Reign of Bullets のレビュー

7時間ほどのプレイからのレビューです。 プレイする→難敵･難ステージに当たる→いい補正の武器と強化剤を拾う→好みのカスタマイズを施して装備する→次の難ステージへ... ステージクリアとカスタマイズを繰り返し、満足ゆくまで自機を強化する。まったくもってのトレハンゲームです。 シューティング面での難度はさほど高くなく、カスタマイズ面での面白さが際立つゲームです。 武装の種類自体はそれほど多くはないのですが、それぞれにカスタマイズを施すことでさまざまな形に変貌します。 利便性でも破壊力でもかっこよさでも凡そ好きに引き上げることができますし、あえて尖らせての縛りプレイもよろしいかと。 装着位置や発射方向によっても操作感がひと変わりするので、あれこれいじるのが楽しいです。 STGとしては可もなく不可もなく。トレハン･カスタムの点については〇。 英語でも問題なくプレイできます。効果がよくわからなくても適当に試せばわかりやすい。 ボリューム的には定価ですと若干の割高感はありますが、カスタムがお好みであれば十分に遊べるかなと思います。 気になるなー、くらいでしたらセールを待たれるのが無難です。

コンセプトは単純にして明解。シューティング＋トレハン。 手に入る武装は、攻撃力だけでなく連射力、同時発射弾数、 ホーミング能力などがランダムに生成されるので、 それらを収集・選別して自機を強化しながら先へ進んでいくゲーム。 どんどん積める武装数が増えて、各武装からばらまかれる弾も増えて、 敵が簡単に溶けるようになっていくのは単純に爽快感があります。 また、ストーリークリア後に解禁されるサバイバルモードは、 先の面へ進むほど手に入る武装が強くなるものの、 同時に敵も強くなっていく中を、残機ゼロ体力回復一切無しで どこまで行けるかを試すというモードで、シューティングゲームの緊張感と トレハンの楽しみを融合させた、なかなか面白い試みです （ストーリーモードは、1面ごとに体力が回復します）。 ただこれ、結局はシューティングではなくてトレハンゲーです。 つまり、行き着くところ過積載になった火力をもって 敵を瞬殺できる状態に達するのが最終目標になるわけです。 しかし、ここまで行ってしまうとシューティング的な楽しみは一切無く、 ショットボタン押してるだけで進めるので、ただただ眠いだけです。 両者のバランスが取れてるところが一番面白いんですが、 その期間は割と短いという印象なのが残念なところ。 なんというか、良いところと悪いところが凄くハッキリしたゲームです。 サムズアップしておきますが、定価だとちょっと割高感がある という感じでしょうか。あと、トレハンゲーなのにアイテム管理 インターフェースが壊滅的なのだけは、擁護しようのない欠点です。 70％引きより安ければ誰にでもお勧め、 そうじゃなきゃ自分の好みと相談した方がいいかも、くらいかな。