永远消失的幻想乡 ～ The Disappearing of Gensokyo のレビュー

点数：7/10 日本語完備 steamに山ほどある東方二次創作ゲームの中でもかなり早い時期に販売開始された一作。 弾幕やらモーションの原作再現度が高く、アレンジBGMの出来も良いのがファンには嬉しい。 ただし日本語はたまに翻訳が上手くなるが基本的には雑な翻訳である。 難易度Easyでも難易度はかなり高め。 斜め上からの見下ろし視点で高密度の弾幕を回避するのは困難なため、 シールドで弾を受けつつゴリ押してピンチになったらシールドが回復するまで逃げ回る展開になりがち。 ボス戦ではだいぶ試行錯誤して敵の行動パターンを覚える必要があった。 Easyを名乗るなら初見でも何とか勝てるぐらいのバランスにして欲しいところ。 Easy以外で遊んでいたらあまりの難易度にクリアできなかったかもしれないので、 後からの難易度変更も不可能なこのゲームはEasyで遊ぶのがオススメ。 更に、会話は早送りが可能とはいえ再挑戦の度に移動や会話が発生するのは面倒。 また、近接攻撃がキャラの向いている方向ではなく照準の向いている方向に出るのが慣れるまで違和感がある。 キャラの解放と技の強化に使えるポイントの入手数が少なく、 普通に遊んでクリアまでに稼げるのは主人公である天子を最大強化できる程度の量。 DLC無しでも結構な数のプレイアブルキャラが使えるが、 全ステージで天子がデフォルト出撃、かつサブキャラも変更する場合はポイントを要求されるため、他キャラの出番は意識して使わない限り少なくなる。 ストーリー用ステージ以外にも好きなキャラを好きに使える、おまけの稼ぎ用ステージ等があれば良かったかもしれない。