Jagged Alliance: Rage! のレビュー

ターン制のタクティクス、アドベンチャー要素、そしてお馴染みの一風変わった傭兵たち!初代『Jagged Alliance』から20年後を舞台にしたこのスピンオフ作品では、ジャングル地獄へのロードトリップを体験することができる!
アプリID463170
アプリの種類GAME
開発者
出版社 HandyGames
カテゴリー シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, マルチプレイヤー, コープ, オンライン協力プレイ, 部分的なコントローラーサポート, リモートプレイテゲザー
ジャンル ストラテジー, シミュレーション, RPG, アドベンチャー
発売日6 12月, 2018
プラットフォーム Windows
対応言語 Portuguese - Brazil, French, Italian, Simplified Chinese, Japanese, English, Korean, German, Spanish - Spain, Polish, Russian

Jagged Alliance: Rage!
2 総評
0 ポジティブなレビュー
2 否定的レビュー
否定的 スコア

Jagged Alliance: Rage! は合計 2 件のレビューを獲得しており、そのうち 0 件が好評、2 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。

最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 588 分
お馴染みの傭兵たちが、老いとデバフと専用スキルを引っさげて帰ってきた! 製作のCliffhanger Productionsは、かつてJagged Alliance Onlineを手掛けたスタジオである。Onlineがサービスを終了したとき、多くのユーザーがオフラインでもプレイできるよう嘆願したが、それは叶わなかった。なぜかというと、Cliffhangerが当時のIPホルダーから購入したのは、JAの「オンラインゲーム」を制作する権利だけであり、オフラインでのプレイを可能にすると、すなわち契約違反になってしまうからだった。じつはこれとまったく同じ過ちを、のちのShadowrun Chronicles - Boston Lockdownでもやらかしているのだが、今回は晴れてJAの「オフライン・シングルプレイゲームの製作権」を引っさげての、念願のリベンジというわけである。 ただしOnline時代にファンコミュニティの意見にまったく耳を貸さなかったことが災いしてか、あるいはモバイルポートばりのカートゥーン調グラフィックに老い衰えたかつてのキャラクター達という地雷臭しかしない設定からか、発売しても酷評…すらされず、話題にすらされなかったという総スカンぶりで、評価される以前の問題で早々に忘れ去られてしまった悲しき作品である。 とにかく、まともにゲーム内容について語っているレビューが存在しないため、購入の決断を下すまでに随分と時間がかかってしまった。俺はべつにクソゲーマニアじゃねぇんだよ。わかってる地雷を踏みに行くほど勇気があるわけじゃねぇんだ。 基本的に自由度が低くリニアな進行で、成長要素が無いわりに味方があまり強くない&数も少ないので、攻略の型式は必然的にステルス・パズルゲームになる。というのも敵の行動ルーチンが完全にステルスゲームのそれで、発見されると「援軍を呼ばれる」「索敵範囲が広がる」「ステルスキル(一撃即死)が不可能になる」と極端に不利になるので、取れる選択肢が「ステルスで一切の被害なく突破」か、「ラウドで大被害を出しながら突破」の二択にしかならないのだ。 ヘッドショットは命中率が低いうえ、それほどダメージが高いわけではなく、また敵は最序盤からヘルメット等の防具を装着しているため、胴や脚への攻撃に対するアドバンテージがほとんどない。つまり銃撃戦に発展した場合、キャラクタースキルや強力な武器で敵を一撃のもとに葬る、というような戦術は取れず、お互いにダメージを受けながら殴り合うような戦い方しかできない。 もちろん構造物の破壊だとか、弾道特性、弾丸の浸透性や跳弾、物理計算といった複雑な処理は一切行われていない。(余談だが、FlashbackにはJA2のような構造物破壊要素が実装されていた。ただ爆発物が手榴弾しかないため、大半のプレイヤーが気づかなかったのだが) 敵は戦術的な行動を取らず、パトロールを義務づけられた一部の兵士以外は「その場に突っ立ったまま」か、「プレイヤーに向かって一直線に突撃してくる」かのどちらかだ。あるいは、遠距離からの運任せの射撃を命中させてプレイヤーを苛立たせるか。もちろん、民間人は意味もなくターンを消費して動き回ることでプレイ時間を浪費させてくれる。 回復アイテムの数もそれほど多いわけではなく、出血や金属片の埋没といったデバフも存在し、武器や防具の耐久力が低く非常に壊れやすいため、はっきり言って本作でラウド主体の攻略はほとんど選択の埒外にあると言える。 傭兵の雇用や解雇、民兵の訓練、アイテムの売買といった要素も存在しない。 ミニマップが存在しないため状況把握がひどく困難で、どこに何があるのか、敵はどこにいるのか、脱出地点はどこにあるのか?などがわかりづらい。また敵の行動範囲や射程を知ることもできないので、計画的な行動が非常に取りづらい。 敵を全滅させなければマップから脱出できなかったり(戦術的撤退が不可能)、オブジェクトが重なったときにクリック判定が曖昧になるため誤操作を誘発しやすくなる等、技術的な問題というより単に気がきかない部分の多さは、Jagged Alliance 2自体がエポックメイキングな作品であった点を抜きにしても「20年前のゲームにできたことが、なぜできないんだ!」とケチがついても仕方のないところである。 またバグが多くシステムがやたらに不安定で、正常な操作が不可能になったり、ゲーム自体が停止することが割とよくある。長時間連続でプレイするとほぼ確実にゲームの動作がおかしくなるため、まともにプレイするにあたって相当の根気が必要なゲームなのは確かだ。セーブデータの再現性が怪しい部分があったり、実績関連のバグも多く、難しい条件のついたものはまず正常に解除できない。 そうそう、アルコールは全体マップ画面だと安全に飲むことができる。これを知っておくと序盤の進行が楽になるだろう…本作には、そのテの作り込みの甘さが随所に見られる。 なぜJAをカートゥーン調グラフィックで作ろうとしたのか、という点については、おそらくは何か難しい決定や狙いがあったわけではなく、(Cliffhangerの過去作を見るに)たんに同スタジオのアーティストがカートゥーン調のグラフィックしか作れなかったからではないか、という気が… モデルやテクスチャの出来が良いわけではなく、シェーダーで凝った表現をしているわけでもないので、少なくともグラフィック面で見るべき点は特にない。相当に失礼な言い方をさせてもらうと、Onlineのアセットを使い回したほうが良かったんじゃないの?と思ったくらいだ。(あるいはそれが権利上の問題で不可能だったのか?) 日本語翻訳はちゃんとしているが、フォントが薄く細く擦れており字のサイズがバラバラなため、やけくそに読みづらい。 容量11GBのうち8GBは音声ファイルであり、その原因はWwise .wem形式を使用しているためである。 Wwiseを採用しているタイトルのほとんどはインポートした.wavファイルに圧縮をかけず出力しているために、クソデカファイルサイズを占有するというポンチぶりを発揮しており、本作もその例に漏れない。というか、AudacityのRawデータ取り込みで一切のノイズなしに完全再現できる程度に完璧なロスレスWaveである。これは解像度だけがご立派にでかいテクスチャでハードディスク容量を圧迫するのと同等の蛮行である。[strike]ついでに言うと、俺はFMODだのWwiseだのといったオーディオミドルウェアが大嫌いである。[/strike] 英語のほかに独・波・露・西の計五ヶ国語の音声が収録されており、これが各1GBづつの容量を喰っている。Steamから設定言語を変更して追加ダウンロードを行わずとも、ゲーム内で設定を切り替えて即座に反映可能なのは便利と言える…いや便利なのかこれは? グラフィック改造(キャラクターモデルの差し替え等)は不可能ではないものの、それなりに工夫が必要なうえ、かなり制約が多い茨の道になる(ちなみに本作はUnity 2017製)。 各種設定ファイルが.jsonで書かれていたり(ただし第三者がファイルを開いてすぐに理解できるような構造にはなっていない)、いちおうMod製作を念頭に入れて開発されたらしい形跡は見られる…のかなあ…?翻訳ファイルは.csv形式で、こちらも変更を加えるのは容易。 あと、なぜかShadowrun Chroniclesのキャラクターモデル一式が同梱されているのだが、Rage!のモデルと比較するとボーン名から縮尺・身体バランスからまるで一致しないので、流用は難しい。なぜこれが入っているのか… 傭兵たちの「その後」を描いた、番外編的なミニシリーズ。ストーリーは過去作やシリーズ馴染みのキャラクター達を意識した作りで、そういう点ではシリーズファン向けではあるのだが、肝心のシリーズファンがこのRage!を心を広くして迎える可能性は果てしなくゼロに等しいという哀しきジレンマを背負っている。 なんというか…期待値を限りなく低くして、なんとか楽しく遊んでみようと努力はしてみたが、これ、まずもってゲームとしてまともに遊べる代物ではないのじゃないか?ぶっちゃけ、こいつに比べたらあのFlashbackさえ「まだまともに遊べる」判定になると思う(いちおう、あれは全実績解除する程度には遊んだので)。 心を広くしてサムズアップ評価でレビューを書こうと思っていたのだが、しばらくプレイしていて「ゲーム自体は特に面白くない&褒めれる部分が特にない&欠点はめちゃくちゃ多い」というところで、あれ、これひょっとしてクソゲーなのでは…と気づいた。
👍 : 6 | 😃 : 1
否定的
プレイ時間: 80 分
Jagged Allianceシリーズの大ファンなので、つまらないことは覚悟で買いましたが、ゲーム本番に入る前にユーザーインタフェースが悪すぎて挫折しました…。 3D画面がやたらと見にくく、どこを移動できるのか、マップがどういう構成になってるのか、全く分からず、ゲームにならないという状況です。 楽しんでいるレビューもあるようなので、慣れの問題かもしれませんが、僕にはちょっと無理です。
👍 : 15 | 😃 : 1
否定的
ファイルのアップロード