IMMORTALITY のレビュー
マリッサ・マルセルは、3本の映画に出演した映画スターであった。しかし、どの映画も公開されなかった。そして、彼女は姿を消した。「Her Story」のクリエイター、サム・バーロウの新作ゲーム。
アプリID | 1350200 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Sam Barlow, Half Mermaid |
出版社 | Half Mermaid |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, フルコントローラーサポート, 字幕があります |
ジャンル | カジュアル, インディー, シミュレーション, アドベンチャー |
発売日 | 30 8月, 2022 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | English, Portuguese - Brazil, French, Italian, German, Spanish - Spain, Traditional Chinese, Japanese, Arabic, Korean, Spanish - Latin America, Turkish, Polish, Swedish, Thai |
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。

35 総評
24 ポジティブなレビュー
11 否定的レビュー
賛否両論 スコア
IMMORTALITY は合計 35 件のレビューを獲得しており、そのうち 24 件が好評、11 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、IMMORTALITY のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
431 分
一応エンドロールまで見たので感想を。おすすめですが万人受けはしないと思います。
プレイスタイルは3つの映画撮影の小道具や人にフォーカスすると別の場面に移動する、それを追って映像を集めていき真相(クリア)をたどっていくというものです。推理ものではありません。抜け落ちた本のページを揃えていく、みたいな感じです。
3本の映画の断片をずっと見続けるようなゲームで開始2時間くらいは退屈に感じた。しかし見ているうちに不思議と登場人物やその背景、映像の内容自体にも愛着じみた感覚が湧いてくる。そうなってからがいよいよ面白くなるゲームです。
映画やドラマの見始めも徐々にその世界観に入っていき、気が付いたら見てしまうというあの感覚に近いかと。
ゲームのメインメニューで詳細を選ぶとこのゲームの内容紹介がされてるので、それを見てから始めると目的がわかりやすくてクリアにたどり着きやすい。見なくてもいずれはクリアできますが、たぶん数時間はプレイしないと目的が見えてこないと思う。まさに私は後者に当たり、途中で「詳細」の存在に気が付いてようやく何をしたらよいのか理解できました。
※詳細自体がネタバレというわけではない。あくまでこのゲームの目的を記したものなので、プレイの楽しみを阻害することはないはず。
👍 : 5 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
557 分
ジャンルは推理モノになるのだろうが、不思議なゲームだ。
昔マリッサ・マルセルという3本の映画が作られながら
どれも公開されずに幻の女優となっている女性がいた。
つい最近、公開されなかった3本の映画の全てのフィルムが断片状態で
発見されたと言うことで細切れとなっているそれらを調べることで
彼女に何があったのかを突き止めるのがプレイヤーに課せられた任務。
ゲームは細切れの映像フィルムを見ながら一種の連想ゲーム方式で進めていく。
例えばフィルム内に出てくる燭台をクリックすると、
別の映像で燭台が使われているシーンにジャンプする。
人物もある人物をクリックすれば
別の映画や同じ映画の別の映像の同じ人物にジャンプする。
これを繰り返してどんどんとフィルムを並べて集めて
細切れになった映画を1本の映画にしようというわけだ。
まぁ何度かクリックしてるとネタも尽きてくる。
ずっと映像を見続けて眠くなりつつもコマ送り機能を使って
新たなオブジェを探していたら、その時………!
何が起きたのかは是非ともご自身で確かめて欲しい。
まだまだフィルムの断片を漁る捜索は終われそうににない。
あぁそうそう。
成人向けじゃないけど題材が普通の映画なのでヌードも濡れ場もあります。
家族がいる所で遊ぶ時は要注意ねw
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1369 分
全ての実績を解除した上でのレビュー
一つ目のフィルムから映像をクリックしていくことで3つの映画の断片を全て探していくのが目的の1つ。正直、残りのフィルムが少なくなればなるほどどれが足りないのかという点で苦悩することになるはず。シーン番号というヒントはあれど、どうしても分からないという人はコミュニティのガイドを見るのも一つの手。
フィルムがある程度集められてくると、映画のストーリーを追ったり、そもそもなぜ映画が公開されなかったのかを追っていくことになるが、それ以外にも謎はあるので、ぜひ操作方法はちゃんと理解することと、振動付きのコントローラーでプレイするのがおすすめです。
正直全てが語られる訳ではないので、もやもやする人、考察を楽しめる人などいろいろな人が出てくると思いますが、私個人としては驚かされ、考えさせられ、そして誰かと語りたいなっと思った、そんなゲームでした。
最後に、時に演技を、時に語りを、そして歌にダンスにと多彩な表現を見せてくれたもう一人の女優に最高の賛辞を。
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1320 分
果たしてこれはサスペンスなのか?ホラーなのか?という
ジャンル不明の状態のままスタッフロールまで持っていかれる非常に珍しいタイプのゲーム。
ほとんどの時間を映像を見ることに費やされるので、好き嫌いはかなり出そうだが、
個人的には全く苦にならなかったのでおすすめ。役者さんの熱演もあり、「彼女」の悲哀がとても良い…
以下は攻略向けのネタバレ。
・序盤
[spoiler] 基本的に「気になったものをクリックする」程度で映像を見て行けばOK。
飛び先は固定ではなく、「クリックした物、または人と同じものが映っているいずれかの映像へジャンプ」なので
同じものを連打するでもある程度映像は見ていける。
3本分の映画の撮影シーンを見ていく都合上、役者名と役名×3が飛び交うという
かなりややこしいことになっているので、人物名はメモを取りつつ進めると理解が進むと思う。 [/spoiler]
・中盤以降
[spoiler] 映像を見ていると、時折不穏な効果音が流れることに気付くかもしれない。
そこには重大な手がかりがあるので、巻き戻してじっくり見てみよう。
時にはコマ送りで戻してみるとはっきりと見えるかもしれない。 [/spoiler]
・スタッフロール後
[spoiler]映像埋めはおとなしくガイドを見よう。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2860754029
面倒かもしれないけど、Secrets (2) の映像は是非見てほしい。[/spoiler]
2022/11/24
steamアワードの実績埋めのため更新。広くおすすめはできないけど素晴らしいゲームなので是非。
👍 : 8 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
524 分
「HerStory」が傑作で「TellingLies」が微妙な評価だったサムバーロウが、まぐれの一発屋だったのかが今作で見極められるって所で、またしても傑作を生み出してくれました。素晴らしい作品でした。
エンドロールは見ましたがいきなり物語の核に迫る映像に飛んじゃって全部の謎が解けた訳じゃないので、これから全実績解除を目標にやりたいと思います。
あと微ホラー要素あります。苦手な人は気をつけて。
[h1]良い点[/h1]
・各俳優の演技
→特にマリッサ役。作中の映画「アンブロシオ」の監督が語っていた。「純朴そうな見た目で魔性の女」という言葉が印象深く、その通りの配役と演技になっていたように思います。
・主人公マリッサ・マーセルの興味深いキャラクター。
・各映画にも印象的なカットやキャラクターが多く、普通に映画としても面白かった。
→もっと言うとライティングやフレームも割りと綺麗で、サムバーロウは映画監督やればいいとさえ思った。
・各映像に隠された仕掛け、それに気づいた時のなんとも言えない感覚。
→マジで最初見た時心臓止まるかと思ったし、底なしの沼に嵌まる感覚もあった。
・まだ不満点はあるが、前作から大幅に改善されたUI周り。
[h1]不満点[/h1]
・過去作のように映像を眺めるだけなのでゲーム性は低い。
・改善されたが、まだまだやっぱり不満点はあるUI。
→もう見た映像とかは視覚的に分かりやすいようにして欲しい。
・まだ見てない映像にたどり着くのにマラソンが必要。
→何回も同じ俳優や小道具で検索かけても、もう見た映像ばっかり出てくる。未視聴の映像が出てきやすい様な確率にしてほしかった。
[h1]総評[/h1]
あまり期待してない作品でしたが、予想を大きく上回る作品でした。
個人的にはサムバーロウの最高傑作だと思ってます。
HerStoryが好きだった人や、映画が好きな人は楽しめると思います。
👍 : 14 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
752 分
[h1] 「Her Story」「Telling Lies」に続く最新作! [/h1]
サム・バーロウ氏のHer StoryとTelling Lies(以下、「前作」と呼ぶ)をクリア済みの私が約半日ぶっ通しでプレイした感想です。
■内容
・無名から大抜擢され、誰もがそのスター性を疑わなかった女優・マリッサ。彼女が出演した3本の映画は、何故かいずれも公開まで至らなかった。その理由をそれぞれの映画のカットシーンを見て探っていく
・前作と比べてホラー&ちょっとグロ(ホラーはいわゆるjump scare的な感じではなくじわじわ来る感じ)
・結構[b] エロい [/b](配信は控えた方がベターかもしれません)
■システム
こちらは他の方が紹介しておりましたので細かいことは省きますが、前作プレイ済みの方ならすぐに慣れるかと。
この新システムのおかげで動画を注視する時間も増え、没入感や雰囲気を味わいやすいかも。
■総評
バーロウ氏や開発元を応援し、次回作に期待も込めて私はほぼ定価で購入しましたが、そうでなければクリアまでに必要なプレイ時間なども考慮するとセールを待って1000円弱以下で買うのが良いかと、前作が面白いと思った方はオススメです。
[hr][/hr]
以下、手っ取り早く攻略したい方向け※ネタバレ注意
[spoiler] とりあえず新しい動画を最後まで見たら全部巻き戻してみる(巻き戻しと早送りの速度には段階があり、早すぎると見逃します)
※以下は超手っ取り早く攻略したい人↓↓[/spoiler]
[spoiler] BGMが不穏になったところや、巻き戻し中に残像が見えた部分で超スローの巻き戻しor早送り(マウスなら左クリック長押ししながら横にドラッグ)[/spoiler]
[spoiler] (前作同様?)真相のすべてや登場人物のその後がキチンと整理されて語られているわけではなく、「こういうことなのかな~」って感じで終わると思います(少なくとも私はそんな感じでした) [/spoiler]
👍 : 14 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
911 分
ゲームとして、単なるインタラクティブな映画を越えた一作でした。
エンドクレジットまで8時間、全実績解除まで15時間程度。
ゲームに隠された仕掛けに気付かなければエンドクレジットまでたどり着けませんが、
その時点ではまだ背景に隠されたストーリーはちんぷんかんぷんな状態だと思います。
映像はかなり気合が入って作られており、映画の一場面として違和感がなく、
まずは映像を集めて映画自体を楽しみ、その合間合間の映像から制作背景を窺うだけで面白いでしょう。
そうしている間にあなたは仕掛けに気が付き、エンドクレジットに到達するはずです。
そこからが真の謎解きの始まりで、エンドクレジットのようなわかりやすい答えはありません。
ただ、映像を集め、ストーリーを組み立てていくうちに、真相に気が付くはずです。
わたしはこのゲームのシステムとストーリーの噛み合い方、言い換えれば、
このようなゲームでしか語り得ないストーリーであることに感銘を受けました。
次はあなたの番です。
👍 : 13 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
2109 分
一旦エンドロールまで見たがまだ途中。
おっぱいがぽろぽろ出てきてびっくりした。
数秒~数分程度の大量の動画を探して全容を探るのはHer Storyと同じ。
検索方法は大きく変わり、文章を打ち込むことはない。
例えば画面の中のリンゴをクリックしたら別の動画のリンゴのあるシーンに飛ぶ。
クリックできる箇所にワードが設定されているらしく、リンゴは「フルーツ」と設定されているのか、リンゴをクリックしたらミカンに飛ぶこともある。
動画の最初・最後に一気に飛べる機能や、巻き戻し・スロー巻き戻し・早送りが可能。早送りはもっと早くても良かったな。
3つの作中作が登場し、一度見つけた動画を現実の時系列順だけでなく、映画の時系列順にもソートできる。
(同じロケーションでの撮影はまとめて撮っていたりするため)
撮影の前や後の雑談、撮影中の監督からの指示の声、プライベート動画などもあり、映画の役者やスタッフの人となりもわかる。
「なんで各映画は公開されなかったか」を知るために動画を探していたが、映画自体のストーリーも面白い。1作目はマシュー・グレゴリー・ルイスの「マンク」という小説が原作。エロい。
ゲームパッドでプレイしていると、時々妙なシーンでバイブする。その時は何か怖い音楽が流れる。
不穏な雰囲気を醸し出すためのものかなーと思っていた。どの映画も怖い要素があるし。
[spoiler]バイブするシーンで巻き戻しすると、映画本編に登場しない謎の人物が透かしで映る。ほどよい巻き戻し速度にLT+Rスティック(Rスティック不要の場合もある)で調整すると画面が完全にその人物パートになる。複数動画で使い回される謎人物パートもあるが、特定の動画独自のものもある[/spoiler]
👍 : 30 |
😃 : 5
肯定的
プレイ時間:
2032 分
傑作だった。ストーリーだけでなく体験として価値があったと思うしゲームでなければできない表現だとも思った。
マリッサ・マルセルという3本の映画に出演した女優。将来を有望視された女優だったが映画はいずれも未公開に終わり彼女も姿を消した。しかし近年になって撮影の様子を収めた大量の映像が見つかって……というのが物語の導入。
プレイヤーは見たい動画を選択し視聴中に登場した気になる人物や小道具を指定する事で関連する別の動画にジャンプする事ができる。この際に今まで見ることができなかった動画に移動する事もあるので、それを繰り返して映画の全貌とマリッサに何があったのかを知るのが目的となる。目的となるとは言ったもののゲーム中でそう明言されるわけではないし何を持ってエンディングとなるのかわからないままプレイヤーは映像の中を彷徨う事になる。
ゲームの性質上プレイ時間の多くが動画を視聴する事に費やされるであろうし場合によっては同じ動画を確認のためにもう一度見ることになるケースもあるだろう。スピード調節もできる早送りや巻き戻し機能に動画のお気に入り登録などプレイをスムーズにするための機能は揃っているが、そもそも映像を見るのがダルいという人には向いていないゲームと思われる。
しかしチャーミングでしたたかなマリッサと彼女を取り巻く人物を追ってるだけでも意外と飽きずに楽しめるものだ。本筋とは関係ないスタッフが登場するシーンだけを追ってみるのも面白いだろう。そうする事で新しい動画に行き当たったりと予想外な発見があったりもする。最初は3つの映画の断片を並行して見るはめになるので理解が追い付かないが次第に映画のストーリーや役者の人物像がわかってくる。好奇心が満たされていくのは気持ちが良い。
ラストで多くの謎を残し考察サイトを見ないと理解するのが難しいというのは昨今のインディーズゲームによくあるパターンだがIMMORTALITYでは「結局よくわからないけど想像くらいはできる」という所まで語ってくれるのが好印象だった。言ってみればエンディングを見た後に「なんとなく想像できる」と思ったらそこでやめても良いゲームではなかろうか。わからなさを心地よさとして残してくれるゲームなのでそれで構わないと思う。そして逆に言うなら苦行に近い最後の実績を取得したからといってこの物語を完全に理解する事はできない。それもやむを得ない話で物語は終わっていないのだから。それは文字どおりの意味かもしれないしそうでないかもしれない。俺にもわからない。
👍 : 29 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
356 分
まずこのゲームを探偵推理的なアドベンチャーゲームだと思うのなら、一旦購入は待って欲しい
そもそもこの作品をゲームと呼んでいいのかすら自分には分からない。
ストーリーを解釈するための説明や、それを分かりやすくするための順序のよい展開などはなく
流れる映像が全てだ。
継ぎはぎだらけの各映像から、気になる部分を一時停止してクリックし
似た構図の映像にジャンプしていける。これの繰り返しで映像を収集。
映像が何を語りたいのかを自分の想像と考察のみで探っていく
そうしていくうちに、一つ一つの映像に紛れ込んでいる「アレ」の存在に気づき
さらなる謎の世界に迷い込んでしまう。
私のプレイ時間を見てほしい。
これは決して、つまらないとか、挫折したとか、詰んだとかではない。
私には早すぎたのかもしれない・・・
👍 : 79 |
😃 : 14
肯定的