Azure Striker Gunvolt のレビュー

[h1]スコアアタックが熱いビリビリアクション [/h1] 神作『ロックマン９』を作り上げた開発、インティクリエイツのＩＰ。さすがというか評判どおりの出来だった、これは面白い。 まず言いたいのは、00年代のライトノベル文化を下地としたオタクアニメ成熟期のあの時代感覚、そこに着目したコンセプトアートはお見事（"ビリビリ中学生"やらデジロック的挿入歌やら『電磁砲』を彷彿とさせるが、個人的に終始『灼眼のシャナ』を想起していた）。 変哲もない横スクロールアクションと思いきや、従来のシューティングスタイルから一歩踏み出し、ロックオン→ビリビリ→撃破のルーチンが新鮮で楽しい。 敵にビリビリしつつもう一方の敵にロックオンしたりそのまま前進したり、基本的にアクションが途絶えることがない中々秀逸な発明だと感じた。 ボスキャラも皆一癖あって、ポップなキャラ付けからくる軽い印象から一転悲惨な背景が垣間見えたりと、軸となるストーリーも相俟っていちいち心に残る。 サウンド面では、一定のスコアを超えると挿入歌が流れ、演出もさることながら曲としても良質だった。 アニソンに歌謡曲のスパイスを足したようなトラックはとても印象的。 「霧時計」、「追憶の心傷」、「碧き扉」がお気に入り。 『ガンヴォルト』は今や三作目まで発売されていることからもわかるように、既にこの頃から一大コンテンツとなるパワーは存分に発揮されている（しかもその最新作が最高傑作と呼ぶ声もあるのだから恐ろしい）。 ところでこのゲーム、わりかしアクションゲームにそこそこ自信を持っていた私のプライドをズタボロにしたゲームでもある。 断っておくがクリア自体（真END含む）はおそらく誰でもできる。それこそアクションが鬼門でも救済措置は多くあるので。 問題はやり込み、いわゆる実績コンプである（トロコンとも）。 ミッションの最高ランクを取得するにはほぼノーダメ＆スピードランが要求されるのだが、ノーダメノーミスが大のニガテである私はここでかなり打ちのめされた。 とはいえ前述したようにこのゲームには救済措置があり、なんなら得点をサポートするアイテムやメソッドなんかも用意されており、私はなんとかそれを頼りに制覇できた（思えば救済措置をどのように利用すれば高得点を狙えるか思考していたときが、最も楽しかったかもしれない）。 繰り返すけれどスコアタはストーリー進行に必須ではないのでご安心を。 実績コンプ目指すプレイヤーは沼らないよう注意。SPミッションは中継地点が無いのでミスると中々に心折られる。 全体的な満足感は相当なもの。超オススメ。

良ゲー アクション、ストーリーどっちも良かったし、機会に繋がれたシアンちゃんがサイコーに胸キュンだった 買ってよかった おすすめです

いやいやいやｗ近接武器無いの・・・？ ロックマンゼロ好きだったんで、称賛レビューで「あのロックマンゼロを手掛けたインティ・クリエイツが！」みたいなのが多かったんで商品説明をよく読まず買ったら・・・セイバー無いやんけ！ まぁそれは自業自得だとして、移植が雑だと思う所が多々ある。あと会話が邪魔っていうのが多いけど個人的には感じなかった。エフェクトが派手で目が疲れるっていうのと、メッセージウィンドウが斜めなのが絶妙に読みにくいのは感じた。 普通に良いゲームなんだと思うけど個人的には合わなかった。ロックマンゼロを想像して買うと拍子抜けするかも