Bullet Witch のレビュー
突如出現した悪魔の軍勢により人類は滅亡の危機に瀕していた。そんな中、戦場に魔女の箒のような巨大な銃と魔法を操る黒衣の女性が現れる。彼女の名はアリシア。いとも簡単に悪魔を屠る彼女は一体何者なのだろうか。
アプリID | 696180 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Marvelous, Inc. |
出版社 | XSEED Games, Marvelous USA, Inc., Marvelous |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, 部分的なコントローラーサポート, Steam トレーディングカード |
ジャンル | アクション |
発売日 | 25 4月, 2018 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | French, Italian, German, Spanish - Spain, English, Japanese |
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13 総評
7 ポジティブなレビュー
6 否定的レビュー
賛否両論 スコア
Bullet Witch は合計 13 件のレビューを獲得しており、そのうち 7 件が好評、6 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Bullet Witch のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
276 分
分かりやすく言うのであれば、探索のないバイオといった感じ。状況居合わせて武器や魔法を切り替えて戦うが、魔法はおそらく使うのを渋ることが多い。総評としては基本はトリガーハッピー出来る良いゲームだった。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
932 分
[h1]要約[/h1]
-美魔女(美人の魔女の略)が人助けしつつ銃と魔法で悪魔の尖兵を駆逐する突破口を開くまでを描いたアクション要素薄めのTPS
-慣れるまでは死にゲーだが、[b]周回しながら敵配置を覚えエイム力より適切な立ち回りで攻略を容易にしていく感覚は弾幕STGに近い[/b]
-コレクション要素が無いので戦闘に集中できるが、広いマップで目的地が表示されないのでどのみち初見では迷いがち
-良くも悪くもプレイング重視のため、強化システムはそこまで多くなく戦闘も6ステージのストーリーと無報酬のおまけミッションのみで自らやりこみ目標を設定できる人向け
-[b]泣き黒子に加え内股にも黒子があり透けるJK制服やほぼ無意味なタイトスカートの眼鏡教師服が用意されているアリシアさん(約20歳)のヘキの強さ[/b]
[hr][/hr]
[h1]ゲーム部分について[/h1]
[h2]概要[/h2]
魔女の素晴らしい[strike]尻[/strike]背中を見ながら悪魔どもを殲滅するTPS。
主人公のアリシアさんは魔女なので銃だけでなく魔法も使うことができ、これらを用いて人々を助けながら悪魔が湧き出る元凶を止め、全ての悪魔を地獄に叩き返すのが目的。
アクション要素はほとんどなく、なんならシューティング要素も重要ではなく、配置を覚えて立ち回りを考える戦略性が強い。
セクターの進行条件およびチャプターのクリア条件は様々で、単に特定地点へ到達すればよいものや特定の敵を撃破するもの、巨大ボス戦などがある。また、チャプターリザルトではキル数・クリアタイム・人間の生存率によってスコアおよび強化ポイントが貰え、これにより基本能力値を強化しつつ高難度へ備えることになる。
コレクションや探索要素は無いため、やりこみとしては戦闘の最適化によるスコアタと特殊な条件を課されて戦うミッションモードのみ。
[h2]操作[/h2]
基本操作は一般的なTPSと同様で、構えると少しズームして狙いやすくなり、しゃがむとさらに集弾率が上がる(多分)。近接攻撃もあるが高難度では近づく前に死ぬため影が薄い。また、魔女らしく魔法を使用することができ、リストを表示の後対応するボタンを押すことで魔法を使用可能。魔法リスト表示中にボタン入力(箱コンなら右スティック押し込み)でダッシュすることもできる。ジャンプはできないが回避モーションでアクロバティックに飛び上がるので、[strike]アリシアさんの全身を隈なく眺めつつ[/strike]障害物を超えることもできる。
TPSにしては初期カメラ感度がかなり高く、特にスティック操作の場合それなりに感度を下げないとまともに狙うことができない。かといって下げすぎると振り向きが遅くなるため、感度はある程度まで下げて微調整は自機位置の移動で合わせることになる。
また、[b]リロード時はボタン押下時点でリロード完了するため、回避やダッシュ、武器切り替えでモーションキャンセルすることが可能。最速で武器切り替えをすれば通常リロードより早く再射撃できる(未検証)[/b]。
[h2]ステータス・強化要素[/h2]
管理すべきゲージはHPとMPのみであり、アリシアさんは魔女なのでどちらも自然回復が可能となっている。逆に任意の回復手段はないがそれなりの速度で回復するためそこまで待たされることはない。
HPはダメージを受けるとゲージが減少するだけでなく最大値も減少してしまう。これはゲージが最大値の状態でさらに自然回復すれば元に戻るが、ゲージのみの回復より遅いため短時間に多量の攻撃を受けると押し切られやすくなる。
また、MPも弾丸のリロードでは装填弾数に応じたゲージのみ消費するが、魔法を使用するとゲージとともに最大値も減少する。こちらの最大値は自然回復せず、魔法以外の手段で敵を倒すことで元に戻すことができる。この仕様により、[b]魔法を使いすぎると弾丸のリロードができず、銃が使えないと最大値の回復もできないため詰みとなることがある[/b](特にボス戦)。
ポイントによる強化要素はそこまで多くなく、HPMPの自然回復速度の向上と銃/魔法の開放・強化のみ。[b]HPMPは最大値上昇が無い[/b]ため死にやすさは常に付きまとう。
銃は初期武器のマシンガンの他に、近接高火力のショットガン・長射程高火力のキャノン・多弾数連射のガトリングがある。敵に肉薄する機会は屋内戦くらいしかないためショットガンはほぼ不要。逆にキャノンは敵の射程外から攻撃でき、後述のエレメントショットでスコープ狙撃可能、装甲車やヘリを破壊可能なため最重要武器となっている。ガトリングは集弾性と移動速度以外は最強だが要求ポイントが多いので後回しでも良い。
魔法はいくつかあるが、高難度ではどれも使用機会があるので使い勝手は覚えておくとよい。
[u]エレメントショット(銃強化)[/u]
マシンガンは複数ヒットで即死させる燃焼効果、ショットガンはひるみ効果、キャノンはスコープによる高火力狙撃、ガトリングは複数ヒットで対象周辺の敵に麻痺効果。高耐久にはマシンガン、カウンタースナイプにはキャノンが有用。
[u]エンシェントウォール(壁召喚)[/u]
正面に遮蔽物を召喚する。回避より後隙がなく敵の狙撃も防げるため咄嗟に出せるようにしておきたい。
[u]ローズスピア(範囲攻撃)[/u]
放物線で飛んでいき着弾点から即死効果の槍を召喚する。天井や壁を貫通して硬い敵を抹殺できるため使い所が重要。
[u]ウィルパワー(念力)[/u]
障害物を吹き飛ばす。攻撃に使うのを想定しているが、敵が念力で動かす障害物を自機から遠ざける使い方の方が多い。
[u]サクリファイス(NPC治療)[/u]
一般人や味方軍人の回復。ほぼスコア稼ぎ。
[u]レイブンパニック(敵撹乱)[/u]
視界内の敵をスタンさせる最強魔法。2体ほど倒せば魔力上限も戻るため困ったらとりあえず使っていい。
[u]大魔法[/u]
ストーリー進行で使用可能な魔法(引き継ぎ不可)で、詠唱ののち大規模な破壊を行う。見た目は派手なので一度は使ってほしい。しかしMP消費が大きく一部イベント以外使わなくとも困らないため高難度では使われなくなりがち。
[h2]戦闘[/h2]
集団戦闘を仕掛けてくる悪魔(ガイスト兵)との銃撃戦が基本だが、近接戦闘を好むものや盗んだ軍用車両で走ってくるもの、特殊攻撃持ちの変異体などいくつかの種類がいる。種別としては前半で出切り、後半は見た目や性能のマイナーチェンジが多い。
こちらの弾がかなりバラけるのでわかりにくいが、一応ヘッドショット判定がある(多分)。高難度の敵をキャノンのエレメントショットで狙撃する際には意識したい。
単なる銃撃や魔法以外にも地形を利用した爆発や落盤等の特殊な攻撃も可能。見た目は派手だが耐えられることも多く、障害物が増えて不意打ちを受けやすくなるので大魔法と同じく高難度ではお役御免になりがち。
ボス戦では特定の手順を要求されるが、ヒントはちゃんと貰えるので安心。
[b]最も特筆すべきはアリシアさんの死にやすさで、敵に近づきすぎると数秒で蜂の巣にされ死、狙撃ガイスト兵の射線上にいると必中で即死、隠れている障害物が敵の念力で動いた瞬間死、空中制御が効かないため回避やダッシュで慣性のまま落下死など枚挙に暇がない[/b]。魔女とはいえ女の子なので……。
しかし、[u]敵配置は固定であり基本的に射程はこちらの方が長いため、敵の射程外から厄介な敵を始末する、壁越しに魔法を放って先制攻撃といった対策が取れるようになっている。このゲームの醍醐味は周回ごとにこれを安定化させていく上達感にあると考えている[/u]。
他にも狙撃手は接近すると命乞いを始めるので壁を召喚して近づく、念力で動く障害物はこちらも念力で移動させ距離を取るなどプレイヤー次第で様々な対策が可能なのも嬉しい。
[h2]バグ[/h2]
・BGMが流れている間にポーズメニューを出すとBGMが消える。緊迫感は薄れるが敵の音を聞いて位置を把握するのに使えるので有用。
・車や瓦礫など隙間のあるオブジェクトにダッシュするとスタックしたり地底に落下することがある。落下すると通常は落下不可能のマップでも普通に死ぬためチェックポイントから遠いところで落ちると泣く。
[h1]設定面[/h1]
[h2]キャラクター[/h2]
見目麗しい主人公であるアリシアさん以外のネームドには中の人(高位悪魔)のダークネスさんとレジスタンス隊長のマクスウェル、あとは根幹に関わる重要人物のみと非常に少ない。ストーリーの規模を考えれば妥当ではある。
アリシアさんは無愛想で悪魔の殲滅のことしか考えていないが段々軟化して感情を出すようになる。かわいい。作中の経過を見るに20歳くらいだと思われるがとてもそうは見えない。
行動を共にするダークネスさんは人間を見下しているがアリシアさんにはめちゃくちゃ助言してくれる保護者で、悪魔とは思えない機知に富んだ言い回しをする。最後はちょっとかわいい。
マクスウェルは人間代表の主人公枠[strike]兼囮兼タクシー[/strike]。ポジティブ思考の好漢で終始善人ではあるがダークネスさんがいるのであんまりバディ感は無い。
ここで最も重要なのはアリシアさんの多様なコスチュームだろう。[b]黒色に背中がまぶしい初期衣装、上半身はほぼそのままにスカートへ履き替えた白魔女、シャツが透けっぱなしな[strike]ちょっとキツめなのが良い[/strike]制服、パッツパツで意味を成さないくらいミニのタイトスカートに眼鏡属性も備えた教師、露出と被覆の合せ技で肌を際立たせる(そしてカメラが近いとショートパンツが透ける)包帯、ほぼボディペイントでスタイルの良さが全面に出ている蝶魔女[/b]の6種類がある。黒子の描写も含めて制作陣の性癖へのこだわりが伝わってくる選定である。個人的には教師服が好き。
敵は最初のムービー以外では字幕付きで話すことはないが、日本語MODを入れると白々しい命乞いをしたり死に際にふざけてるとしか思えない台詞を放つガイスト兵とかがいて大変シュール。(自己責任で)
[h2]ストーリー[/h2]
前提となる背景はストア説明の通りで、レジスタンスと協力して悪魔をしばきつつ災厄の元凶ないし悪魔出現の源を探すのが主な目的。登場人物の少なさからわかるように世界中を飛び回るといった感じではなく、あくまで人類の反撃の起点となる部分を描いている。
ボリュームが少ないながら登場人物の隠された関係性やプレイ上はほぼ囮にしかならない味方NPCの見せ場があったりと要点は抑えられているが、それでもやはり明かされないまま終わる設定もあるため物足りなさは感じる。
世界観表現の一環として道中には悪魔に襲われる一般人がおり、魔法で救助するとお礼を言われたり回復してくれたりする。クリアする上では必須事項ではないが、彼らの生存率が強化ポイントの入手量に関わっている。
また独特な仕様として[b]チャプター内の行動によってクリア後に表示される新聞記事の内容が変化する[/b]点がある(例えば特定の地形ギミックを発動するとそれに言及したものになる等)。ここでも一般人視点での感想を知ることができる。
一部マップではゾンビ物のようなホラー感の強いマップもあるので注意。
[h2]演出面[/h2]
リマスターされたことでゲーム内FPSは高く取ることができ、画面解像度も十分な値になっている。しかし、3Dモデル自体のポリ数やテクスチャ解像度は変わっていないのか近くで見るとちょっと……となってしまうのが残念。また、FPSが高いのはゲーム部分だけでプリレンダムービーは20FPS?のままらしくカクつきが目立ってしまう。
個人的に気になる点として、アリシアさんのビジュアルが強みの一つでありながらシェーダの効果が微妙なので、薄暗い場所では単純に見にくく明るい場所ではコントラストが強すぎて見にくい。[strike]ローアングルになると暗くなるのやめてもらえませんか……[/strike]
派手な大魔法と物理演算による地形崩壊も(当時基準で)見た目こそインパクトはあるものの、飛来するオブジェクトで自滅しそうになってそれどころではないのでミスマッチと言わざるを得ない。
また、原作にあった日本語音声がオミットされている。これは権利上の問題らしいので致し方ないところ。
[h1]まとめ[/h1]
原作当時において真新しい要素を備えたTPSで、アリシアさんの美貌を摂取しつつ周回による練度の高まりを実感できるゲーム。欠点はスタイリッシュアクションやシューティングだと思ってやるとなんか違うってなる点。
セールで500円くらいなので最近のインディーズゲーム感覚で買ってみると良いのではなかろうか。
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😃 : 0
肯定的