Cult of the Lamb のレビュー

yoki

面白かった

私の宗教は素晴らしい。

自分がやりたい事があるのに 教団員の世話が大変すぎる 見たいテレビがあるけど食事の支度しなきゃ 趣味の釣りがしたいけどおしめ取り換えなきゃ お仕事に行く前にお掃除にお洗濯に・・・ と、例えるならばそんな感じで幼い子供の面倒を見ながら仕事をする夫婦の大変さが分かるかのようなゲーム ダンジョンはローグライクアクションという感じだが 大した変化はそんなに感じないので、飽きやすい

10時間プレイしたのでレビュー カルト教団経営とアクション要素がうまい具合の割合になっている アクションの難易度はへたくそな自分基準だけど、結構高めかも（難易度下から２番目でプレイ） どんな攻撃でもくらうと同じダメージを受けるため、前隙が少ない攻撃や、広範囲の弾幕攻撃、溜め攻撃が全部被ダメ同じっていうのはなんだかな、と それでも、被弾がシビアになっているのはやりごたえがあっていい部分ともいえる 教団経営も、信者に作業をさせて簡略化を楽しむことができるし、単一化された作業に飽きる前に新たなシステムが追加されていくから、退屈になる時間もなかった ただ！５時間プレイしたくらいからフリーズをちょくちょく見かけるようになって、強制終了を余儀なくされるのはなかなか玉に瑕だとおもう セーブしていない進捗が少しでも吹っ飛ぶと結構萎える フリーズさえしなければ、テーマ良し、システム良し、アクション良しの神作だと思う

面白いが個人的残念だったのは「自由度の少なさ」。 カルトなので自分好みの方針で進めていきたいところだが、スキルツリーが少ないので全部取得できてしまうため自分だけのカルト感は無い。 また、「使用するスキルはすぐに取りきれる」「儀式が強力過ぎて信仰も食べ物もそこまで気にしないでいい」点も問題か。 前者はレベルアップの意味が薄まるし、後者は一部のアイテム以外の価値が大幅に下がるのでダンジョンに行く理由も下がる。 スキルツリーをもっと特化させたらポイントの必要性が高まるし儀式もあれこれ使えないので全部解決しそうなんだけどな。

面白い。 効率を求めると、生贄・殺害・カニバリズム料理へと進んでいく。 逆に天命を全うさせ老衰で亡くなるのを見守り葬式し墓を作るなんていう、 信者を大事にする教祖プレイも出来る（非効率だし信者以外は敵として倒す訳だが） ただ「カルト」であるからなのか、真っ当気味な教祖は維持できない仕様になってる。 シナリオ上、特に後半で犠牲が必須で、 前半が犠牲を避けようと思えばほぼ避けれただけに… 後半で強制、しかも条件と演出が悪趣味でエグイ、一気にモチベが下がってしまった。 結局大なり小なり非道なプレイをしなければならないと言う強制は残念。 でもその不満以外には文句ない。 難易度設定もプレイ中に変えれるし、細かなミニゲームの有無やシステムの変更、敵に殺されない無敵モードすらあって、 自分が遊びやすい状況が設定できるのは凄く良い。

めちゃくちゃ面白い 最後まで信仰高く教団のために働いてくれて、寿命で果てるキャラを見ると寂しい