Dead State: Reanimated のレビュー

面白い。ゾンビパニック後のジリジリとした絶望感が上手く表現できてる。 全体としての難易度は高くないが、予想以上の長期戦になったので 一向に来ない救助、乏しくなる物資、悪化する士気と中々の緊迫感があった。 仲間候補がやたら多く(40人ぐらい？)、キャラも立ってるので勧誘が楽しい。 特定のキャラがシェルターにいると対話の小イベントが起こるのも細かくていい。 ただ大人数を支えるためのシステムがゲーム側にないので増やし過ぎると最悪詰むのが難点。 ゾンビ相手の戦闘は作業的だが、装備が整ってきて人間と戦い始めると結構シミュレーションらしくなって面白い。 終盤の敵は軽く理不尽になって来るので仕様の穴を利用して対抗するしかないが、それも面白いと言えなくもない。 それはそうとして、ここまでの面白さを帳消しにしかねない程インターフェースが酷い。 １０段階評価なら限りなく１に近い２ぐらい。 細かいアイテムを大量に扱うゲームなのに所持アイテムやルート周りのUIが特に扱い辛く、ストレスが溜まる。 拠点でもアイテムのソートができない。武器カテゴリに消耗品の投擲武器も混ぜられてしまう。 仲間のステータスを拠点で見れない。等等。 あと、終盤になるにつれイベント進行が不自然だったり、配置が投げやりだったりして なんか製作側がやる気なくなったのかな感があって辛い。 まとめると、物凄く惜しいゲーム。UIさえ我慢すればかなり面白い。

[H1] ゾンビアポカリプス世界のシェルター運営シム [/H1] リーダーとして生存者達をまとめ上げ、周囲を探索してリソースや新たな仲間をかき集め、シェルターを強化して生き残りを図るというゲーム。 探索マップで敵に遭遇するとターンベースの戦闘に移行するのだが、APを消費して移動や戦闘を行うシステムとなっており、このあたりは初代Falloutに近い。 もちろん、探索だけしていればいいというワケでもなく、シェルターに残った仲間にさまざまな作業を割り当て、争いごとを解決し、相談に乗ってあげる必要がある。 序盤はなかなかに面白いのだが、後半はゾンビを殴ってはリソースを輸送するだけという作業の割合が多く、やや単調。 ストーリーもあって無きがごとしで、50時間を超えて収支が安定してくると、新しいチャレンジも無くなってしまう。 ついでに言うと、バグもマップの使い回しも多い。 これ、本当にオススメしていいのかな？　と悩ましいタイトルなのだが、良く考えれば50時間楽しく遊んでいる時点でオススメであった。 [table] [tr] [th]言語依存度[/th] [th]★★★☆☆[/th] [/tr] [tr] [td]難易度[/td] [td]★★★☆☆[/td] [/tr] [tr] [td]怖いのは人間だよ度[/td] [td]★★★★☆[/td] [/tr] [/table]

アメリカのドラマのウォーキングデッドの世界感で遊べるゲームです。 現在ゾンビゲーが流行ってるのでたくさん出回っていますが銃でゾンビを無双するようなゲームとは違い、銃もありますが基本的な武器は鈍器や刃物です。 しかも外れますｗ銃もこの距離で外すのかってくらい外しますｗでもそれがリアルかなとｗ 装備もホッケーマスクなど装備して見た目世紀末にもなれます。 X-COMのゾンビ版でMAP探索時はディアブロの様にクリックした場所に自由に行けてアイテム収集、ゾンビや敵対生存者に会うと行動ポイント制のシミュレーションに変わります。 ゾンビゲームがやりたいけどFPSで走り回っていくらでも無双できるのが違うなと思ってる人にはお勧めです。 マップを走り回りゾンビを駆逐する様な爽快感はありません。（いい意味で） 今後のアップデートに期待です。

85/100 飛行機の中でゾンビパニックが起きて、墜落したのがテキサスの田舎。 運良く親切な人たちのシェルターに拾われて、そこから生き延びるための戦いが始まる。 キャラメイクで能力とスキルにポイントをふってなにを伸ばすか決められる。最初のオススメは素早さと格闘。 まずはpartsを集めてフェンスを直そう。foodとfuelを集めて命と士気を繋ごう。ただし町はゾンビであふれている・・・。 ゾンビに近寄るか戦闘モードを選択すると、シームレスにスクエア移動と行動でAPを消費するSLGに変わる。 格闘は危険だが音がしない。射撃は弾が有限だし騒音でゾンビが集まってくる。（中盤から弓やサプレッサーが出る） 本当に恐ろしいのは人間だ。強くて賢い。武装もしている。友好的に見えても近寄ると不意打ちしてくる奴もいる。 人間もゾンビも気にせず襲うギャングや略奪者。狂った傭兵ども。仲間以外に興味のないクソ民兵。 理性と正義を失わなかったわずかな人々を集めて対抗するしかない。 信用できる人をスカウトしてシェルターに連れて帰ろう。食料が減るのも怖いが少人数では生き残れない。 ・良い点 1　英語が簡単！　難しい構文や現代英語特有の変な省略がなく、平易な英語。辞書があれば高校レベルで全然OK。 2　会話が面白い　ストーリーは単純だがそれぞれのNPCに背景がありイベント会話でそれらが解り愛着がわく。主人公との関係によって会話が変わることもある。 3　戦闘がスリリング　ゾンビは馬鹿でおびき寄せて戦えるが数と騒音に注意。人間は待ち伏せや距離監理や武装が恐ろしい。人間と戦っている間にその銃声でゾンビが集まってきたりするぞ。 4　やることが沢山　NPCにタスクを割り当て、外を探索したりシェルターを改築して安全にしたり食糧生産したり戦士のサポートをしたり。 5　仲間NPCがいい奴　それぞれ主義主張が違って対立することもあるけど（一部を除いて）全員善人。保安官としての任務を必死で果たす漢。娘を守りたい母。なりゆきで見知らぬ女子供を守りつづけたおいたん。主人公が良いリーダーである限り彼らは決して裏切らない。「こんな奴守りたくない！」と思う奴がいない。 6　どこでもクイックセーブロードが出来る。戦闘中はロードのみ。 ・悪い点 1　戦闘モードでは戦闘に参加していなくてもフィールドにいる全員にターンが回って待たされる。ゾンビ沢山のモールなどでは数十のゾンビに一体１秒程度だがターンが回って随分待たされる。 2　戦闘モードから上手く抜けられないときがある　近くにいる敵を全滅させても遠くのゾンビの移動につき合わされるのか、一歩ずつ歩いてマップを出ないとモードから抜けられなかったりする。 3　探索に主人公が必須　なので主人公はポイントを戦闘に振らないと足手まといになってしまう。戦闘とリーダーシップは必須かも。 4　終盤探索以外暇になる　もう少し戦闘以外の部分の難易度が高かったり、シェルターアップグレードの数があっても良かった。

世界が一瞬にしてゾンビだらけになっちゃいました。生き残ったわずかな人達と学校を拠点としてサバイバルしましょうというゲームです。 　★良いと思った点 ・ゾンビサバイバル。世界中がゾンビだらけに！スーパーに食糧を漁りに行こう！仲間が噛まれて感染してしまった！まさによくあるゾンビ映画のような設定で冒険が出来ます。 ・ジャンルはＲＰＧだと思いますが、仲間たちに君はパーティに入ってね、君は拠点でフェンスの修理をしてね、掃除をしてモラルを上げてね、などの指示をするシュミレーション的な要素があります。もちろん拠点にいる人数が多ければ多いほど食糧の問題があります。 ・キャラのカスタマイズ。キャラの見た目、能力値、スキルやパークなどマイキャラをカスタマイズ出来ます。 　★悪い点 ・操作性やＵＩなどの細かいとこに不満あり。このゲームの悪いとこはここに尽きる。戦闘中に仲間との位置を交代するのがちょっと面倒だったり、拠点にいる時に仲間のステータスが確認しにくかったり、戦闘中に、戦闘に参加していないマップ上の恐らく全てのゾンビのターンがいちいち回ってくるのがうざい。 こんな感じでちょっとしたとこでいらいらさせられます。 　★バグについて 以前はかなりバグが多かったみたいですが大分修正されたようで、私が買った時点では気になるバグはありませんでした。まあ一回クラッシュして落ちてます。クイックセーブ推奨です。 　★英語について 現代ものだけあって、日常会話の範囲の英語しか出てきません。なので他の文章読まされるＲＰＧより断然読みやすいと思います。ただそこそこ文章が多い上選択肢などもよくあるので、ある程度の英語力は必須です。ただ日本語化自体は出来るみたい。 外人さんの不評レビューに、ビーチに落とした極上のアイスクリームを食べてるみたいだ。アイスクリーム自体は美味しいのに舐める度に砂利の味がする云々というようなことを書いてる方がいて、プレイ中いらっとくる度に上手い事言うなぁとその言葉を思い出した作品でした。 ここまで書くとなんかおすすめしてるように見えないかもしれないですが、ゲーム自体はいろんな要素があってとても面白いので、このゲームにはそういう不親切なとこがあるとこを踏まえた上でゾンビ映画のような設定でＲＰＧがしたい！という人には私はおすすめしたいと思います。

数か月前に、開発側の暴挙で各所で炎上していたらしいゲームですが、その折からこのゲームを支援していたユーザに感謝したいくらい面白いゲームです。 私は、バグが出まくっていた頃のこのゲームを知らないので、いまはただ、「面白い」の１点に尽きるゲームですね。 いまどきの同種のゲームと比べて絵がチープなので、キャラクターへの感情移入やアポカリプスな恐怖というところでいまいちパンチ力が欠けてしまうところですが、ゾンビがはびこる殺伐とした世界で、命からがらに集まった生存者達と協力して生きていくという雰囲気にどっぷり浸れます。 個人的にですが、初見でなんとなく「開始直後がめんどくさそう」 （＝最初の数時間は何回もリスタートを繰り返すんじゃないか） な感じがしていたのですが、ぜんぜんそんなこともなく、チュートリアルと呼べそうな難易度の「調達任務」からスタートして、すごく自然な感じに、ゲームを進めていくためのノウハウを植え付けていってくれるので、最初のワンプレイからでも、割とスムーズにゲームの深いところまで一気に進んでいけたりします。 （拠点の近くに、初見殺しのような場所もありますが・・そこはまぁ運というか判断力が問われるところかな・・・） とりあえず、絵はチープだし、戦闘もターンベースだしで、いまどきのゲームではありませんが、Project Zomboidと違って1人じゃないし、State of Decayのように単独で勝手に出かけたNPCの救出に駆り出されることもなく、RPGではあるけど、ストーリー無視の自分勝手なオラオラな王様リーダーでもやれそうだし・・・（まだそれはやったことないけど） きちんとコミュニティを運営するためには、医療の知識を持つ人、機械整備の技術を持つ人、農業の経験を持つ人、元軍人、元保安官などさまざまな専門分野を持った人たちの技術を生かし、組織して、集団の生命と生活と、生きるためのモチベーションをコントロールしていく必要があります。 ゲームの設定、雰囲気は、State of Decay以上に、ウォーキングデッドですね。 残念ながら、現時点ではがっつり「日本語」でプレイすることができず、おまけに、ＲＰＧであるため、文章量も豊富ですが、比較的簡単な英文なため、ついでに英語の学習もできてしまう素晴らしいゲームだと思います。 （会話がよくわからなったら、とりあえず１を選択しておけばＯＫかと・・・） もしかしたら、このゲームを１００時間もやればウォーキングデッドが字幕無しで見られるようになるかも・・・いやむりか・・ そして、まだ若干「バグ」はあります。頻繁にF5を押してクイックセーブすることだけは忘れないことをオススメします。 ------------------------------------------------ このゲームを購入する前に私が知りたかったけど得られにくかった情報も載せておきます ・ルートアイテムは、たぶん再湧きしません ・でも、マップ移動中にランダムで敵対NPCが湧いたりゾンビに襲われたりしてそこで食料とか弾薬が拾えます ・一応農業もできます（でも拠点の人数が多いとぜんぜん足りません） ・弓矢、クロスボウもあり矢もクラフトできます（弓が使えるのは中盤くらいから） ・でも、放った矢やボルトは回収できません ・拠点となる学校は、広すぎず、狭すぎず ・シェフは居るけど調理は無い ・基本はRPGなので、仲間になるNPCは固定です(仲間にするかしないかの選択はできる） ・拠点は変更できません