The Fan のレビュー
The Fan is an interactive photo fiction with real locations and actors.The game is a first person thriller with a unique twist. Driven by a creepy and unsettling atmosphere, it will take you deep within the darkest places of Paris underground.
アプリID | 572330 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Ezhaac Studio |
出版社 | Plug In Digital |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steam トレーディングカード |
ジャンル | アドベンチャー |
発売日 | 10 5月, 2017 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, French |

6 総評
5 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
賛否両論 スコア
The Fan は合計 6 件のレビューを獲得しており、そのうち 5 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、The Fan のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
138 分
初回プレイ時は40分程でクリア。ロンチリリース版と思われるが詳細クリアVer.は不明。
[h1]Pros:[/h1][list]
[*]撮影セットが作り込まれている
[*]不安を募らせるサウンド
[*]言葉を必要としない[/list]
[h1]Cons:[/h1][list]
[*]ボリューム不足
[*]決まった手順となるため周回プレイは新鮮味に欠ける
[*]移動できる範囲は狭いが迷いやすい[/list]
[h1]ロールプレイも自己投影もできず感情の行き場を失う[/h1]
オープニング以外の画面は全て写真で構成されているポイント&クリック型のアドベンチャーゲーム。主人公は巷を賑わす連続殺人鬼であり、自宅の地下に女性を拉致監禁しています。あなたはThe Fanと成り、真の愛を成就すべく儀式のために必要なことを遂行していかねばなりません。アドベンチャーゲームにありがちな急遽挟まるミニゲームの類を排していたり、前述の写真で構成されている旨はストアページに予め記載されています。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=926447520
開発者の意図や意向を汲み取って静止画ベースの進行について異を唱えず、その長所と短所を考えてみたところ表裏一体のように感じられました。どちらも淡々粛々と一部始終が描かれる点です。悲鳴など音声を入れずBGMで勝負している演出の影響も大きいのですが、必要以上に恐怖を煽る描写がされておらず変に構えなくてもよいのは長所と捉えることができます。ですが同時に感情移入を妨げる要因ともなっています。感情の起伏が乏しくなってしまうことでアドベンチャーパートの作業感を一層強く感じさせます。
差し引きゼロではなく、本作で明らかに優れている点もあります。写真にこだわったことはあり、画面の明度や汚れ、生活感を覚える撮影セットは作り込みを感じます。時折セットの中にゲーマーの琴線に触れるアイテムも配置されており、ニヤリとする場面があります。テキストが読めなくてもストーリーが理解できる点も印象に残りました。自身の行動を反映して新聞朝刊にテキストが載るのですが、行動背景がセットをくまなく見ていると窺えるようになっており文字を読まずとも掲載されている内容が分かります。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=927656088
ゲームはのんびりプレイしても1時間以内に終わる程度のボリュームとなっています。初周は新鮮味を伴ってプレイすることができるのに対して、行程が固定されていることで周回プレイ時に目新しさを感じることができないのが残念です。2周目以降はプレイ手順が最適化されることもあり、10分もあればエンディングを迎えることができてしまいます。マルチエンド対応ですが惜しむらくはその数が4種類程度しかなく全てを見終えるまでの時間が短いことです。ドラマ1本を1時間以内で見終えることを考えると意図された長さかもしれませんが、バッジ9枚に対応していることで半分の5枚を供給し終えるまで意味のない起動時間を要するところにコンテンツ不足を感じさせる要因があるように感じます。
結局のところ、諸々記述したもののオススメはできません。究極的には嗜好の問題に行き着くものの、やや冷めた言い方をすればプレイヤーと登場人物の心的距離やバックボーンが違い過ぎていて、共感することができないままストーリーがただ終わるのを見つめることになってしまうからです。そこに犠牲が生まれようとスクリーンの向こうの出来事であり、心揺れ動くことがないのです。人間は感情の生き物ですものね。
👍 : 21 |
😃 : 0
否定的