Flashback のレビュー

※アレンジモードで死んでしまった際にスタートボタンを連打するとフリーズします。 巻き戻しモードを終了したら、巻き戻しモードの操作UIが完全に消えてからコンティニューを選んでください。 このゲームは洋ゲーです。初見だと何度も死にます。 少々理不尽な死に方もしますし、解っていても強い強敵も居ます。 ノーマルモードでさえクリアすると達成感と同時に、二度とやるか！と思います。 しかし気が付くと後日ハードモードを選んでいると思います。 私はそれだけハマりました。

どうも、本作を日本で一番プレイしている者です。 プレイ時間が短いですが過去あきれるほどプレイしていますので。 記載はありませんが日本語対応しています。 UBIのリメイク版もありましたが出来がちょっとアレなので購入される場合はこちらがよいでしょう。 オリジナル版とアレンジ版の二種ありますが、違いは巻き戻しモードの有無とSEが若干違うくらい。 よくAnother World（アウターワールド）と比べられますがあちらは純粋なパズルアクション、こちらはテクニカルなものを求められます。 にも関わらず操作性が最悪なのでハッキリ言ってドMの方以外にオススメしません。 私はアホほどやりこんでますけど。

ファミコン時代のような理不尽な謎解きを警戒していたが、問題無く遊べた 巻き戻し機能のおかげで難易度も劇的に低くなっているし、巻き戻し直後の無敵時間でゴリ押しできる でも終盤攻略見てしまった

キーボードで操作するのは結構難しいけれど、慣れれば家庭用ゲーム機のパッドとあまり変わりません。ただし、難易度はかなり高いげーむですが、細かいところまで非常に精巧に造られた、90年代を代表する秀作であると感じます。初期のポリゴンでテンポは良くはありませんが、人間らしく映画のようなアクションを操作できるという意味で、個人的にはとてもお勧めです。特に私のような40代半ばからそれ以上の方々は楽しめるのではないでしょうか。 ゲームの時代設定は近未来ですが、今はレトロフューチャーと呼ばれる時代です。古き良き時代の未来はこんな感じでした。

[h1]ニッチな名作の忠実移植。何気に日本語対応[/h1] 1992年に発売された「フラッシュバック」のリマスター移植。画質およびサウンドを、当時のものと現代のアレンジ版と選べますが、ゲーム内容は完全に昔のまんまです。[url=https://store.steampowered.com/app/233550/Another_World__20th_Anniversary_Edition/]Another World(アウターワールド)[/url]の移植リメイクの時も思いましたが、少しだけ現代版の味付けも施しつつ、昔のままの方も選べるというやり方は昔のファンを喜ばせたいという気持ちが伝わってきてとても良いです。 [url=https://store.steampowered.com/app/245730/Flashback/]3DグラフィックになったUBI製のリメイク[/url]とかもありましたけど、見た目の高級感に対して中身は…という感じで少し残念な出来(ストア評価見てお察しください)で、いまさらフラッシュバックと聞いて喜ぶようなユーザーは全員「むしろそのままでいいのに！」って思いましたもんね。 まあ、「現代版の綺麗なモード」といっても、元が昔のゲームだからそう多くは期待しないでね…みたいなところは前述のAnother World20周年移植と全く同じです。地味にリメイクモードでは、死亡時に時間を巻き戻して直前からプレイできる機能が追加されています。操作をミスってよく死ぬゲームだけにこの機能のおかげで少し遊びやすくなっていて良いと思います。他にも簡素なチュートリアル(操作Tips)的なものが出てきたりと、新規プレーヤー向けにも「少しだけ」配慮されてます。 ゲームの方は、見た目はプリンス・オブ・ペルシャとかエイブ・ア・ゴーゴー的な「走って跳んで、掴まって」系の2Dプラットフォーマーで、たまに撃ち合いとかもある感じ。しかし、この手の滑らかアクションに特有の「動作にためがあるが故に、キャラのレスポンスが操作からワンテンポ遅れる」が他の同系統のアクションと比べても極まっているせいで、操作性は正直かなり悪いです。しかもその劣悪な操作で結構シビアなガンアクションやらされるんだからたまったもんじゃありません(特に後半)。 モーションの滑らかさは良く、アクションも「一段上の足場から下に降り立ち、そのしゃがんだ状態から前転で敵との距離を詰め、しゃがみ姿勢のまま撃つ」など魅せる動きが綺麗に決まればそれなりにかっこいいですが、今銃を出してすぐ撃ちたい！など焦るシーンほどキャラの動きが思うようにいかず。ボタンの割当ても直感的とは言えず、銃を出しては仕舞ってを繰り返してしまいモタモタイライラ…みたいな。直感的じゃないのはダッシュやジャンプ、登り降り操作周りも同様で、特にびっくりするのが走って上の段にジャンプで掴まる「ジャンプ掴まり」の操作で「走った状態で方向キーだけ離す」ってそれ誰がわかるんだ…(しかもその操作Tipsは2面まで出ない) でもこのゲームのメインは、そういったアクション面よりも「アドベンチャー」の方にあって、最初は記憶の無い状態でジャングルに放り出された主人公と「何が何だかわからん」状態で始まるプレイヤーとのシンクロ感。そこから昔の自分の残したメッセージを頼りに脱出し、やがて大きな戦いへ…という映画のようなストーリーなんです。 スタートした惑星を離れ地球へのチケットを手にするためにTVのサバイバルショーの賞品を利用する…なんてくだりはゲームの雰囲気や世界の危機を救うというシリアスな目的に反してどことなく世俗的でくだらない感じがするんだけど逆にそこが妙に面白い。これって「フィフス・エレメント」では？(おおげさ) みんなにもおすすめしたいんですけど、面白くなるのが最初のジャングルを抜けてスラムのような未来都市で本格的なアドベンチャーパートが始まるところからで、なのに前述のように操作がどちらかと言えばクソなせいでジャングルを抜ける前に(クソゲーというレッテルを貼られて)投げられるという悲しい問題が昔からあって、おおっぴらに勧めにくいです。でもちょっとでも興味持ったらとりあず難点には目をつぶってプレイしてみて欲しいなぁ… 一度のプレイスルーで実績をコンプしたい場合は難易度ハードかつ巻き戻し機能を縛って(クラシックモードを選んでもOK)でクリアすればOKです。(アドベンチャー部分を全部知っててもアクション面で難しい場面があるので巻き戻しなしのハードだと10時間くらいは覚悟してください) 余談ですけど、ポリゴンや荒いドット絵で描かれたリアル等身のキャラが滑らかなモーションで動くプリンスオブペルシャみたいなゲームっていうのはある世代にとって結構なロマンでしたよね。加えて大人っぽいストーリー、地味ながらハードボイルドなゲーム展開と音楽というこれでもかと言わんばかりの「洋ゲー」臭が、おとぎ話とメルヘンファンタジー・剣と魔法やカメとキノコの世界しか知らなかった少年の心を強烈に揺さぶったわけです。 開発者が表現しようとしている世界観に対して明らかにハード側の性能が足りてない中で、描写不足であるからこそ逆にプレイする側の想像力を強烈に喚起する。それが前述のアウターワールドと、このフラッシュバックを開発したデルフィン・ソフトウェアのゲームの特徴でもありました。制約の多いコンピューター過渡期に産み落とされた荒削りな原石。しかしその内包するきらめきはどんな宝石よりも輝いていて…みたいな。本当にどうでもいい話なんですけど。 こういった昔の感じを色濃く残している2D謎解きアドベンチャーとして、他には [url=https://store.steampowered.com/app/311010/The_Way/]The Way[/url] / [url=http://store.steampowered.com/app/290770]The Fall[/url] などもおすすめです。 [quote] [i]このレビューが役立ったなら、ぜひ「参考になった」ボタンを押してください。また、他にも様々なゲームを [url=https://store.steampowered.com/curator/26084475-Suizin/]Steamキュレーターにて[/url] 紹介しています。[/i][/quote]