Dolmen のレビュー
ドルメンは、SFコズミックホラーをベースにした新たなアクションRPGである。 主人公の生命反応通信は途絶えてしまうのか、それとも敵を倒して生き残り、任務を遂行できるのか?
アプリID | 831050 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Massive Work Studio |
出版社 | Prime Matter |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, マルチプレイヤー, コープ, オンライン協力プレイ, フルコントローラーサポート |
ジャンル | インディー, アクション, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 20 5月, 2022 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | French, Italian, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Japanese, Russian, English, Korean, Spanish - Latin America, Portuguese - Brazil, Polish |

5 総評
5 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
Dolmen は合計 5 件のレビューを獲得しており、そのうち 5 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
18 分
ソウルライクと呼ばれるゲームは数多くあれど、結局本家には遠く及びません。
もっさりした爽快感のない戦闘と回避しても吸い付いてくる攻撃など気持ちよく遊べない。
フルプライスじゃないゲームに求めすぎるのも酷ではあるが、まあ面白くないものは面白くないんだから仕方ない。
まじめな話エルデンリング未経験ならそっち買ったほうが値段の差分以上に楽しめると思う。
👍 : 6 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
807 分
13時間やって実績66%の段階です
エルデンを終えてしまったユーザーに勧める、みたいな記事を見たので買ってみましたが
「ソウルライクはフロムが至高」というのを再認識させられる作品だとおもいます
道は一本道で探索の楽しみはない
戦闘は可もなく不可もなくなんだけどなんか単調、フロムゲーと比較するとかなり劣る
育成できるキャラのバリエーションは少ない
パリィも怯みだけなので楽しくない
難しさを硬さと攻撃力で実現している
総合すると凡ゲー
それゆえソウルライクとして売るしかないゲームという感じがします
👍 : 3 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
290 分
最初のボスを倒して次のステージに入った所まで
元祖と比べての違いはこんな所です。
・アクションの早いテンポ
・高い回避能力
・気軽に扱える遠距離攻撃手段
・敵から素材集めによる装備品クラフト及びスキル強化
・MPがSF世界観によってチャージ可能な電池式
パッと触ってみて明確に解ったのはこんな感じです。
総じて原作よりはアクションRPGよりのシステムで、
序盤の範囲ですが。このジャンル苦手な人にも勧め易い難易度です。
装備品のクラフトによって得られるパッシブスキルがドンドン強力になるようなので
後半でも強力な装備を持てばゴリゴリ行けるかも知れません。
いい意味でお値段相応に堅実なソウルライクゲームだと思います。
👍 : 3 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
604 分
[h1] このゲームは遊べたものではないので買ってはいけません! [/h1]
当方ソウルシリーズ及びソウルライク有名作は概ねプレイしております。
「[i]もっとSFでコズミックホラーなダクソがよかったね [/i]」と煽られてたのでつい購入してしまいました。
一応クリアしましたが、[b]これに4000円を払うくらいなら良いレストランで高いステーキでも食べにいったほうが絶対に素晴らしい体験が出来る [/b]ことは保障します。
というかこの手のジャンルで10時間でクリアできてる時点で察してください。
[u] よいところ [/u]
デッドスペース+warframeのような、思ったよりもSF色の強いデザインはグッド。
悍ましい巨大生物や、超文明の建造物に作られた生物の巣のような、ちゃんとこの手のジャンルの基本を抑えている部分はかなり良くて、序盤”は”ワクワクさせられました。
また、この手のゲームに欲しい「背景設定を理解するための読み物」は多いです。割と最後までドキュメント類が配置されており、全てを理解するのは難しいにせよ、考察をしている時間は楽しかったです。
とはいえ「だから何?」という気持ちに後半はなりがちだったので、もう少し背景設定と物語がリンクしていれば……と思わされました。
[u] わるいところ [/u]
このゲームのビルドは「ソウルシリーズ準拠のステータス振り」と「武器防具アクセサリーによるアビリティのカスタマイズ」というスタンダードなシステムではあるのですが、これらに遊びが全くありません。
どういうことかというと、まずステータスに数値を振ってもそれを実感できるほど攻撃力/防御力/スタミナがあまり伸びません。本家でもそういう傾向はありますが、このゲームは5くらい一気に振っても「まあ少しは伸びたかな……?」くらいです。
スタミナについては回復速度がかなり遅いため、そもそも伸ばしてもあまり旨味がありません。スタミナ回復速度を上げられるのは正直後半の方になりがちということもあり、もどかしいです。
ではアビリティを、と思うのですが、このゲームのアビリティは概ね固定となっております。
武器のアビリティは「相手が特定の状態異常を負っている場合に追加ダメージを入れられる」というのが、状態異常の種類*3種類だけだと思います。少なくとも自分が見た感じではそうです。
それ以外にもテクノロジーという、三種類しかないモンハンのスキルシステムのようなアビリティがあります。
これらは武器防具それぞれにがあるテクノロジーに属しており、装備している数だけどんどん強力なアビリティが乗るというものなのですが、これも結局三種類のみです。
このように「自分だけのビルド」というものは概ね存在せず、自分が遊んだ感じでは「大体のプレイヤーが似通ったビルドになるのでは」という感触がありました。直近のエルデンリングが凄かっただけに余計しょぼく見えてしまいますね。
また、防具の強化はレベル3まで、武器の強化はそもそもありません。お気に入りの装備を強化する?お好みの戦略に特化する?そんなものはありません。全てはPSに帰結されます。
次に敵のHPが多い上に怯まず、物量も物凄いです。
自分が防御を主体にビルドしていったというところももしかしたらあるかもしれませんが、怯まなくて6,7発は攻撃を入れないと倒せない雑魚が平気で2,3体出てきます。
それに対してこちらが取れる手段が「3秒くらい怯ませられるジャストガードを決めてなんとか分断する」か「倒すまでに30年はかかる銃撃を使って引き撃ちし続ける」です。つまりスルーするしかないです。
エルデンリングやコードヴェインの後半も似たような感じですが、こちらは割と最初からそんな感じです。真面目にやってても気が持ちません。冷たくいきましょう。
後半雑魚やボスはHPが多いのはさることながら、こちらの密着を完全に拒否する選択肢が多いです。
凄まじい判定と速さの横振りや範囲攻撃を受け続けることは不可能ですのである程度距離を取らなければならないのですが、相手のガード不能攻撃が多いため、ジャストガードで怯ませて立ち回るという戦略は事実上取れません。
リスクを取って近接攻撃をするか、火力の低さを受け入れて銃撃をするかの、最悪な二択を突きつけられてしまいます。
自分は後半からは近接攻撃のリスクが高すぎると踏んで、ほぼ銃撃だけで立ち回ることを選択しました。その結果、ボス戦はダラダラと避けて撃って避けて撃って。。。を繰り返すだけになってしまいました。
PSに自信がある方、スピードランを行う方は近接での立ち回りをすることになるとは思いますが、初見攻略でそんなことをやるほど、自分はこのゲームに対して強い気持ちを持つことは出来ませんでした。
では探索面はというと、このゲームの拾得アイテムは素材かドキュメントです。よって途中からは「真面目に探索しても良いことはそんなにないな」という気持ちのほうが強かったです。
ソウルシリーズないし良質なソウルライクは分かれ道の行き止まりに良いアイテムが落ちていたり、少し強い敵を倒した見返りがあることが多かったりするのですが、このゲームにはそんなものはありません。あるのは「行き止まりか……」という脱力感のみです。
次どこへ行けば良いんだ、という迷い方も結構多かったです。分かれ道が分かりづらかったり、インタラクティブ可能なオブジェクトが見辛かったり、意味深な行き止まりが本当にただの行き止まりだったりと、探索ゲームをやっている方ほどイライラさせられるマップデザインが多々見られます。
エルデンリングが高い評価を受けているのは、上記のような探索面の欠点がほぼ無かったことからだと認識しておりますが、このゲームにおいて更にそれを強く実感しました。エルデンリングは全てのダンジョンの壁を叩いて回りてえ、と思わせるものがありましたが、このゲームは「もう良いからとっとと先に進ませてくれ……」という気持ちしかありません。
最後にストーリー面ですが、「Aをやりたいです」「Aをやりました」「次にBをやりたいです」「Bをやりました」の繰り返しです。何も思うところはありません。淡々と進んでいくだけです。
このゲームは一応ジャンルとしてはSFコズミックホラーではありますが、別に恐怖はそれほどありません。だって本当に淡々と進むし……。幻覚を見ないし人の話も聞かないデッドスペース、面白いと思いますか?
よいところにて「背景設定がそれなりに練り込まれてる」と述べたと思いますが、逆を言えば背景設定がストーリーの面白さにはそれほど繋がっていません。せっかくスペースオペラとしても行けそうな設定の敵キャラもいるのに、ストーリーではなんか出てきてなんか倒すだけです。
[u] そうひょう [/u]
わるいところは多分あと5000文字くらい書けますが、よいところはかなり頑張って今の字数です。つまりそういうことです。
期待させられるようなPVを悪い意味で裏切る、地味につまらないゲームです。一番ネタにしづらい類のゲームなので、ギャグとして買っても盛り下がるだけです。
4000円って実はそれなりの金額なので、もっと人生の糧となる良い体験をするために使ったほうが良いと思います。
人生の汚点を増やすことはありません。貴方がこのゲームのことを忘れ、健やかに生きていくことを切に願います。。
👍 : 12 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
1216 分
高難易度と理不尽の違いがわかってない糞ゲー、戦闘のテンポが単調で面白みもなく銃器類の武器が強すぎてソウルライクではなくただのシューティングゲームになっている、コズミックホラーな雰囲気を楽しみたいならブラッドボーン、機械的な雰囲気を楽しみたいならザ・サージをお勧めする、そもそもこのゲームはソウルライクと名乗ってはいけない気がする
👍 : 3 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
871 分
SFソウルライクに惹かれ購入
14.5時間でクリア 全ボス討伐済み
■良かったところ
装備強化をドロップアイテムで強化できるところ。
以上
ある意味これも少ない装備数のせいで、落ちているレア強化アイテムをそれなりに入れるだけで済んでしまう。
■気になったところ
遠いリスポーン地点
敵もいないのにボスから遠い地点に配置してあるリスポーンが多く、死にゲーなのにリプレイのストレスが高い。
骨片に相当するアイテムがない
レベル上げやボスリスポーンアイテムの為に、周回を要求されるのに宇宙船やリスポーンへ帰還できる方法が死ぬしかない。
UIが不親切
ドロップアイテムをいくつ所持しているかわからない、ボスが何というアイテムをドロップするかわからない、装備や強化アイテムを指定する際に不要な部分も選択できる等、不便でストレス。
装備が少ない
単純に装備が少ない、属性やモーション、得意ステータスに偏りがある。
ダウンしているのに継続してダメージを食らう
ダウンしているのに範囲攻撃を継続して食らい、即死する事がありストレス。
マルチが機能していない。
ボスリスポーンの透明バグはムービーを見ることで現状回避できる。
ラスボスのドロップで作れる武器が既存のボス武器。
■好きなところ
チープな感じがPSOを思い出し懐かしくなった。
遠距離攻撃のステでも戦える。
👍 : 2 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
212 分
(序盤をプレイしてのレビューです。おそらくシステムの理解度はまだ浅いです。)
面白いです。
いわゆるソウルライクですが、プレイフィールはまったくの別物。
シンプルだったダークソウ○とは異なり、選択肢を使い分けて戦うことを楽しめます。
(念のため書いておきますが、ダークソウルは面白いです)
具体的に言うと、攻撃は 剣/銃 を使い分け。
防御は ガード/ステップ/歩き……などを使い分けます。
たとえば、
ボスが遠距離攻撃をしているなか、モブは近接攻撃しようと歩いてくる……
……みたいな状況だとします。
この場合は足が止まってしまう剣で切り返すのは難しいです。
しかし、銃なら歩いて弾をかわしながら安全にモブを始末できます。
Dolmenの戦闘はこういう一癖ある場面が多いです。
プレイヤーは対応するためにアクションの切り替えを求められます。
特にステップが使える性能でありながら、若干難しいもしくは万能でないのがミソです。
どう移動して回避するのか・どこで攻撃を差しこむのか、攻略を組み立てることになります。
自動回復するMPリソース管理、ステージギミック。いろいろな要素があります。
どんな手が有効なのか、考えて攻略するのが面白いタイトルだと感じました。
もうソウルライク(ダークソ○ル)なんてやりきっちゃったよ……
……という人にはぜひ遊んでもらいたいタイトルです。
新鮮なプレイが待っている…かもしれません。
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1157 分
不気味な造形の敵がわらわらの、ソウルライクSFコズミックホラーアクションRPG。
セールでならギリギリおすすめ。蜘蛛や虫が嫌いな人は不可。
中盤までは中々歯ごたえがあるが、後半はボスラッシュの如く駆け足気味。
また、主な文章以外は機械翻訳の模様。例えばResistance(耐性・抵抗)が一部「反逆者」になっていたりする。
- 敵を属性漬けにして、追加ダメージを与えるシステム。
属性は3つ-炎上・氷結・強酸。各属性は状態異常を兼ねており、炎上は防御力減少、氷結はスピード減少、強酸はスピード&防御力減少の効果。
- 無敵時間がないので、転倒やひるみからのハメ殺しや大ダメージがよくある。
- リスポーン地点からボスまでが遠い。
- ボスを一度倒せば、ドルメンの欠片を消費することで再戦可能。
- ジャンプ攻撃の発生判定がゆるいため、方向転換+強攻撃をするつもりがジャンプ攻撃に化けて隙だらけ…というケースが多々ある。
- 序盤は近接一強なのだが、中盤以降は銃が非常に強力。システム的な諸々もあり、特にボス戦では近接攻撃をするメリットがほとんど無い。
代わりと言ってはなんだが、一時的に遠距離攻撃を弾くor防ぐバリアを展開するMOBは多々出てくる。
- テクノロジーシステムは中々面白いが、装備と紐づいているため自由度が低い。
## 敵
- 攻撃力が高い。もちろん属性追加ダメージも与えてくる。半ばギミック的な必死攻撃とは別で、単純に威力が高いせいで即死する攻撃力の敵もあり。
- ジャストガードで敵をよろけ(≠ひるみ)させられるが、小さな敵は弾かれて射程外に行きがち、強い敵はガード不可攻撃を乱発してくる。
- 一度ひるむとスーパーアーマーがつく。時間は敵によって違う。
- ひるみ後のスーパーアーマー以外にも、普通にアーマーつきの攻撃だらけ。挿し込むリスクとリターンが大体合わない。
- ほとんどの敵は、いくつかの属性に対して抵抗力が非常に高い。
## 装備
- 入手は基本的にクラフト。必要な素材とは別に、性能を上昇させる追加素材を投入して好きな能力に補正を掛けられる。
- モーションの強さや怯み具合は武器のタイプごとに違う。基本的に、片手剣などの軽量武器は怯ませづらい。
- 防具は、Lv1を作る→必要素材+Lv1を材料としてLv2を作る…というように、段階を踏んで高ランクにするシステム。
Lv3になると、付与されるテクノロジーがニ種類になる。
ただし、防具Lvをあげるごとに要求ステータスが増加し、上位Lv3は装備するために体力・耐久・エナジーのいずれかが20以上必要になる。ステ振りは計画的に。
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1449 分
注・中盤までのプレイ(起動したままにしている時間を除いて3時間程度)が元。若干のネタバレもあります。※投稿時より一部修正しています。
今のところダメなところが勝っている印象です。
個人的には楽しめるところもあるタイトルですが、万人にはお勧めできないと感じました。
以下箇条書きで、感じたところをまとめておこうと思います。
□魅力?
・凶悪な生物が跋扈する惑星「レヴィオン・プライム」を舞台に未知の恐怖にさらされるSFホラー的な世界観。本家には遠く及びませんが、序盤はうっすらDeadSpaceっぽさも感じられます。DeadSpace+ソウル、いいぞ、これは! とおもったのですが……。
・緊張感のある戦闘。というと大仰ですが、敵の攻撃の一つ一つが痛く、敵の挙動を覚える、スタミナ管理・ライフ管理を意識する楽しさがあります。ただし、全体的に大味な印象です。
・ハクスラ要素。本作の武器防具は敵を倒して得た素材(武器のがわを作る素材と能力値補正が得られる素材がある)で作るシステムです。ソウルライクかつ3D、インディーの作品ではあまり見なかったものなので、オリジナリティがあるかなと。
□欠点・不具合?
・主人公キャラに愛着が持てない。クラス(ソウルシリーズでいう素性)、名前とスーツのカラーリングぐらいしかいじれません。
・バグが多い。床抜けしたり、ギミックの挙動がおかしくなったりして、その場から動けなくなることが何度か発生しました。ロードで脱することはできますが、ソウルシリーズのようにその場から再スタートではなく最後にセーブした状態に戻るので獲得した経験値やアイテムがなくなります。また、ダークソウル2のようなボスがリスポーンするシステムがあるのですが、これを利用してボスと戦うとプレイヤーキャラが透明になってしまう場合があるようです。ボスエリアに落下トラップがあるボスもおり、かなりストレスです。
・遠距離武器メインのキャラを作るうまみが感じられない。本作ではエナジーというMPを消費して回復する仕組みです。エストに当たるアイテムはMPを回復するために使います。回復も遠距離武器もスキル使用もすべてMP頼みです。遠距離武器も高火力というよりはデバフ効果を期待して使うものが多く、遠距離用の能力値印特化して高火力な攻撃で範囲外から敵を倒す、といったプレイができません。遠距離用と思しきクラスもありますが、結局近づいて剣かハンマーで殴る羽目になります。(目下使用中)
・ストーリー。序盤はホラー的な雰囲気なのですが、途中から「宇宙の危機に立ち向かえ!」といった感じの内容に様変わりします。個人的には最後まで不気味な作風がよかった……。また、全体的に悪い意味で何を言っているかわからないという印象をうけます。一つ一つの文章に文法的なおかしさはあまりないのですが、脈絡がない感じです。
・一部ボスに調整不足感がある。全体的にボスとの戦闘は大味です。難易度は高いのですが「被ダメがでかい、一撃死する場合も」「放っておくと回復する」「足場が少なく落下しやすい」といった感じで、苛烈な攻撃をかわしたり、優秀なAIの癖を見抜く、みたいな面白さ、やりごたえはあまりありません。
という感じです。なんとかクリアまではプレイしたいですが、心が折れかかっています。
👍 : 7 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
715 分
XBOX Series Xコントローラーを使用。クリア済み。
[u][/u]
[h1]ゲーム概要[/h1]
コズミックホラー要素も兼ね備えたソウルライクな3DアクションRPG。不思議な運命により、主人公は敵対生物がはびこる『レヴィオン・プライム』へと放り出されてしまう。謎のクリスタル『ドルメン』のサンプルを無事に持ち帰ること、それがプレイヤーの任務だ。
基本的な一部システムや近接アクションは概ねソウルライク作品を踏襲した作りになっているため、その点についても書いてしまうと長くなるので、今回のレビューでは割愛させてもらう。
[h1]遠近武器を使用した戦闘[/h1]
◆『Dolmen』の最大の特徴となるのが遠距離武器、射撃をメインに据えたゲームプレイにある。もちろん、プレイスタイルによっては近距離武器だけ使用するという事も可能ではあるが、それはいくつかの理由から、ちょっとした“縛りプレイ”になってしまう。
“縛りプレイ”の理由については後述するとして、遠距離武器を使った戦闘システムについて書いていこう。
『Dolmen』においてプレイヤーは必ず『ピストル』『アサルトライフル』等の遠距離武器を装備しており、これらの武器は『スタミナゲージ』の様に自動的に回復する『エナジーゲージ』を消費して使用する事ができる。
戦闘において重要となるのが『エナジーゲージ』は他のソウルライク作品でいう『MP』とは異なり、自動的に回復する事から『スタミナゲージ』の延長線の様な仕様になっている点だ。
これによって、
『戦闘開始時にエナジーゲージを消費した攻撃→エナジーが回復している間は逃げ回るorスタミナを消費して近接攻撃をする→回復したエナジーを消費して攻撃』
というソウルライクとしてはユニークな戦闘サイクルを確立させている。
[h1]エナジーゲージを重要視した各種システム[/h1]
◆ 上記した以外にもエナジーゲージには使い道がある。その代表的なものが『エナジーモード』であり、これを発動させると一時的に『スタミナゲージの代わりにエナジーゲージを消費して各種行動を取れるようになる』というシステムだ。この能力のON/OFFはプレイヤーが任意のタイミングで行う事ができる。
その他にもエナジーを消費するものでは、例えば、遠距離武器のいくつかは『強攻撃』を使用するためにエナジーゲージの『最大値』を消費する。
消費した最大値は『バッテリー』を消費する事で回復する事ができる。『バッテリー』は今作における所謂『エスト(聖杯瓶)』枠になっており、消費した分はチェックポイント地点で自動的に補充される。
『エスト』枠であるバッテリーがエナジーを回復するならば、どうやってHPを回復するのか気になると思うか、こちらもエナジーの最大値を消費して行う仕様になっている。こちらはエナジーがある限りはいくらでも使用できる。
上記したエナジーを使用したシステムが今作のコアとなっており、多くのソウルライク作品との違いを戦闘でもシステム面でも出している。
だが残念なことに、このシステムと遠距離攻撃を重視した戦闘は多くの問題も抱えている。
[h1]バランス調整[/h1]
◆ インディーズ系のソウルライク作品では良くあることだが、戦闘周りやボス関連の調整はかなり大雑把な作りになっている。
各種遠距離武器はしっかりと特徴が出ており、どれも状況によって使い分けのできる、しっかりとした作りになっている。
だが、その一方で『片手剣』にあたる武器以外の近接武器には、明らかに調整不足と言えるような、使い辛さが目立つ武器が多い。
前述した近接武器を重視したプレイが“縛りプレイ”に近い状態になるのは、このためである。
例えば、他の作品で言う『大剣』にあたる武器は少々モーションが特殊である点と、振りが遅い。そのためにスキの少ない今作のボス戦では恐ろしく使い辛いものとなっている。
殆どの近接武器がボス戦では役に立たない事には理由があり、ボス戦自体が遠距離戦に焦点を当てられている事と後述するオンライン協力プレイを前提にボス戦が作られている節があるからだ。
『協力プレイ時にはボスが他のプレイヤーを狙っている間に近接攻撃を当てられるから』というような攻撃パターンやモーションの調整になっている。
もちろん、ソロで攻略できないわけでは無いので、心配はいらない。要は戦い方が限られるという話だ。
もちろん、これらの武器の特徴や使い辛さはプレイヤーのビルド構成によっては緩和できたり、プレイスタイルによっては印象が異なる可能性がある点は留意して欲しい。
ただ、ソウルライク作品の楽しみの一つでもあるビルド構成についても、御世辞にも作りが良いとは言えない。
[h1]ビルド構成[/h1]
◆ キャラクターの成長要素の一つは、敵を倒すことで入手できる通貨を消費して自キャラのレベルと能力値(ステータス)を上げるというお馴染みの仕様になっている。上昇させる能力値はプレイヤーが好みで割り振れる。
上昇可能な能力値は『体力(HP)』『耐久力(スタミナ)』『エナジー』『筋力』『精密性』『科学』の六種類。
ソウルライク作品経験者の多くは大抵の場合は何らかの能力に特化したビルドを組むと思うのだが、ここでも問題が発生する。
まず、言うまでもなく、ソウルライク作品では『HP』『スタミナ』の能力値が非常に重要だ。
今作はそれらに加えて、『エナジー』を攻撃や回復を含めた様々な用途に使用するため、必然的にこちらも上昇せざるを得ない。
そのため、尖ったビルド構成を行う事が非常に難しく、器用貧乏の様な構成になりがちだ。その点でも尖ったビルドは一種の“縛り”になってしまう可能性が高い。
その問題点の一つの解決策として、装備品には3種類の『テクノロジー』というステータスがあり、これらが一定値になるといくつかパッシブ効果をプレイヤーにもたらしてくれる。
『射撃速度アップ』『防御力アップ』『回復量アップ』『死亡時に一度だけHP50%の状態で復活』等といった具合だ。これによって、多少はビルドの方向性を決める事ができる。
[h1]協力プレイ、ボスとの再戦[/h1]
◆ 今作では武器や防具を拠点でクラフトする事ができる。いくつかの装備品はボスのドロップする素材が必要になるのだが、素材集めを面白くするための要素がいくつか用意されている。
前述したように、今作ではオンラインマルチで協力プレイを行う事ができる。基本的にはボス部屋前にある端末から募集をかける、あるいは参加する事でボス戦時に共闘するという仕様だ。
ボスは一度撃破しても、ザコ敵が稀にドロップする『ドルメンの欠片』というアイテムを使用する事で、ボスを復活させて再戦する事ができる。そのため、ボスがドロップする素材が足りなくとも、『ドルメンの欠片』さえあれば何時でも再戦を行って素材を集める事ができる。
注意点としては、この『ドルメンの欠片』のシステムには少し可笑しな仕様があり、このアイテムは自キャラが死亡すると通常の通貨の様に、その場にドロップしてしまい、プレイヤーが回収しに行く必要があるのだ。
通貨はともかく、こちらはランダムドロップの希少なアイテムであるので、死亡時にドロップする必要が無いように感じられた。
[h1]バグ[/h1]
◆ 筆者が今作をプレイした時点ではいくつかのバグが発生したので、こちらに記載させていただく。
マルチプレイセッションを検索した際に、時折ゲーム自体が急激に重くなり、ゲームを再起動するまでその現象が収まらないバグが発生する事がある。
復活ボスとの戦闘時にイベントシーンをスキップすると『自キャラが透明になる』というバグも発生した。こちらはポーズメニュー内の項目から一度メニュー画面に戻り、ゲームをロードすれば治る。
また、筆者の環境では発生していないために確認が取れていない情報で恐縮だが、特定の環境では進行不可能になるバグやクラッシュも発生しているようだ。
[h1][b]----------------------【良い点】----------------------[/b][/h1]
+ 遠近武器を使用した特徴的な戦闘システム。
+ エナジーゲージの管理が重要となるユニークなソウルライク。
+ ボスと再戦する事ができる。
[h1][b]----------------------【悪い点】----------------------[/b][/h1]
- 全体的に詰めの甘く、大雑把な難易度調整。
- いくつかのクリティカルなバグ。
- 殆ど空気なストーリーとオマケ程度のコズミックホラー的な要素。
[h1][b]-----------------------【総評】----------------------[/b][/h1]
良くも悪くも遠距離武器の運用に焦点を当てた今作は内容が尖っており、様々な面での粗も目立つ。非常にプレイヤーを選ぶ作品になっている。
また、システムへのプレイヤーの理解度も求められる点から悪い意味でソウルライク玄人向けになっているため、購入を検討されている方は注意して欲しい。
少し変わったソウルライクや遠距離戦を重視したシステムに興味があるのならば、プレイして見ると良いだろう。
[hr][/hr]
プレイ動画をアップしているので、今作が気になった方はこちらを参考までにどうぞ。https://youtu.be/77N50or4jFY
[quote]他にもアクションやメトロイドヴァニア系作品をSteamキュレーター[url=https://store.steampowered.com/curator/32180122/][u]プラットフォーマーズ[/u][/url]で、ローグライク作品を[url=https://store.steampowered.com/curator/37908283][u]ローグライクゲーマーズ[/u][/url]で紹介しています。
良かったら御覧ください。[/quote]
👍 : 40 |
😃 : 1
否定的