The Bard's Tale IV: Barrows Deep のレビュー
The Bard's Tale IV: Barrows Deep」は、史上最もアイコニックなRPGシリーズのひとつが凱旋。創造力が試される戦術性豊かな戦闘システム、パズルを解いて財宝や有利な条件を手に入れ、美しく作り込まれた世界を発見しよう。
アプリID | 566090 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | inXile Entertainment |
出版社 | inXile Entertainment |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, Steam トレーディングカード |
ジャンル | RPG |
発売日 | 18 9月, 2018 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | French, German, Spanish - Spain, English, Polish, Russian |

1 475 総評
992 ポジティブなレビュー
483 否定的レビュー
賛否両論 スコア
The Bard's Tale IV: Barrows Deep は合計 1 475 件のレビューを獲得しており、そのうち 992 件が好評、483 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、The Bard's Tale IV: Barrows Deep のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
4199 分
貴重な洋3Dターン制RPG
お勧め
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
8441 分
個人的には大いに楽しめましたが、万人受けするような内容ではないです。
色々なアイデアが詰まっていて今後の展開が楽しみなのですが、パズル耐性がない人はあまり楽しめないかも。
クエストログも頼りないのでちゃんとテキスト読んでないと答えが出ないクエストもあり、ある程度英語に対応できる方でないとつらいかなぁ~
戦闘の難易度はそれほど高くありません。戦略性が謳われてますが、あっちこっちに出てくるパズルほど考え込むようなものではなく、最後の方はほぼ無双状態みたいになるのでまだ調整が必要かなと思います。
現状ではまだ進行不能になるバグやセーブデータが壊れるバグも残ってますので、買うなら次のアップデート以降がいいかも。
Bard'sTaleというタイトルですので音楽にかなり力を入れているようで、私もかなり好きな音楽なのですが、サントラ盤が別売りされてないのがちょっとなぁ~・・・・・Premium以上を買わないと付いてこないみたい・・・・・
Killopの謎がわからん・・・もしかしてスカラブレイ最高の戦士なのか?
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
5485 分
クリアしたのでレビューとザックリとした感想や注意点を書いておきます。
※Patch 1 の状態でのレビューです。現在 Patch 3.1 が配信中です。
※2018/11/21 Second Sight (V.4) へアップデートされました!↓
※難易度レジェンダリ、パーマデス、グリッドムーブなど大幅に機能追加されました。レジェンダリクリアしたら変更内容の詳細をレビュー予定です。
ダンジョンクロウルの歴史やWizardryをエポックとするジャンルとその派生作品について触れ始めるとキリがないので割愛します。
バーズテイルシリーズ30年ぶりのナンバリング最新作です。Wizardry8に強くインスパイアされた感が強く、ワールド全体のデザインワークはOblivionのシロディールに良く似ています。今作ではアンリアルエンジンによって近代的でゴージャスな作りですがプレイフィール全体を通してレトロスペクティブな感覚を残します。
シリーズ恒例のキャラクター達やワード、フレーバーといった過去作より引き継がれる”べき”な面々は健在で、シリーズファンを楽しませてくれます。一方、今作が初体験となる方々には独特の世界観を知るには少々厳しいかもしれない。
Wiz8的だと書きましたが、それはプレイ全体が自由視点だと言う点のみが大きいだけでフィールドやダンジョンの構成などはバーズテイル(あるいはマイトマやビホルダー)的です。戦闘はシームレスではなく戦闘画面へ遷移するシンボルエンカウントタイプ。エンカウント時に上手く接敵すれば先手を取れます。
[h1]戦闘がストラテジックに![/h1]
戦闘システムはターンベースだが敵味方ともに4×4グリッドフォーメーションを取る新スタイルだ。位置取りや攻撃順が従来より重要度が増している。これはカードゲームやMOBA系の戦闘に近い感覚だ。挑発やノックバックを利用して敵のフォーメーションを改変しトゥルーダメージやチェーンを利用すれば強敵の群れを僅か数ターンで殲滅することも可能だが、もちろん考えるのが面倒なら固いタンクを据えてファイターで殴りまくる脳筋プレイも可能だ。
また新要素も多く覚える事が沢山ある。2層あるチャンネル、メンタル/フィジカルダメージ、そしてトゥルーダメージ。これらは恐らく完全に理解しないうち攻略は不可能だろう。それだけ今作では戦闘が重要になっています。
この戦略的でパズル的な戦闘システムに加え、敵のユニークな行動がこの新らしい戦闘システムを面白く彩っています。
プレイヤーが長考していると番外戦術的に尻を叩いて挑発してきたり命乞いしたりと、アニメーションと個別のボイス付き(!)でユニークな敵キャラ達は、作業になりがちなダンジョンRPGの戦闘をいつまでも楽しませてくれる事だろう。
[h1]『見たところ99人は居るわね!』[/h1]
バーズテイルといえば物量で攻めてくる敵をワンパーティーで薙ぎ払うゲームだった。今作のトレイラームービーでも傭兵99人パーティーっぽいものとエンカウントするシーンが終わり際に挿入されていた。だが今作では上記の通りエネミーサイドも4×4グリッドフォーメーションである都合上、いち戦闘における物量に限りがある。一応複数のウェーブに分かれて戦う場合や仲間を呼んだり召喚したりするが過去作と比べるとマイルド過ぎる。ここに期待している人は注意です。
発売後に書かれた色々なレビューでは敵が有限だ書かれていましたが、クエストを跨いだりとても大きなエリアを行き来する様になると適当なレベルで沸きなおします。しかし幾ら再沸きしようがサクサク進めようと思う想定レベルに必要なレベリングには莫大な経験値と時間が必要だろう。
[h1]新しくなった3D自由視点ダンジョンRPGは?[/h1]
3次元的な探索を可能にするFPS移動とレベルデザインはダンジョンクロウルの正統進化か理想形に近いと思われる。ダンジョンマスターシリーズの様に地面や壁に何かないか常にチェックする今まで探索に加え、上方向の注意力が重要になりました。UnrealEngineを利用したリッチな表現によってグリッドベースだったシリーズが、さながらオープンワールド的なプレイフィールを与えてくれます。
いっぽうそのゴージャスな装飾が過剰な部分も多く、そこかしこで移動中に引っかかります。このコリジョン系のグリッチというか問題点はUE4特有の長いロード&解凍・展開時間と相性が悪く 「ちょっとやり直し」 のつもりがゴッソリ時間を取られます。巨大なエリアで遷移時やオブジェクトにハマったら3分は覚悟した方が良いだろう。
[h1]リテラル・リドルが難解に、フィジカル・リドルがマイルドに[/h1]
なんと今作は取得できるアイテムどころか、すべての書物やテキストが3Dオブジェクトとして作られています。書物に書かれた文章はすべてテクスチャに書かれた手書きの文字なので日本語化は相当気合い入れないと難しいだろう。
そしてそのテキストの筆跡は筆記体から死に際の震える血文字まで多様なため、翻訳以前に読み解く段階で躓きやすいかもしれない。そして文章の意味が理解できたとしてもリドル自体がそこそこ難解です。意地悪というより理解力に働きかける部分が大きいので、正しいヒラメキが出ず一度でもハマると正解するまで数日要するかもしれない。
一方フィジカルなリドルは倉庫番的パズルやギアの組合せパズル、ロジックゲートを使った光線パズルなど様々だが、難易度は前述のテキストと比べると総じて低めであり、このリドルエリアは敵も気を利かせて出てこないので若干退屈な部分かもしれない。後半になるにつれ倉庫番は3次元的になったりギアは複雑になりロジックゲートは複雑にはなるがストレスを感じる程でもなく幾つかパターンを試せば自然に正解を引ける程度の難易度になっている。(Hardモードを除く)
[h1]7.1chで奏でられる美麗サウンド[/h1]
UEの恩恵はオーディオ部分にも大きく表れていました。バーズテイルというタイトルの通り、唄が重要なシリーズであるのでこの点は非常に良い評価を得られると思う。実際プレイ中に流れる数々の唄と音楽が心地良く、プラチナムエディション(サントラ付き)を買わなかった事を後悔しました。どうかサントラだけ別売してください。
[h1]気になる点は…[/h1]
良い点を重点的に書きましたがココは許せないという点も少なからず存在します。若干スポイラー気味なので注意。
アイテムや金銭の物量バランスが近代的な作りではないので、後半に差し掛かると必要経験値は莫大になり、拾えるアイテムはゴミ、所持金はインフレを起こす。この辺りのバランスは折角搭載されたアイテムクリエイションも殺している。
クリアに必要な時間はメインクエストだけで約40時間ほど(リドルに詰まらなければ)、レベルは28程が暫定クリアレベルかと思われる。
レトロフューチャーなコードホイールがエクストラコンテンツとして添付されますが、これはいにしえのコピープロテクト円盤をフィーチャーしつつゲーム中に[spoiler]「賜り物リドルの碑」から賜り物をいただく為に[/spoiler]使うものなのだが、実際はExtraフォルダにpdfが放り込まれているだけで印刷して工作して使おう!といういささかレトロに傾倒しすぎな物でした。
またシリーズ恒例だった凶悪なトラップ群がなくなったのが残念でならない。[spoiler]ダークゾーンや回転床がUEでどう表現されるか楽しみだったのだが移動で避けるアクション性の高い物が多くダンジョンを構成するパズルに即したマイルドな物になっている。[/spoiler]
[h1]まとめ[/h1]
新世代になって帰ってきた今作ではアンリアルエンジンを最大限に活かしたリッチなレベルデザインに加え、固定視点を廃止しFPSの様に自由に移動できる様になりました。さらに7.1chサラウンドでゴージャスに奏でられるケルティックサウンド。3次元的になったリドル。ストラテジックで楽しい戦闘システムなどなど。今作はチャレンジフルでとても野心的、それでいて過去作への愛を多分に感じる良作であると感じました。価格に対してのボリュームが多めでコストパフォーマンスも良く、多少のコリジョンや長めのローディングに耐性のあるダンジョンクロウラー達にオススメします。
※公式よりDLCのリリースが予定されています
👍 : 14 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
2036 分
結論から書くと、頭を使うRPGがプレイしたい方に強くオススメします。
敵の数に限りがあるためレベリングできず、純粋に戦略勝負となる戦闘。
ふんだんに仕込まれた上質なパズルの数々…。
ボリュームも満点で、まさに骨太な一本です。
特に戦闘は本作の楽しい部分のひとつでしょう。
敵はマップ中を徘徊しており、一度倒せば復活することはありません。
その代り単なる雑魚ですら、かなり歯ごたえのある強さとなっています。
具体的には、戦闘終了時に数人の脱落者が出ていたり、
大半のメンバーがHP半減しているレベルといえば伝わりますかね…。
RPGとしては珍しく、ダメージは筋力から算出された値で固定(クリティカルヒット除く)のため、ほぼ運任せという場面は存在しません。
限られた行動力の範囲で、各スキルのクールダウン、範囲を意識しながら、誰に行動させるか。
その采配が勝敗を分けます。
ちなみに死亡というステータスはなく、勝ちさえすれば全員復活する親切仕様です。
もちろん経験値も復活したメンバー含めて全員に入るので、成長が遅れる心配もありません。
また、今回はスカラ・ブレイの街が再登場と言う事で、旧作のファンは
懐かしい場所が美しいビジュアルでどのように描かれているのか確認する楽しみもあります。
ちょうどトリロジーも出ておりますし、もちろんそちらも極めて完成度が高いので
旧作をプレイしたことないよーという方はお試しあれ。
プレイしたことがなくても楽しめますけどね。
全体的に完成度が高く、30時間ほどプレイした今も「絶対勝てないよ!」と思う敵ですら
戦い方やスキル構成を見直せば勝利できるなど、破綻のない優れたバランスとなっています。
パズル部分も基本的に英文をじっくり読まないとダメというものは極めて少なく、
大半が試行錯誤でルールを把握して、徐々に難易度を上げていくそれを解き進む形となっています。
会話はまとまった文章が表示され、「CONTINUE」を押すまで進まないタイプなので、
英語が苦手な方でも、辞書を引きながら読み進めることができるでしょう。
クエストの目的地はマーカーで示されるので、ほとんど読まなくても結構進めますが。
欠点はロードが物凄く長いのと、設定によってはグラフィックがやたら重いところですかね。
特にロードは小説2~3ページ読めるレベルなので、今後の改善を期待したいところです。
グラフィックは先にも書いたとおり設定次第なのでしょうが、Geforce 1080でもカクつきます。
それとパーティも自由に編成できるようになるには、かなりゲームを進める必要があります。
最初は主人公のみ作成でき、ほかはストーリー進行に従ってNPCが加入。
必要に応じてNPCを自作キャラに置き換えながら進めていく形となっています。
この辺は賛否あるところでしょう。
海外ではウルティマ、ウィザードリィに並ぶコンピュータRPGにおける草分け的存在で、
知名度も抜群に高く、結果として大幅に路線変更した本作が受け入れられないファンによって
評価を落としているようです。
しかし本作は、本当に丁寧に作られていることが随所から伝わるため、
原典に対する強いこだわりがなければ是非お手に取ってみることをオススメします。
結局は自分でプレイしなければ正しい評価も下せませんし。
👍 : 25 |
😃 : 0
肯定的