Dangerous Golf のレビュー

ストレス解消にピッタリ

ショット1回とパット1回で規定点を稼ぐのが基本のステージクリア型のゴルフのようなアクションゲーム。 あれこれぶっ壊して隠しフィーチャーを掘り返す楽しみはあるんですが、ショット1回勝負なのでいまいち消化不良を感じながら先に進まざるを得ないのが微妙。 んで、この手のゲームはリトライを重ねてスコアを積むのが基本なわけですが、そのリトライ周りが面倒なのでだんだんつまらなくなっていきます。 ・カップイン後のエフェクト、カットイン、スコア精算が飛ばせない ・リトライでロードが入る 破壊表現は激しくていいんですけど、いまいちボールの位置感覚が掴めず狙ったオブジェクトに当たらなかったり、さきほどのリトライ周りのストレスといいちょっと厳しい。

レースゲームのBURNOUTシリーズの精神だけ残そうとしたバカゲー・・・なんだが、違うのだ。 BURNOUT REVENGEのクラッシュモードっぽいものだと思っていただければだいたいあってる。 それよりは幅はあるのだが、プレイに対しての満足度を非常に感じにくい。 操作性やテンポやさまざまの要素が少しずつ重なったせいだと思う。

バーンアウトシリーズの開発で知られたCriterion Gamesのメンバーが新規に興したThree Fields Entertainmentのゲームということで楽しみにしていたのですが... 家の中でゴルフをして、被害総額を稼ぎ競う！ 「これは面白いに決まっている」そう思っていた時期が私にもありました。 プレイの流れとしては、左スティックで球を弾き、規定数のオブジェクトが破壊できると"SmashBreaker"が発動、ゲージが燃え尽きるまで破壊し尽くす。 その後にカップに収めるパットを決めれば終了。 物理演算を駆使して描かれる破壊表現は美しく、最上級のお馬鹿ゲームを楽しめ、ストレス発散になるだろうと期待してプレイしたのですが、操作性の悪さが全てを台無しにし、ストレスマックス！自宅でDangerous Golfを始めてしまいそうになります。 操作性が悪い中、文句をブツブツ言いながらも進めていくと、さらにストレスがたまる時間制限ルールや、侵入禁止エリアにボールが触れたら即終了のハザードルールが追加され、目の前のモニターにSmashBreaker...はしませんが、やる気は消えうせてしまいました。 コンセプトは良いし、操作性やカメラ視点（ボール操作時はボールの背面視点で、破壊状況はリプレイモードで楽しめるようにするだけで随分と違うと思う）が修正されるだけでも、好転すると思うので、後のアップデートで改善されることを期待していますが、現段階ではシンプル2000シリーズと比較しても、合格点はあげれません。 バーンアウトのクラッシュモードが好きだった自分としては、残念でしかたない。 近いうちに、評価が「おすすめ」に替えれること期待しつつ"100ft Robot Golf"の発売を待ちたいと思います。