Wolf Tails のレビュー

ウルフテイルズ』は、2人のオオカミ少女を世話するビジュアルノベルだ。群れの義務から逃げている心優しい少女ミラリと、人間の文化やその影響を警戒している生意気で口うるさい少女フユだ。
アプリID822930
アプリの種類GAME
開発者
出版社 Razzart Visual
カテゴリー シングルプレイヤー, Steamの実績, 部分的なコントローラーサポート, Steam トレーディングカード
ジャンル カジュアル, インディー
発売日4 5月, 2018
プラットフォーム Windows, Mac, Linux
対応言語 English

Wolf Tails
2 総評
2 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア

Wolf Tails は合計 2 件のレビューを獲得しており、そのうち 2 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。

最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 327 分
そういえばIPS細胞というので同性の間でも子供が(略) 女主人公×狼娘の後日談にケモ耳の子供が沢山いてもいいんだ… 男主人公?そんなものはいない お話としては、日常:エロ:シリアスの比率は7:1.5:1.5 絵もキャラも凄く良いと思うが、如何せん登場キャラが少なくてやや話のボリュームに欠ける…が掘り下げはしっかりとしている…シリアスだがな!二人とも狼というよりは駄犬なので悪しからず(誉言葉 エロシーンも有るがフレーバー程度、元々二人とも助平が服を着て歩いているようなものなので仕方がない、もっと獣欲にまみれた感じでもよかったかもしれない。 次作はド直球のエロイのを作っているらしいが、音沙汰が無い…お蔵入りにならないことを祈る。
👍 : 5 | 😃 : 0
肯定的
プレイ時間: 629 分
[h1]あらすじ[/h1] ここは人里離れた、厳冬の雪山。 主人公であるあなたは、故あって街を離れ、ここで一人暮らすことにしていた。 厳しくも平和な新生活が始まったその矢先、あなたは山小屋に侵入者を発見する。 激しい吹雪の中、倉庫で震えていた、およそ雪山に似つかわしくない薄着の娘。 彼女は、この山奥に独自の社会を築いて生活する「人狼(Half-wolves)」の一族だった。 人間文明とは交わらず、人知れず暮らしてきた人狼だというが、その娘はあなたの家を立ち去ろうとはしない。それどころか、どちらかというここに残りたそうな素振りさえ見える。 と、もう一人のオオカミ娘が山小屋を訪れる。 彼女は、伏せっていた娘にこう告げた。 「"姫"! 探しました。すぐに群れ(Pack)にお戻り下さい」 群れの長(Alpha)亡き後、その血を引く「姫」がしきたりを破って群れを離れたために後継者不在の一族は混乱に陥っている。「衛士」(Sentinel)である自分の責務は姫を連れ戻し、秩序を取り戻すことだ、と。 人狼の姫"Mirari"と衛士"Fuyu"、そしてその一族を巡る騒動に、あなたは望むと望まざるとに関わらず巻き込まれていく。 [h1]ゲームシステム[/h1] 主人公(性別選択可能)と二人のけも娘の交流、そして彼らが直面することになる事件を描いたノベルゲーム。 日本語はなし。テキスト量、分岐とも大筋に変化はないが結構なボリュームがあるので、訳しながら遊ぶと最初のクリアまでは余裕で5~6時間はかかると思う。 エンディングの数も多くCGも主人公の性別によって細かく変わるので、コンプリートするのに一苦労するほど。 スキップ、バックログ、クイックセーブに回想モードといった基本的な要素は一通り実装している。 既読スキップが超高速なので周回プレイは楽。 シーン数は少なく、二人のヒロインに三つずつほどだがCGの質は高く、MirariとFuyuのぷっくりした愛くるしい絵に癒される。 もちろん無修正CGありで、パッチはストアから無償で入手可能。 [h1]感想[/h1] ストアページのCGを見ると一見某ぱらのフォロワーか?とも思えるかもしれない。自分もそれでパケ買いしたクチなので…… けど、その予想は大はずれだった。 設定とストーリーはよくある低価格路線のお手軽Hゲームを期待すると裏切られるほど細かく、重い。 人狼の「群れ」とその生活様式はオオカミの群れを反映した設定があり、それがストーリーを支えている。 ※ちなみにMirariとFuyuが薄着なのも、「人狼は人間とは代謝が違うので厚着は必要ない」という設定があったりする。 その親戚である犬を見ても分かるように、オオカミは動物の中でもとりわけ高い社会性を持ち、厳格な上下関係を認識することのできる種だ。 その群れは特に「パック」と呼ばれ、群れ全体が大きな一つの家族として、狩りから子育てまで、生活の全てを共同で行う。 またそのその縄張りは境界が決められていて、全員が一生をその中で過ごす。とはいえ、その縄張りは犬とは比較にならないほど広く、最大で1000平方キロメートルにも及ぶという。 パックの中ではオス・メスそれぞれに最上位の「アルファ」から最下位の「オメガ」までの序列があり、繁殖期ではアルファから順につがいを選ぶなど、全てにおいて序列が高い個体が優先権を持つ。生活や狩りの場でこの順列が乱されることはないが、繁殖期の前やアルファの力が衰えたときなどには己の地位を上げるため、普段従っている格上にも立ち向かい、血みどろの争いを繰り広げる。 そしてそれらは、人狼の一族にもそのまま当てはまる。 先代のアルファであった両親を持つ「姫」のMirariが、その亡き後、群れを離れてしまったことで起こった混乱は、やがて…… 後半の展開は重い。バッドエンドではMirariとFuyu、そして主人公自身が戦いの末命を落としてしまう、というものまで含まれる。 とはいえ、そこはこの物語。 二人は初めて触れる人間の暮らしに興味津々で、帰りたくないMirariと彼女を連れ帰りたいFuyuはお互いの主張を譲らず、反発しあいながらも楽しいトラブルを巻き起こす。 テレビを見て「聞いたことがあります! これは魔法の小箱で、中には小人が入っているのだとか……」などと言い出す、掃除機や車を動物と勘違いして襲いかかる、「群れではお風呂はみんな一緒だから」と風呂場に乱入する……などなど、ベタベタだけど嬉しい展開も完備。 キャラクターはおっとり天然癒し系だけど胸に強い意志を秘めたMirari、衛士としての使命感とMirariの真意の板挟みで苦悩するツンデレFuyu(英語のニュアンス難しいけど……多分……)といった感じではっきり分かれている。 まさにオオカミ並にプライドの高いFuyuなど、主人公を名前ではなく「ニンゲン(Human)」などと呼び捨ててくるが……まあ、そこがいい。 そしてもちろんデレる。 ここまで好きなところばかり書いてきたけど、難点もあり。 まず第一に、ストーリー主体なのに日本語がなく、美麗なCGも最低限。 上記の通り設定は非常に凝っているけどCGはMirariとFuyu以外皆無という割り切りっぷりで他の全てがテキストで語られるので、最悪、適当に読み飛ばしている間に新しいキャラが登場して退場していて何が起こっているのか理解できなくなる、という悲劇が起こる。 そしてCGの品質は高いが、枚数が少ないせいでいくつか不都合が生じている。 「重要なキャラがテキスト上にしか登場しない」という上の点もそうだけど、一番顕著なのが肝心のHシーン。別CGも差分絵もないので、着衣のまま会話しているシーンなのにCGは全裸であられもないポーズになってしまっている。 エロゲよくやる人は分かると思うけど、正直悲しい……そこは頑張って欲しかった。 修正版は下着着用だから差分として使えばよかったのに。 海外製ノベルゲームにはよくあることだけど、背景CGも微妙に変。 浴室がし○かちゃんの家みたいな日本家屋だったりする。4WDの車がスタックするほど雪が積もる冬山でその風呂は沸かせるのか? これはちょっとしたお笑いポイントだけども。 アニメーションもボイスもなく、立ち絵差分も顔のアップでまかなっていたりするので、CGを集めるためだけのゲームとして見ると「コスパが悪い」という結論になってしまう。 外注のコストやコミュニケーションの問題なのかなと思うけど、やっぱり残念。 あと、3Pないです。 公式からハーレムルートを追加するというアナウンスはあったが、それから1年半経過した今も音沙汰なし。あああああああああ!!!!11 [h1]総評[/h1] テキストまで含めてゲームの全てを遊び尽くしたいと思ったなら、間違いなくおすすめ。 シナリオの質はこの価格帯では最高レベル。CG見るためだけに遊ぶのはもったいないし、損をする。 ロープライスのHゲームというスキマ産業的ジャンルでありながら、設定を詰めてキャラを掘り下げる努力を惜しまないデベロッパの開発姿勢にも拍手を贈りたい。 キミもFuyuちゃんに罵られながら雪合戦、しよう!
👍 : 32 | 😃 : 6
肯定的
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