敵本拠地を破壊すれば面クリアという、4X型のタイトルになっている。 いちおうキャンペーンモードのようなものはあるが、ただ指定された通りにマップ攻略していくだけのものであり、特に戦略性があるような内容ではない。 次のマップに移ると、また一から研究と建造を行うことになるので、同じような作業を延々と繰り返すことになる。 一部の大型艦、テクノロジーに関してはマップクリア報酬を消費してアンロックする仕組みになっており、これらの要素のみ引き継ぎが可能だ。 とはいえ、速攻とラッシュが有効なこのゲームにおいて、いかに強力なテクノロジーであってもいちいち開発している余裕がないのは残念なところだ。 また武器の射程にあまり差がなくなり、何を搭載しても距離を詰めてボコボコ殴るのが有効になってしまった。 値段を考えると、それなりに遊べるレベルではあるが、比較される相手が悪かった。 『Battlevoid: Harbinger』を持っていない場合は、素直にそちらを買う方がいいし、前作のファンならばなおさらオススメできない。

つまらなくはない、ただ賽の河原で石を積むかのごとく不毛で退屈な事の繰り返しがつらい 初期状態で勝つのは少々厳しいが勝ててももらえるポイントが少なめ どうにか稼いだポイントで船やステーションをアンロックしてもそれだけでは大して強くなった気がしない またより強い兵装をアンロックしてもリサーチツリーなのでステージ攻略のたびにリサーチからやり直し 結果一回のステージ攻略にかかる時間が無駄に長く非常にだるい 開始して数時間で飽きてくるというかうんざりしてきてしまう 爽快感を得られないまま時間だけがだらだらと過ぎているように感じて最後までプレイする気になれなかった