Fashion Police Squad
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ゲーム内

1 201 😀     162 😒
83,78%

評価

Fashion Police Squadを他のゲームと比較する
$19.99

Fashion Police Squad のレビュー

今この瞬間にも、ファッショナブルな我々の街には事件が起きている。ダボダボのズボンにダサいスーツ、サンダルに靴下という犯罪風景が目に映る。今まさに、スタイリッシュに警告を与えねば…古き良きファッションの秩序を守るために出動だ!
アプリID1319460
アプリの種類GAME
開発者
出版社 No More Robots
カテゴリー シングルプレイヤー, Steamの実績, フルコントローラーサポート
ジャンル インディー, アクション, アドベンチャー
発売日15 8月, 2022
プラットフォーム Windows
対応言語 French, German, Simplified Chinese, Russian, English, Spanish - Spain

Fashion Police Squad
1 363 総評
1 201 ポジティブなレビュー
162 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア

Fashion Police Squad は合計 1 363 件のレビューを獲得しており、そのうち 1 201 件が好評、162 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。

レビューのグラフ


上記のグラフは、Fashion Police Squad のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。


最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 517 分
[h1] ファッション犯罪を取り締まれ!ナイスな世界観で爽快なDOOMライクFPS [/h1] 本作はトレイラーからも分かる通り飛び抜けてユニークなコンセプトをしたFPSシューティングである。 雑に言ってしまえばDOOMやDUSK等のBOOMER SHOOTER感のあるFPS(対照的に本作は超平和だが)で、爽快感のあるアクションとシューティングを楽しめる。 一見そのジャンルから相反しそうな「敵に合わせて武器を使い分ける」という要素だが、思ったよりも分かりやすくてレベルデザインもかなり考えられていたため、煩わしさをほとんど感じず楽しむことができた。 コンセプトが特異なゲームにありがちなのは世界観の薄さが挙げられるが、本作はストーリーや武器とキャラクター、パロディ等のあらゆる要素で非常に気合が入っており、最後まで飽きさせない作りだった。 ワイヤーアクション等、一部の操作に若干のシビアさはあるものの全体を通して満足の行く内容のため、是非プレイをお勧めしたい。 まず先に総評を書かせていただきました。以下は詳細なレビューです。 [h3]ゲーム性:飽きさせず、煩わしくなく難易度も丁度良い[/h3] 前述のとおりDOOMライクなシューティングの本作。 特徴的である「特定の武器でのみダメージ」というシステムだが、初見の敵に対しては攻略方法を探る楽しみがある。 これだけでは初見オチでしかないが、複数の敵を相手にする道中では倒す順番や立ち回り等、しっかりと戦略的な深みを出しているのが面白い。 こういうシステムではじゃんけんのように武器や敵の幅が狭くなりがちだがしっかりとバリエーションも確保していた。 また煩わしくならないように [list] [*]初登場の敵はムービーでファッション罪が紹介されて武器が予想しやすい [*]間違えた武器で攻撃し続けると同僚がヒント [strike]ほぼ正解 [/strike]をくれる [*]正義のベルトで敵をスタンさせ、考える猶予や倒す順序を作れる [*]レベルデザインが良くできており、必殺技のゲージが溜まるタイミングも丁度良い [/list] といったようにしっかりとした工夫が凝らされている。 難易度も所謂ハードで何回かリトライしてクリアできる程度の丁度良さだった。 欠点といえばジャンプやワイヤーアクション等の落下するステージのアクションとラスボスがシビアな事くらいだった。 [h3]ボリューム:値段相応のステージ数とリプレイ性、あと少し欲しいコレクション要素[/h3] 十数のメインステージと3つのチャレンジステージからなる構成。 1ステージが割と長い構成となっているため、意外とボリュームは大きく感じる。 また倒した敵やシークレットイラスト、腕時計の入手数のコンプリート要素がある。イラストは面白いので探す価値ありだが、他は特にボーナスはない。 十分に世界観を表現できているが、コレクション要素があと少し欲しいという気持ちが少しある。 [h3]世界観:軽そうに見えてしっかり出来てる!意外とストーリーも嫌いじゃない[/h3] コンセプトが特異なゲームにありがちな一発芸では終わらず、しっかりと作りこまれた世界観。 キャラクターや武器はユニークなだけでなくバリエーションも豊か。敵キャラはセリフのバリエーションもある程度あり、見ていて飽きない。クリアで倒した敵のファッションショーが見られるのもユニーク。 また、「Oh Sheeet」「What the funk」等のF(ファッション)ワードといった細かい表現も面白い。 ストーリーはギャグ満載だがマジメな所も結構あり、[spoiler]黒幕の動機が「お古しかもらえず悲惨なファッションで子供時代を過ごした(主人公達も残酷な仕打ちと思って嗚咽を漏らす)」からの兄弟愛[/spoiler]という、人によっては思わず共感してしまう一面も。 特筆すべき点として、本作は[u]パロディが非常に凝っていて[/u]、上っ面だけじゃない力の入った表現が見られる。 特にボスの「Xx UwU Senpai SwagMan xX」は外見があらゆる人気キャラクターのパロディが入っており、デジタル空間ではステージ丸ごとの凝りように驚いた。 また、シークレットではどこかで見たようなシュールな格好の主人公のイラストを見ることができる。 [h3]まとめ[/h3] ユニークな世界観とそれにマッチしたシステム、丁度いい難易度と良く出来たレベルデザインは高く評価できる。 情熱を感じさせる本作を是非プレイしてもらいたい。
👍 : 1 | 😃 : 0
肯定的
プレイ時間: 739 分
※評者はFPS経験値が低く、パッド(箱コン)でプレイです。 まずファッション警察・非暴力FPSという触れ込みやトレイラーに強烈な引力を感じ、さらにネタゲーと思いきやFPSプレイヤーからの評判も良いということで、かなり期待度が高い状態で購入。 結論から言うと非常に満足しています。 [h1]良かった点[/h1] [b]○世界観[/b] イカしたファッション警察が犯罪的ダサ服装を取り締まる! 現行犯のファッションを特殊な技術を用いた「銃」でオシャレに「修正」していくという非暴力な暴力がすでに面白く、舞台となるトレンドポリスのアメリカ西海岸風世界観がとにかくゴキゲンです。 ビーチドリンク風の回復アイテムに、アーマー取得アイテムはボウタイにサングラスに金のネックレス、ダクトの中すら金張りなのでプレイ中ツッコミどころが途切れない。 ステージクリア時のリザルト画面では「更生」した元ファッション犯罪者たちがランウェイで踊り狂うという正気を疑うような光景が繰り広げられますが、恐らくマジの犯罪者ではないのでショーに出るという社会奉仕を以て更生したと見なして釈放されてるんだと思います。多分。 えっ、作者フィンランド人なの? [b]○パズル要素のある戦闘[/b] 基本はスピーディーに動き回れるクラシカルなFPS、そこに敵によって有効武器が決まっているという要素が入っているんですが、この「有効」というのは文字通りで、有効武器以外では一切ダメージを与えることができません。 [list] [*]灰色過ぎるやつにはペイントボールショットガンで彩りを与える [*]体型に合ってない服を着てるやつやそもそも布面積が足りてないやつにはマシンガンならぬミシンガンを撃ち込んで服を仕立て直す [*]ケバ過ぎるやつには色吸収ビームを当てるか洗剤水ランチャーをぶっかけて褪色させる [/list] といった具合になっており、もちろん色んなタイプの敵が混在して出現します。 それを特性の異なる各種武器を使い分けて捌いていくのが楽しい。 中盤以降は嫌らしい地形&嫌らしい敵の組み合わせが頻発し、ボーッとしてるとヘルスがどんどん減っていきます。 なので、有効な武器と優先順位を適切に判断して対処する、という面白さがこのゲームのメインになるかなと思います。 文章で説明するとややこしそうですが、この敵にはこの武器というのは一目瞭然で分かるようになっていますし、通常武器は弾数無限(マガジンやゲージ制の武器は有)なのでリソース管理もほぼ無し。 操作への反応も適度に機敏で快適でした(ただ後述しますがベルト鞭とスイングジャンプのみ個人的には難あり)。 [b]〇丁度良いボリュームと難易度[/b] チャレンジミッション込みで10時間くらいですが、後述の通り何ヶ所か詰まってリトライを繰り返していたので実際には多分8時間くらい、基本シンプルなFPSとしてはちょうどいい長さかと。 適度な間隔で新しい敵、新しい武器とギミックが投入されるので最後までプレイに新鮮さがありますし、難易度も常に「ちょっと歯ごたえがある」くらいに保たれていると感じました。 (日本語対応ではないので完全には読み取れていませんが)ストーリーもシンプルなりにちゃんと起伏がついてましたし、軽妙な会話と大量のネタ要素で退屈しませんでした。 [b]〇詰め込まれまくったネタ[/b] 一々言及していくとキリがないくらい小ネタがあるのですが、まずゲーム開始していきなりジョジョネタにぶつかります。 画面下でキョロキョロし、アイテムを取ると獰猛な笑顔を見せる主人公Desの顔はもちろん元祖DOOMですし、DOOMリスペクトらしく各ステージの脇道にはシークレットもあり発見するとDesの色んな衣装の大判ポスターが発見できるのですが、際どい服やコスプレが多いです。 DOOMリスペクトなので「BFG」も出てきます。もちろんFはFashionableのF。 「修正」された瞬間から爽やかにこちらに微笑みかけ感謝を述べるファッション犯罪者たちも笑えますし、後半はもうファッション関係なく普通に放火や猥褻で捕まるだろコレみたいなやつらも出てきます。 そして何よりmission8のボス戦は(ギミック満載で結構歯応えはあるんですが)最初から最後までネタの宝庫で評者は戦闘中ずっと笑っていました。ダースベイダー、FF7(1997年の)、メタルギアソリッド、CoD等々次々繰り出されるパロディーは、作者からのゲーム文化へのラブレターという感触でひとしきり笑った後では好感が持てるものだと思います。 [h1]個人的に気に入らなかった点[/h1] [b]×一部ステージのアスレチック要素[/b] これは評者がアクション下手糞なだけかも知れないというのは前置きしておきますが、 ・ベルト鞭をグラップリングフックのようにしてポールからポール、あるいは小さい足場へとスイングで飛ぶ ・洗剤水ランチャーを当てた床は滑るようになって上を歩くと加速できるので、それで勢いをつけて通常届かない距離をジャンプする というアスレチック要素があったのですが、これがかなり難しく一部のステージではそこで延々リトライする羽目に陥りテンポが削がれるときがありました。 特にベルト鞭のレスポンスに一瞬の間があることと、グラップリングできるポールに反応する距離がやや狭めなので「なんで今の掴めないの!?」→落下となることがしばしば。 ただ、プレイヤーの向いてる方向で空中移動のベクトルが若干変動する感じがあったので、マウス操作(パッドのスティックと違い行きたいところにピタっと向ける)だとジャンプ距離不足はあまり発生しないのかも知れません。 [h1]最後に[/h1] クラシックなスタイルを取ってはいるものの、ちゃんと今風の遊びやすさを備えており、システムとユーモアが噛み合った良作だと思います。 非暴力FPSということで間口も広いのではないでしょうか(非暴力FPSが、暴力FPS代表のDOOMへの愛に溢れているという皮肉というには暖かいポジティヴな何かを感じます)。 (2022.09.24現在)日本語には対応してませんが、そんなに複雑なストーリーではないし複雑な指示もないのでプレイに支障はありませんでした。 上記のネタの数々も見れば分かるレベルのものが大半だし、ファッション犯罪者への有効武器も見た目で推測できるようになっており、デザイン上のわかり易さも素晴らしかった。 ただ、登場人物たちの会話に関しては、スラングだったり多分ここ洒落たこと言ってるんだろうなという部分でちゃんと理解できてない掛け合いがけっこうあったので、やはりいつかは日本語対応してくれたら嬉しいなと。 [url=https://www.gamespark.jp/article/2022/08/22/121479.html] この記事 [/url]によると8/22時点で日本のプレイヤーは42人しかおらず、もっと増えれば日本語対応も検討しますとのこと。 翻訳のことは抜きにしても、日本のゲームに対するもの含めたくさんのLove&respectが注がれたこのゲームが日本でごく少数の人にしか遊ばれてないのは非常にもったいないと思い、微力ながらもオススメしたいと思ったのが今回レビューを書いた動機でした。 なお、評者は勝手にこのゲームをファブ刑事(デカ)と呼んでいますが現時点で他に誰もそう呼んでいません。 流行って欲しい。
👍 : 8 | 😃 : 0
肯定的
プレイ時間: 382 分
全ステージクリア・ラスボス撃破まで6.3時間。実績達成や100%クリアを目指す場合は倍ぐらいかかるかも。 [h1]ファッション警察だ![/h1] 『Fashion Police Squad』は、レトロFPS風の構成が特徴のファッショナブルなゲーム。 開発はフィンランド出身の3人によって行われているが、その割に全体のクオリティは非常に高い。 舞台となるのは巨大オシャレ都市[b]「トレンドポリス」[/b]。そこでは美しい市街地とオシャレな人々が暮らしていたが、近年色褪せたスーツや蛍光色のスポーツウェア、サイズの合ってない服、靴下にサンダルといったクッソダサい服装、通称[b]ファッションクライム[/b]が横行していた。 主人公は超イカしたファッションに身を包んだイケメン黒人兄貴[b]「デス巡査」[/b]。 彼を操りファッション・ポリス・スクワッド(通称F.P.S.)として市街地へ赴き、ファッション・クライム(ダサ服罪)に手を染める悪党にあの手この手で正義の制裁を加えていく...というのが本作の大まかなノリとなっている。 大まかに言えばまぁバカゲーの部類だが、ストーリーを進めていくと... ゲーム本編は全13ステージ+チャレンジ3ステージ。 マップ構成はオーソドックスなDOOM式で、カードキー代わりに色付きハサミでテープをカットすることで探索範囲を広げていく。 一番特徴的なのが戦闘システムで、本作に登場する武器は殆どが弾数無限。そのかわり敵キャラクターの犯しているファッションクライムには有効武器が一種類しか存在せず、敵によって武器を切り替えていかないと倒せないというパズル的な要素が盛り込まれている。 色褪せたシャツの男にはペイントボールショットガンで色を付け、ブカブカの服を着たスーツ男や女性にはミシンを撃ちこんで丈を調整。蛍光色の服は脱色させ、ズボンのずり下がったヤツにはベルト鞭を叩き込む。一見難しい内容のようにも感じるが特徴的な2Dスプライトは非常に視認性が良く、あの的にはこの武器を、という判断は意外に難しくない。 また、敵キャラの外見でどんな攻撃が有効なのかもある程度推測できるようになっているため、新しい敵やボスの対処法を考えるのも本作の面白ポイントとなっている。 途中でゲームを終了するとステージの最初からになる仕様や後半に多いアリーナ地形などやや難しさを感じる部分もあるものの、全体的には序盤から終盤まで安定した高い完成度を誇る作品。道中の難易度も適度に苦戦できる絶妙な調整がされており、レトロFPS好きから一般ゲーマーまで、誰にでもおすすめできる良作FPSに仕上がっている。
👍 : 23 | 😃 : 1
肯定的
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