Pathologic Classic HD のレビュー

8/10

ある街で発生したパンデミック（疫病の感染）の原因と真相を探るゲーム。 具体的には街の人たちと会話して発生源や怪しい人物を調べていくのが大筋となります。 また、主人公は12日間街に滞在しなければなりません。その間疫病への対策はもちろん、食料や薬品等の物資も集めなければなりません。 そして襲い来る脅威に対して対策するために武器を手に入れて身を守らなければいけません。 もし、日本語化して発売されていたなら絶対話題になったであろうゲーム。 日本語が無いと言うことで英語を読み解いていかなければならず、大筋が会話なので翻訳には苦労します。難しい単語も多く少し読める程度では苦戦するかもしれません。 一応パスロジック２（リメイク版）が出ると言うことでセールになっていたので購入してみました。 パスロジック２の方は、予定より開発が伸びているらしくまだ発売されていません。 個人的な感想としては中々面白いです。ｒｐｇのタグが付いているのですが能力の上昇ではなく装備品を集めて自分を強化していくタイプのゲームです。戦闘は生き残るために必要な要素なのでおまけ程度のものですが、めちゃくちゃ難しいです。基本は殴り合い弾丸は高くて入手難度が高めです。 食料は日が経つごとに値段がつりあがっていき入手が難しくなります。まだ最後までクリアできていないので攻略しきれない可能性がありますが、面白いので頑張って最後までやるつもりです。 雰囲気が独特でホラゲ好きの私でも新鮮にプレイできました。HD版ということで画質は結構綺麗です。疫病に対するアプローチやゲームシステムが独特で没入感が凄いです。 最後に主人公は三人のなかから一人を選びます。 キャラそれぞれにストーリーラインがありつるむ町人も変わってきます。 一人めは疫病対策委員的なところから送られてきた正規の医者で、初めは彼を選択するといいです。このゲームにはカルマシステムが存在し、街人に対して盗みや殺しをすると評判が下がっていきます。 評判が下がりすぎると町人が襲い掛かってきて逃げるしかなくなります。 戦う手もあるけど数が多いのと一人一人が強いのでボコボコにされます。 一人めのキャラは評判が普通ぐらいから始まります。 正規の医者と言うことで町人から歓迎されておりはじめから滞在場所も用意してもらえます。 二人めのキャラは研究目的？で町に来たらしく町人から歓迎されずスラム街から始まります。スラムの子供達のいざこざを解決することによって評判をあげていけますが、選択を間違えると評判は駄々下がり、襲ってくる町人を殺しても評判は下がり負の連鎖に陥ります。 三人めのキャラは上記のキャラでストーリーを進めなければ開放されずまだ使っていないのですが、不思議な力を使って疫病を治しに来たと言うちょっとファンタジーっぽい女の子です。 説明が長くなりましたが、とにかく町人を怒らせるのはやめましょう。殺されますｗ まとめると一日を生き抜くための食料を用意して武器で身をかためその日のうちに 聞き込めることをすべて達成すると次の日に進めます。 ゴシックホラーが好きな人にはお勧めしたい作品ですが、日本語コミュニティも攻略サイトもなく海外のサイトをgoogle翻訳する必要があり英語が苦手な人はプレイもままらないと思います。 雰囲気はめちゃくちゃいいのでセール時にどうぞ