Bastard Bonds
チャート
13

ゲーム内

751 😀     92 😒
83,94%

評価

Bastard Bondsを他のゲームと比較する
$10.99

Bastard Bonds のレビュー

Bastard Bonds』は、ハイエンドなピクセル・アートと詳細なキャラクター・カスタマイズを備えた、成熟したテンポの速いタクティカルRPGだ。
アプリID486720
アプリの種類GAME
開発者
出版社 Bigfingers
カテゴリー シングルプレイヤー, Steamの実績, Steam トレーディングカード
ジャンル インディー, ストラテジー, RPG
発売日15 6月, 2016
プラットフォーム Windows
対応言語 English
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。

Bastard Bonds
843 総評
751 ポジティブなレビュー
92 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア

Bastard Bonds は合計 843 件のレビューを獲得しており、そのうち 751 件が好評、92 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。

レビューのグラフ


上記のグラフは、Bastard Bonds のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。


最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 14685 分
[h1]魅力的なキャラクター(♂)を仲間にして冒険するRPG[/h1] まず最初に、非常に同性愛的な嗜好が強いゲームです。 そういうのがNGだと向きません (御覧の通り、マッシブなキャラクターが大量に出てきます) そこまで難解なレベルではないのですが、英語必須です。 プレイ時間が244時間とおかしなことになっていますが、起動したまま寝落ちしたこともあったので実際には50時間程度です。 ただし先人がコミュニティガイドを複数残してくださってるので、自分もそれらを見て何とか攻略できました。 この場を借りて感謝申し上げます!(本当お世話になりました) ネタバレが絶対嫌な人以外はあらかじめ調べて遊ぶことをお勧めします。 [h2]良い点[/h2] [h3]キャラクターに愛着がわくストーリー[/h3] 主人公は[b]「クレスト(Crest)」[/b]という国で、何らかの罪に問われて[b]「ルカット(Lukatt)」[/b]というかつてオークの王国であった孤島に流刑されます。その島から何とか脱出しよう!というのがゲームの目標です。 旅の過程で多くのキャラクター(NPC)と出会うのですが、やはり彼らも何かしらの過去があってルカットにいるので、背景がある分キャラとしての厚みが増しています。 用意されている会話も多いので、それらを回収しているうちに愛着がわいてきます。 "何かしらの罪を背負っている"というのは良い設定だと思いました。 [h3]敵NPCも仲間にできる[/h3] 道中では非常に挑発的な装いの敵と何度も遭遇します。 彼らはバトルの最中に残り体力がわずかとなると出血するようなエフェクトが追加され、一定確率で行動が「hesitate(ためらい)」に変化します。 その時に交渉が得意なキャラクターで勧誘することで自陣営の仲間にできます。 亜人、ケモノ、動物、魔物など様々いるので、これは嬉しかったです。目指せハーレム! [h3]製作者の独特のこだわり[/h3] 所々に、制作者の強いこだわり(癖)を感じます。 押し付けではなく「あ、ここはこうなのね」と発見する形で仕込まれているものが多いので、良いバランスでした。 …マッチョなオーク、お好きなんですね(素晴らしい!!) [h2]少し気になった点[/h2] [h3]マップ移動がわかりにくい[/h3] 攻略するたびにワールドマップで多くのダンジョンが広がっていくのは楽しいのですが、ダンジョンアイコンにマウスオンしなければロケーションの名前が表示されないため、特定の場所が見つけにくいです。 地域ごとのタブなどで一覧表示できるとありがたかった… [h3]パーティの装備がわかりにくい[/h3] 終盤では陣営の人数が50人近くなったりするので、せめてパーティに指定している仲間の装備は見やすいUIであればよかったです …とはいえ、遊べないレベルではないので、いずれも大きなストレスではありませんでした。 開発規模を考えても、十二分に楽しめるレベルに仕上がっていると思います。 [h2]総合的に[/h2] 英語との格闘でしたが、独特の世界観や育成システムが新鮮で楽しかったです。 何人かは個人的に刺さるキャラクターもいて、RPGとしても楽しめました。 (GrantとPeregrine推し!) 特定のロケーションでしゃべりだすキャラクターもいるので、そのサプライズも良きでした。 [hr][/hr] [h2]攻略のヒント[/h2] 検索すれば(英語ですが)攻略用にまとめられた資料が必ず見つかるので、詰まることは無いと思います。 開始時に知っておきたかったものをいくつか共有しておきます。 [b]ネタバレも含まれるので、嫌な人は以降は見ないで下さい。[/b] [h3]ゲーム開始時のキャラ設定[/h3] あなた自身がどの罪状を被せられているかの選択次第で、最初の仲間が自動で決定されます。 こだわりがなければ[Malediction(呪い、中傷)]を選ぶとZantanakというキャラクターが最初の仲間になります。 彼だけ(厳密にはあと一人いますが)は、ほかのキャラと違いマップ中に登場しないので必然的にその周回ではイベントは発生しません。このゲームはボリュームが大きいので、周回する余裕がない方にお勧めです。 ※ただしZantanakはBorgninaという女性NPCと排他関係にあるため、彼女を仲間にできなくなります。ところが、"偶然にも"彼女には実績も絡まないのでデメリットはほぼありません。 [h3]キャラの育成①[/h3] 強いこだわりがなければ、主人公は魔法攻撃キャラに育成すると楽です。 (魔法キャラ自体、数が少ない) 序盤は回復手段が少ないので、BLASTを優先強化しつつWARDの1つ目のスキルも開放しておくと安定します。 これらはシナジーがあるのでスキルポイントも無駄になりません。 [h3]キャラの育成②[/h3] 序盤の[Knightwood Detour]というダンジョンで、Kiliroという正義感強めのオークが登場します。 イベントが発生した後に、最短で彼の元に駆けつけて加勢すれば仲間にできます。その後はDODGEとHUNTにステータスポイントを振り分ければ体感で8割回避できます。DODGEの回避率は壊れ。 うまく位置取りをしてKiriloを壁にしながら遠距離で攻撃!! [h3]仲間にできるNPCのロケーション確認[/h3] 道中仲間にできる特別なNPCは20人ほど用意されており、それぞれが特定のダンジョンにいます。 恐ろしいのが、仲間にすることなくダンジョンを出ると大抵のNPCはフラグが折れてしまう点です。 (拠点に空きがない場合、勧誘することができない) 有難いことに仲間の勧誘についてまとめた日本語のガイドがあるので、そちらを参考にして注意しましょう。 準備ができていなければそのロケーションは避けて別のマップに行きましょう。進路が詰むことは無いです。 こまめにセーブすれば問題ナシ! [h3]一部の難解なダンジョン[/h3] ・Ebony Tower ・Jade Aqueduct これらは[Blackglass Sprawl]という地区にあるダンジョンですが、難解な割に得られるものは少ないです。 特に重要な場所ではないので、無視してオッケーです。
👍 : 1 | 😃 : 0
肯定的
プレイ時間: 4202 分
かなり昔のゲームだが、いまさらレビュー。 確かに光る部分はあるが、個人製作や少人数製作のゲームにありがちな作り込みの甘さやバランス崩壊、不親切などのマイナス面が非常に多い。 〇良い点 ・豊富なドット絵 ・攻略中に仲間を増やし、部隊を作り上げていく楽しさ ・好きなマップを拠点にできる ・(たぶん)ほぼすべてのモンスターを仲間にできる ・データフォルダ内のスクリプトいじってキャラのグラフィックを好きに変えれる ×悪い点 ・仲間キャラが地形に引っ掛かってついて来ないことが頻繁にある。 ・たまにアイテムインベントリがバグる。 ・あらゆるキャラを仲間にできるのはいいが、出撃メンバーは4体だけなので、あまり意味が無い。 ・ゲームバランスが悪い。  プレイヤーの成長と敵の強さの上昇が噛み合っていない。慣れていなければ、チュートリアルですら普通にゲームオーバーになる。  クリティカルの威力が異常に高く、通常ヒットの10倍近いダメージが出る。中盤以降はクリティカル即死が頻発する。このゲームは主人公が死ぬとゲームオーバーなので、結果的に主人公は前線に出せない。  攻撃は基本的に外しやすく、とりわけ回避力が高い敵に対しては10回くらい連続でミスってイラっとするときがけっこうある。  一部の敵は回避不能の即死コンボをしてくる。というのも、敵の能力で、キャラクターを強制的にファンブル(行動不能&防御力大幅低下)させるというものがあり、その敵に攻撃されるとキャラクターがファンブル→一切行動できない状態でクリティカルされて即死という強制詰みパターンに持っていかれる。百歩譲って立ち回りでどうにかなる場面はともかく、このゲームは強制的に敵に囲まれた状態で戦闘開始されるイベントが多く、その場合の回避方法はただ一つ、敵がクリティカルを出さないことを祈るのみである。  他にもいろいろバランスの悪いところある。何が一番問題かというと、バランスの悪さのせいで主人公を前線に出すと強制即死パターンが頻発するので、主人公は必然的に後衛になる。主人公は近接武器を持たせて前線で活躍させえないと気が済まないタイプには、致命的な欠点である。 ・昔のゲームであることを差し引いても、UIが悪い。キャラメイク時に設定を巻き戻すことができない(一つ項目を間違ったらまた一から作り直す必要がある)。ステージ中はESCキーを押すとタイトルに行くのに、ワールドマップだけはなぜかセーブ画面に行く。選択をキャンセルするときは、毎回キーを3秒長押しする必要がある。 ・とにかく運ゲー。プレイヤー側がクリティカルを出したら敵は一撃、逆に出されたらプレイヤーが即死。一定確率で連続攻撃できるシステムがあるが、結局は確率頼み。まったく同じ敵が相手でも、運が向けば敵の攻撃がまったく当たらずこちらの攻撃はクリティカル&1ターン3回攻撃連発で圧勝、運が悪ければその逆で敗北(こちらが4人で敵が残り1人の状態で、こちらの連続攻撃が一度も成立せずさらに単発の攻撃もすべて外し、敵が1ターン4連続攻撃&クリティカル4連発をして、こちらが逆転敗北したときにはさすがに唖然とした。そしてそんな理不尽なことが頻繁に発生する)。戦略性よりもはるかに運が重要で、戦略1割、運9割で、戦略ゲームではない。 ・1プレイが無駄に長いステージが結構ある。30分以上かけたステージが、上記の運の不利によりゲームオーバーになると、イラっとする。 ・攻略中、ピッキングや障害物撤去をする際にビンゴゲームのようなミニゲームを強要されるのだが、これが完全に運任せ。12個のくじがあり当たりは6個、それを3回連続で当てなければならない(つまり成功確率はだいたい8分の1)。ヒントなどは一切なく、頼りは勘のみ。一回でも外せばゲーム失敗で、キャラは大ダメージを受けてまたミニゲームを最初から(当たりの位置もリセットされる)。下手すれば何十回もゲームを失敗し、パーティーが全滅するか、退却を余儀なくされてまた最初から何十分もステージ攻略。この要素のせいで、私は何十回も攻略をリセットする羽目になった。個人的にはこのゲームで最低の要素。何のおもしろみもなくつまらない運ゲー。 ・他のレビューにもあるが、作成したキャラを削除する方法について、PCのC:\Users\(ユーザー名)\Documents\BastardBonds\Rosterの中にあるPNGファイルを手動で削除するとできる。さすがに分かり辛過ぎる。ゲーム内で削除できるようにするべきでは?(ちなみに、PCCustomというフォルダにキャラ名と同じ名前のPNGファイルを入れると、キャラのグラフィックを変更できる) ・ナニを丸出しの太っちょキャラとかは、さすがに下品すぎる。製作者自身が太っちょのゲイらしいが、自己満足が過ぎる。 以上。 何度も書くが、このゲームは戦略ゲームではなく運ゲー。運が良ければ何も考えず適当に操作してもクリアできるし、運が悪ければどれほど慎重にプレイしても攻撃が一発も当たらず一方的に蹂躙される。さらに運が悪ければ、つまらないミニゲームで全部最初から。 運と試行回数で挑戦するお祈りゲーが好きな人には合うかもしれないが、戦略ゲーを期待してはならない。
👍 : 1 | 😃 : 0
否定的
プレイ時間: 15514 分
イロモノを掴まされる覚悟で購入したら、予想外にまともなつくり(ビジュアル以外)とかなりのボリュームの作品だった。 主人公枠固定+仲間3体出撃のSRPG 操作UIにかなりクセがあり、とくにセーブ方法はちゃんと長押しできたか確認しないと不安な仕様なので注意。 戦闘システムやキャラのステータス計算もオリジナリティのある挑戦的な設計。 とりあえず試した適当なキャラメイクのせいで、チュートリアルステージでいきなり殺されつつ、這々の体で最初のセーブ画面へたどり着いたときは、ワールドマップの広さと自キャラの小ささに驚愕した。 正直ワールドマップ広すぎて次どこへ行けば良いのかわからず、フルチンのオッサンどもをぞろぞろひきつれて島中をぐるぐるさまよう羽目に。 主人公が死ぬと即ゲームオーバーだが、仲間が倒れたときは装備をその場に落として戦線離脱(負傷扱いでしばらく出撃不可) 自軍に加えることが出来る人数は拠点の床面積と障害物等によって変動し、 手に入る拠点は、敵を全滅させたマップのうち自軍内のキャラの労働力(manpower)の合計で制圧できる広さのもの。 1番広いもので66名収容可能(戦闘員枠が最大50+非戦闘員枠が最大16)だが、序盤は労働力が足りず拠点に出来る場所を探すのにも苦労する。 構造上絶対に拠点に出来ないマップもいくつか存在するが、敵と死闘を繰り広げた場所に、そのまま仲間がテントを張っているのは、結構見ていて楽しい。屋敷や温泉ならいいが、魔界風スライムの中や氷の洞窟などを拠点にすると心が痛む。 仲間になるのは、 ・立ち絵持ちNPCが21人(隠しキャラや仲の悪い組み合わせ等があるので一度のプレイで全員は集められない) ・以前のプレイでキャラメイクした主人公データ(複数保存可能・デフォルトテンプレート含む) ・弱らせた敵と交渉して勧誘(特定のボスやイベント敵を除く) と無駄に充実している上に、 マイドキュメントに作られるPCCustomフォルダ内にキャラ名のpngファイルを置くことで自作絵との置き換えが可能 作者さんガチのゲイの人なので、女性キャラのデザインが微妙だったりするが、ゲーム自体はSRPGとして、細部までとても丁寧に作られている。 NPCの特定イベント(キャンプでの過去話とエンディング時)の立ち絵以外は全てドット絵で、基本の素体に数種類のパーツを重ねることでバリエーションを出している。 ただ、その素体がマジで全裸のため、キャラメイクや敵のパーツの乱数次第で局部モロ出しのキャラが出来上がる。 エロを重視したゲームではないので立ち絵CGなどでそういった描写は全くないが、そもそものドット絵のおかげで人には見せられない絵面に。 チームに入れた拠点の仲間とマップクリアごとに会話することで好感度が上がり、ある程度信頼されると過去話の打ち明けついでに「絆(bond)の証」としてアイテムをくれる。(動物や無生物等の仲間は無理) このアイテム[spoiler]ラスボスの即死攻撃(必中)を防ぐ[/spoiler]効果を持つアクセサリーなので、少なくとも主力のメンツとはちゃんと会話してないと詰む。一度絆を結んだら放置プレイでもok ちなみに、[spoiler]ラスボス戦以外では特に役に立たない。(むしろ邪魔)[/spoiler] 絆を結んだキャラの名前のついたアイテムになるが、キャラごとの装備制限とかはないので、別に誰がどれを使っても良い。(4つあればパーティ全員装備できる) タイトル画面のオプションで敵のレベルが主人公と同じか自軍キャラの平均かを選べる。 主人公固定なので平均の方が敵レベルが低くて簡単かと思いきや、仲間のレベル上げに難儀するので意外と主人公に合わせた方が楽だったりする。途中からでもタイトル画面に戻れば変更できるので、困ったときは切り替えると良い。 一度クリアしたマップも、数回他のマップをクリアしていると初回探索時のレベルで再度敵がリスポーンする。 (ただ即時ではないので特定のモンスターやアイテムを集めたい時などは、多少面倒) 逆にクリアしていない中途半端な状態でステージを出たら、その中途半端な状態のままいつまでも敵は増えない。 ステータスの振り直しはできないが、序盤の森の神殿でレベルを1にリセットできるので、失敗したと思ったときや、新規参入の仲間が使い物にならないときは再育成しよう。ただし好感度は壊滅的に下がるので(既に絆を結んだキャラには関係ない)Abandoned Barricade の謎生物から惚れ薬をカツアゲして集めておきたい。 ラスボス撃破後に仲間キャラ(顔持ち21人)のその後が語られてゲームクリア。 各キャラと絆を結んだかどうか、エンディング二種類のうちどちらのルートを選んだか、によってそれぞれの結末が変わる。 二種類のエンディングのうち、どちらが真というわけでもなく、(難易度は2つ目のほうが高いが) キャラによっては最初のほうが幸せに暮らせた、となることもある。 少し困ったのがフォント問題。oだかeだか判別できない事が多く、可読性を下げている。 F1キーでヘルプも表示されるのだが、それも画像が荒く、文字が潰れて読めない。 探索中に何気なく読み飛ばしてしまったメッセージなどに、重要な手がかりが隠されていたりすることもあるので、文章を読みづらいのは結構マイナス。 本棚の日記など読んでいけば、かなり凝った世界観設定や、各キャラにまつわる過去話などが隠されていることも多く、文字問題はかなり残念だと感じた。 特に二度と戻れない海中の遺跡で読める祈りの言葉、を後になってもう一度繰り返せと言われてもー。 船長と船に乗って海へ出る前のセーブは残しておこう。 (追記※本屋に遺跡で拾った本を持っていけば、もう一度祈りの言葉を教えてもらえたでやんす。)
👍 : 9 | 😃 : 1
肯定的
プレイ時間: 3139 分
ゲームのタイトルをざっくり和訳すると「クソ野郎どもの契り」といった具合なんですが、正式タイトルなのに英語で書くと伏せ字にされるあたり、いきなり不穏な香りが漂います。 ゲームとしては非常にシンプルな操作系統のターン制シミュレーションゲームですが、内容はストーリーもシステムもちょっと捻りが入っていてなかなか愉快。色々と好きな人にはたまらないゲームです。 というわけで、まずざっくりこのゲームの魅力を挙げるならこんな感じ。 ①たのしいキャラクターメイキング ②あぶないレックレスこうどう ③おもしろいかくしゅようそ 長文読むのが嫌な人は、読むのはここまでにして購入ボタンを押したら良いと思うな! さーてそれじゃあ各要素を解説していっちゃうぞー。 あ、あとneznezさんが判り易い導入ガイドを作成されたのでご紹介いたします。 http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=859571777 ①たのしいキャラクターメイキング さてこのゲームでも有数の楽しい要素、それがキャラクターメイキング。 男6モデル、女6モデル、[b]オーク12モデル[/b]の素体が用意されており、そこに好きなパーツを乗っけていくことでキャラのガワを作成していきます。 パーツはあまり多くなく、1パーツあたりの色割り当ては1色のみと自由度はあまり高くないのですが、ちょっと頑張ればこのぐらい↓は作れます。 http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=844241223 さて、ガワの他にもいくつか決められることがあります。ちょっと変わった感じのスキル割り振りも勿論大事なのですが、なかなか衝撃度がでかいのが主人公の罪状。 ゲーム開始時、プレイヤーは罪を犯して監獄島の牢獄に閉じ込められており、犯罪の種類を決めるのですがこれが矢鱈種類が豊富。 詐欺、暴力、恐喝といったスタンダードなものにはじまり、反逆、背教といった権力への反抗、更には食人、強姦、異種族姦といったちょっとコレ大丈夫なの?というものまで実に様々。クライム系ゲームでもあんまり見ない単語が目白押しです。 そして設定された罪状に対し、やったかどうかの自分の主張、そして罪悪感があるかどうかを決められます。罪状はちょっとパラメータが変わる程度ですが、このやったやらないの部分はゲーム中でのアライメントに影響します。 ところでタイトル画面にCharacter Templateという項目がありまして、ここでキャラクターを作っておくと、そのキャラが仲間としてゲーム中に登録することがあります。またテンプレートに登録されたキャラは、ゲーム中で加入した後でもテンプレートを修正して同じ名前で上書きすることで、見た目などを後から修正可能です。200キャラまで登録できるので計画的に使いましょう。登録した後どーやって削除するのかわからないのよねえ。 ②あぶないレックレスこうどう キャラクターメイキングの危なっかしさは納得していただけたと思いますが、ゲームシステムもなかなか危なっかしい。 最初にお伝えした通りこのゲームはターン制シミュレーションゲームなのですが、Shiftキーを押しながら移動や攻撃をすることで、[b]Riskゲージを上昇させる代わりにターンを消費せずに行動が可能[/b]になります。これがこのゲーム特有のシステム、レックレス(無謀)行動です。 単純に移動距離の延長や攻撃回数の増加、行動タイミングの遅延が可能になるので非常に強力なのですが、レックレス時、爆発音とともにファンブル(致命的失敗)が発生する可能性があります。ファンブルするとそのターンは完全に行動終了となり、更に防御力が激減します。 ファンブルはゲージが溜まっていれば溜まっているほど発生しやすくなりますが、行動の種類によってRiskゲージの増え方はかなり異なるので、攻撃の後に移動は結構リスキーだけど、移動の後に攻撃するのは比較的安全だったりします。 ちなみにRiskゲージ上昇も悪いことばかりではなく、ゲージをMAXまで溜めるとデアデビル状態となり、ライフ回復や防御状態への自動移行といった恩恵も受けられるので、時にはファンブル覚悟で行動するのも有効です。 ③おもしろいかくしゅようそ このゲームには細かく色々とああ、これ良いなあ、と思わせるようなシステムがあります。 代表的なものとしては、スキルシステムと敵との交渉。 スキルは9種類あり、そのうち直接戦闘に関わってくるのは6種類。残りの3種類は生活系スキルなのですが、これが結構大事。というのは、拠点構築や一部ステージの攻略に必須になってくるからです。 このゲームはクリア済みのあらゆるステージを拠点にすることができ、拠点ごとに収容可能な仲間の数が変わってきます。となれば勿論大規模拠点が欲しいのですが、拠点にするにはその地域を制圧できるマンパワーが必要になってきます。そしてこのマンパワーを稼ぐのに生活スキルが必須となっているのです。 またステージ中に一定のスキルがないと解除できない仕掛けがあり、この時も生活スキルが(かなり低いもので済みますが)必要になります。 他にもアイテム所持数の増加だとか、兎に角直接攻撃力や防御力が上がらないだけで、生活スキルは非常に有用且つユニークなものとなっています。なんかTRPGっぽいよね。 そして敵との交渉。 敵をぶん殴って弱らせると、敵が戦意を喪失することがあります。 この時に敵に仲間になるようスカウトしたり、良いモノをよこす(代わりに見逃すことにする)ように脅しをかけることができます。 これにより盗賊団ロールプレイも可能ですし、モンスターだらけの集団を作り上げることもできます。モンスターは固有のスキルを持つことが多く、あなたの収集欲を刺激することでしょう。 またモンスター然とした敵には基本言葉が通じないのですが、これも特定の生活スキルを上げることで交渉が可能になります。生活スキルって本当に良いものですね。 ④見よ、この肉体美ッ! え、④なんてなかっただろうって? まあまあ。 このゲーム、モンスターをはじめとする敵については味方のキャラメイキングみたいなのがある程度自動で行われている感じです。 そのせいで、しばしば[b]全裸だったり、下半身だけ非武装だったり[/b]する敵が出てきます。ナチュラルボーン露出狂の多いこと多いこと。 一言言っておこう! お前らぱんつはけ。
👍 : 53 | 😃 : 23
肯定的
プレイ時間: 4862 分
これは、 ・悪そなやつをだいたい友達にして流刑島で大暴れするRPGです。 ・強盗、殺人、誘拐、扇動、詐欺、異端など、あなたの罪状はよりどりみどり。 ・吸血鬼、狼男、キノコ人間など、いろんな種族が仲間候補です。むしろ自分がオークかもしれません。 ・男臭さが充満しています。鎧をゲットしたと思ったらアイコンがブリーフだったりします。 ・見た目を気にせず慌ててゲームを始めると、ずっと全裸で駆け抜けることになります。 ・クォータービュー、4人パーティー、ターン制戦闘です。 ・仲間を集めてStronghold(アジト)を建設し、発展させていきます。 ・仲間として出現するキャラを自作することができます。このゲームのキャラは見た目こそ立ち姿一枚だけですが、アクセサリが豊富なので、かなりバラエティに富んだ表現ができます。アメコミ風から三国志風、はては謎の鎮守府風までなんでもありです。 かなり面白いです。英語力はRPGとしてはあまり要求されない部類だと思います(わりとごり押しで行ける)。 日本語の情報が少ないので、最初よくわからなかった情報をまとめておきます。 ・キャラ作成 まず見た目を決めます。装備品は見た目に反映されないため、じっくり作ることをお勧めします。 次に罪状を選びます。罪状は通常のRPGでいう職業的なものではなく、そのキャラのTrait(攻撃力が高めとかのボーナス)に影響する程度です。あまり悩まなくても大丈夫。 罪状の選択のあと、無罪を訴えるか? 本当にその犯罪をやったのか?という質問があり、この選択でアライメントがLawful、Neutral、Chaoticのいずれかに決まります。これを自分で選びたいときは[spoiler]最初に無罪を主張しなければ必ずNeutral、無罪を主張+やっていればChaotic、やっていなければLawful[/spoiler]です。 そのあとスキル配分を行い、最後にPersonality(放置時のセリフに影響?)を選択します。 ・スキル スキルは3x3マスに区切られていて、キャラ作成時とレベルアップ時に付与されるポイントを各マスに配分します。選択したマスにスキルポイントを配分すると、9つのマスの上と左の枠外に表示されている値が変化し、各マスの値は各行と列のポイントを掛けた値になります。各マスの値が一定値を超えると、新しい技が使えるようになります。 魔術師はArcus、回復役はHealing Auraの技を取得していないと基本的な仕事ができません。Labour(力仕事)、Thwart(手先仕事)、Weave(魔法仕事)の最初の技を取得すると、その分野の困難な仕事にチャレンジできるようになります。 ・基本操作 ダンジョンマップ上を左クリックで移動、右クリックで調べる/話すです。画面左上に仲間の自動追尾のオンオフ、「集まれ」命令、キャラステータス、「周囲を調べる」命令があります。左中央部の表示は、コインが所持金、テントが仲間の空き、鍵は左からOrdinal、Rare、Precious keyの所持数です。キャラのインベントリはキャラごとに表示されていますが、他キャラの持ち物でも自由に使えます。F1キーでドットの荒いヘルプが表示されます。 セーブ/ロードはワールドマップでしか行えません。 ・戦闘中の操作 基本操作とだいたい一緒で、「調べる」が攻撃にかわる程度です。同じ場所にとどまると、Defense状態になります。 ・Reckless行動 戦闘中にReckless(無謀)な行動というものを行えます。Shiftキーを押しながら行動すると同じターンに複数回の行動ができるというものです。しかし連続して行うとRisk(行動順のアイコン上に表示されている赤いゲージ)が溜まり、それに応じてReckless行動に失敗する(Fumble)確率が発生します。Fumbleすると次のターンまで防御力が大幅に下がります。RiskとFumbleは次の行動順が回ってくるとリセットされます。このReckless行動を活用し、攻守を調整しながら戦うのがこのゲームのミソです。 FumbleせずにRiskゲージを満タンにできると、Daredevil状態というものになり、そのターンだけ防御力が上昇したり、ちょっと経験値が入ったりします。 ・回復 Foodはとポーションはともに回復ですが、Foodは戦闘時は食べられません。ポーションを飲む行為は戦闘のターンを消費せず、通常行動の前に自由に行えます。 Healing Auraの技を持っているキャラが戦闘中に同じ場所にとどまると、隣接している味方のHPが一定割合回復します。 ・死 主人公が死ぬとゲームオーバーです。仲間が死亡すると、そのキャラは戦場から消滅して所持品をぶちまけます。死者はその後パーティーが経験値を得るたびにスクラッチゲーム形式の蘇生判定の対象となり、そのうち復活します。ただ、死亡して周りにぶちまけたアイテムは放置してダンジョンマップを出ると消滅するため、生きているキャラで持ち帰らなければなりません。このゲームはインベントリスロットが少ないため、死者が出ると装備を全部持ち帰るのが地味にきついです。なるべく死なないようにしましょう。 ・Manpower Strongholdを作るためにはManpowerが必要です。 Lawfulだと、Utility列のうち最大のスキル値(マス目の中に表示されている値)がManpowerになります。 Neutralだと、Utilityの値そのものの2乗がManpowerになります。 Chaoticだと、すべてのスキル値(マス目の中の値)のうち、2番目に高いものがManpowerになります。 これに加え、LabourのStamina、ThwartのReflexive、WeaveのMindsparkといった、Manpowerを増やすスキルもあります。 [spoiler]序盤はChaoticとLawful中心に育てると楽です。[/spoiler] ・Stronghold Upkeep値が自勢力のManpower以下の土地を占領することができます。 Strongholdでは各種サービスを行うNPCを招聘することができます(呼んでもすぐには来ない)。サービスをするNPCは仲間一人分の空きとManpowerを占有するため、余裕が出るまでは慎重に雇うとよいでしょう。 Quatermasterは倉庫機能とアイテムの売却、Blasksmithはアイテムの合成、Locksmithは鍵の販売、Porterはインベントリの追加、、Merchantはアイテムの販売、AppraiserはQuatermasterの強化、Healerは蘇生判定を有利にします。 ・Vein アイテムにPoxalienとかLuxmanaとかの属性がついていることがあり、それを装備するといろいろと影響が出ます。なんたらalienを装備すると、そのVeinに対する耐性がつき、反対属性には弱くなります。複数装備すると重複効果あり。なんたらmanaを装備すると、魔法攻撃(BlastスキルのArcus)がそのVeinに置き換わります。複数同時に使うと、打ち消しあってArcusに戻ります。なんたらsoulは上2つの複合です。 Arcus <-> 反対属性なし Lux <-> Pox、Max Rex <-> Nix、Pox Max <-> Lux、Nix Pox <-> Rex、Lux Nix <-> Max、Rex とりあえず面白いです。レッツ悪党!
👍 : 68 | 😃 : 4
肯定的
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