TAISHO x ALICE episode 3 のレビュー

大正×対称アリス episode 3 全4作(episode1～3,epilogue)あるうちの3作目。 episode3では白雪君と魔法使いさんが攻略対象となっています。 episode1,2の内容を踏まえた上で物語の真相に迫る内容となっています。 全編通しての感想はepisode1でレビューしたので、そちらも参考にどうぞ！ -----各ルートとキャラについて----- 白雪君 今作の気難しさNo.1。インドア派で読書好き。 彼の抱える問題が最も重く(わたしはそう思った。)、 とてもじゃないですけど冗談は言えない雰囲気。 ルートの序盤は和やかな雰囲気ですが、後半になるにつれて暗くなる一方。 ルートの内容としては湖で白雪君と知り合い、仲を深めていくかたちで進行していきます。 シンデレラルートの時から飲まず食わずの白雪君。 激重な予感はしていましたが、案の定といった様子で 物語が進むにつれて和やかな雰囲気は息をひそめてしまいます。 魔法使いさん 魔法使いだったり探偵だったりするすごーく胡散臭い人。 シリアス場面が多い本作では出てくると清涼剤になってくれることも。 とある事情で絶対に叶わない恋をしているため、 ある意味最も救われない立ち位置にいるが、epilogueではっきりとした描写はないものの、 現状を受け入れたか、あるいは......といった感じ。 わたしが2番目に好きな攻略対象。 ルートの内容としては5人の婚約者(各ルートの攻略対象)と同居する主人公が脅迫状を受け取り、 犯人を捜すために探偵である魔法使いさんを雇うというところから始まります。 例のごとく居候です。 この魔法使いさんは本作の最重要人物でもあり、このルートにて 大正アリスの真相が明かされるといっても過言ではありません。 シナリオ評価ですが、魔法使いさんが想い続ける相手とはだれなのか、 世界に関する違和感、明かされる物語の真相、 どれをとってもこれまでの下積みを活かした内容であり、素晴らしいの一言に尽きます。