Sethian のレビュー

SETHIANという惑星を調査する考古学者になって、何百年か前に消えてしまった住人たちが残したコンピュータを相手に、謎を解明していくというストーリーのパズルゲーム。 コンピュータとの対話は未知の現地語で行う必要があるため、まずは単語や文法の意味を明らかにしていくところから始まります。右クリックすると手書きメモが表示され、事前に調査済みの内容なども含めて考え方や質問すべきことが提示されるので、これを参考に解明を進めていきます。このメモがガイドとなって、スムーズにゲームを進められるようになっています。（とはいえこの英語が読めないと厳しいですが。） この言語は全部で100種類の単語と6種類の区切りで表現されますが、ある程度ゲームが進むと単語の意味は右クリックするだけで表示されるので、いちいち全部を覚える必要はありません。重要なものについては自然と覚えてしまうでしょう。まさに新しい言語を学習している！という感覚を味わうことができます。単語/熟語はSETHIANの文化(哲学?)に根ざしていて素直に英語や日本語にマッピングできないものもあるという本格的な設定になっており、その意味の解明もストーリー上重要なポイントになってきます。 2〜3時間ほどでひとまず1つのエンディングに到達しましたが、マルチエンディングということなのでまだ色々とやれることはある模様。

未だプレイの途中ですが気に入ったのでレビュー。初投稿につきご容赦を。 コンピュータとの対話方式で、1世紀ほど前に突然消えてしまった文明の謎を追いかける言語パズルゲームです。 手元のヒントを参考に、少しづつ記号の意味や文法を明らかにしていきます。 （今のところ）入力すべき質問内容が提示されるので、質問内容そのものを考えるのではなく 「この文を成立させるにはどう入力すればいいか」という部分に重点が置かれているといえます。 諸々非常に簡潔な作りで、ガイドなしでも操作は直感的にできると思います。 ただし、全編英語な上、ゲーム内の情報が手書き風の画像として出てくるので言語ファイルによる翻訳も難しく、 ある程度英語に耐性のある人でないと進めるのは厳しいかもしれません。 また外部サイト等で翻訳したとしても、一応ストーリーのあるパズルゲームという性質上ネタばれのリスクもあるでしょう。 しかしこれらの考慮の必要はありますが、パズルとしてとても楽しい作品だと思います。 慣れている人には簡単に思えてしまう難易度なのかもしれませんが、 手持ちの情報をもとに一歩一歩進んでいく快感を味わえます。少なくとも私は。 知り合いの言語マニアに勧めてみたいところです。 とか書いてたら例文なくなりました。ここからが本番ですね :)