WAGAMAMA HIGH SPEC のレビュー
しがない主人公の鳴海光輝は、週刊漫画雑誌にきわどい恋愛小説を書いている。その内容のため、親しい二人以外には秘密にしている:みひろと東亜だ。
アプリID | 575480 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | madosoft |
出版社 | Sekai Project |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, Steam トレーディングカード |
ジャンル | カジュアル, アドベンチャー |
発売日 | 26 7月, 2017 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Japanese |
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。

18 総評
17 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
WAGAMAMA HIGH SPEC は合計 18 件のレビューを獲得しており、そのうち 17 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、WAGAMAMA HIGH SPEC のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
562 分
[h1] 愛したい ねえどうしたい?
「君次第」ってワガママかな?[/h1]
まどそふとを一躍世に知らしめた出世作である第三作。ゲームの発売前のイベントやメディアを利用した広報は大きな勢いを作り、2015年の萌えゲーアワードにて歴代最多得票を引き連れて大賞に輝いた。
<所感>
総プレイ時間:09H
ブランド:まどそふと
ジャンル:生徒会系学園恋愛コメディ
シナリオゲームorキャラゲーム:キャラゲー
インターフェース:☆☆☆
キャラクター :☆☆☆
世界観・シナリオ:☆☆
音楽 :☆☆☆
声優 :☆☆☆
テキスト :☆☆☆
ボリューム :☆☆
絵・CG等 :☆☆
演出 :☆☆☆
総評
以下ネタバレを回避しつつ個別に感想を。
〇インタフェース
昨今に求められるであろうUIは一通りの機能は揃っている。ただ、他社ゲームと比較してカスタムキーはなく一部機能については違和感があるボタン配置かも(例スペース)
〇キャラクター
使い古された設定が多いが、タイトルにもあるワガママハイスペックという言葉に違わず、ヒロインは+αで生徒会長や天才プログラマーなどの属性がついており、総じてハイスペック。ヒロインについては☆4とまではいかないが3.5くらい。
[spoiler] ただ、男性の悪友については、はっきりいって不快感が強い。共通パートですらその言動はお調子者というよりはただの馬鹿であり、とりあえず完全なハーレム物にならないように男性陣をセットにしておけばいいといったやっつけ感を感じた。舞台装置としての存在意義すら感じられず、正直に言っていない方がよかったという印象。[/spoiler]
〇世界観・シナリオ
正直、散々擦られてきた内容。ありきたりなシナリオで特筆すべきものを感じられない。
一部ヒロインについては更にテーマを深堀出来ていればもう少し良かったと思えるが、個人的には馴染まずスキップを多用した。
〇音楽
OPはテーマ性にマッチしていてよかったのではないだろうか。
〇声優
ヒロインの一人であるアーシェのCVが一番印象的で耳に残っているが、それ以外は不可もなくといった印象。
〇テキスト
普通。地の文がかなり説明口調に感じたのは気のせいか。
〇ボリューム
特に共通ルート時に顕著だが、かなりサクサク進んだ。その分、全体のボリューム感としてはあっさりめ。
〇絵・CG等
萌えゲーとして考えるならこのタッチの柔らかさが売りになるのでは。キャラクターについては一目でまどソフトとわかるようなアイコニックさがある。
〇演出
一枚の中でキャラクターの配置に工夫することで奥行きや生活感を感じさせようとする創意工夫は、ユーザー目線であり、キャラクターの躍動感や他社作品や同一空間での立ち位置の差別化を図る意図が感じられた。
〇総評
良くも悪くもありきたりなテーマ性であるものの、作品自体のスペックはそこそこであるため、購入前後で予想を大きく下回ることはそうないだろう。2010年代のラブコメアニメ感が頭をよぎったため、こてこての萌えゲー好きの(紳士な)人なら買いだと思うし、ビジュアルノベルの一つのカテゴリーとして、初心者さんにはこの手の分野の温度感を知るという意味としてはある種の入門用の作品としておすすめされる一本だと思う。
ただ、上述の理由や筆者がシナリオゲー派の人間であるせいか、個人的には凡作といった印象に終始した。正直に言えば、読み進めるのが苦痛ではなかったとは決して言えない。メディアイベントやSNSを利用した販促活動を加味した勢いの良さやサービス性を以て萌えゲーアワード大賞を受賞した本作。しかし同年準大賞以下にノミネートされたライバル作品たちは、ともすればシナリオゲーやテーマ性などで本作以上に尖りつつも良作として仕上がっている。そのような作品群の中で頂点に輝いたことは紛れもない栄誉だが、さりとてどうしても私には馴染めない作品であった。
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的