Game of Thrones - A Telltale Games Series のレビュー
Game of Thrones - A Telltale Games Series」は、HBOの画期的なTV番組の世界を舞台にした6部構成のエピソード型ゲームシリーズだ。ウィンターフェルのスターク家に忠誠を誓うウェスタロス北部の貴族、フォレスター家の新たな物語が描かれる。
アプリID | 330840 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Telltale Games |
出版社 | Telltale Games |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, フルコントローラーサポート |
ジャンル | アドベンチャー |
発売日 | 2 12月, 2014 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | English |

10 580 総評
8 021 ポジティブなレビュー
2 559 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Game of Thrones - A Telltale Games Series は合計 10 580 件のレビューを獲得しており、そのうち 8 021 件が好評、2 559 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Game of Thrones - A Telltale Games Series のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
733 分
日本語ください!
翻訳しながら頑張ってるけど厳ししです、、、
👍 : 17 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
900 分
【総評】
Telltale Gamesお得意の上質なストーリーテリングは健在。
スタイルは要するにいつものTelltaleなので目新しさこそないが、Telltaleのゲームが好きでゲーム・オブ・スローンズのファンなら、プレイしない理由はない。
【良い点】
+原作を踏襲した、血と鉄と冬の時代の素晴らしいストーリー
+大量の会話選択から生まれる、高い感情移入度
+原作ドラマ登場キャラは造形が俳優の特徴をよく捉えており、雰囲気は抜群
+あのオープニングも再現されてるよ!
【悪い点】
-ストーリー中で重要な選択を迫られるが、実はそれによるストーリー大筋への影響はごく小さいか、皆無
-よって、リプレイ性はあまり高くない
備考
・1エピソードあたりのプレイ時間は約2時間
・原作の知識はほぼ必須 (ドラマを見ていないプレイヤーが楽しむことは難しい、というかたぶん無理)
・専門的な用語が多く、ストーリーにおける政治的、謀略的要素が大きいためThe Walking Dead等と比較して必要とされる英語力が高い
Telltale Gamesのゲームをプレイしたことがない人のために説明すると、このゲームのメインはドラマパートの会話劇であり、ゲームのウェイトの8割ほどを占める。プレイヤーは展開されるドラマを見ながら、視点人物が迫られる行動や返答を選択することでゲームは進行する。多くは3択であるが、4つ目の選択肢として沈黙(あるいは何もしない)を選ぶこともできる。時折、QTEによるアクションや小さなマップを歩き回るパート等も挟まれるが、これらはあくまでアクセントであり、メインはドラマである。
さて、この会話劇であるが、選択肢の登場はかなり頻繁で、数秒~数十秒おきに何らかの返答・行動を迫られる。Aの味方をするのか、Bの肩を持つのか、中立を守るのか。誠実に行動するのか、狡猾に立ちまわるのか。威圧するか、ジョークで誤魔化すか。ごく他愛無いものから深刻なジレンマまで様々だが、これらの選択はすなわちプレイヤーひとりひとりが視点人物のキャラクター性を肉付けしていく行為であり、その膨大な積み重ねは感情移入性を奥深いものにしている。
また、せっかくのゲームなのであるから、多くの人は臆病な選択肢よりも毅然とした選択肢、卑怯な行動よりもヒロイックな行動を取りたくなるであろう。もちろんあえて逆を選ぶこともできるのだが、中にはそういった尺度では測れない選択、善悪や美醜を超えた、どちらが良いとも悪いとも判断のつかないような選択を迫られることがある。それをあえて選ぶという困難に立ち向かう時、プレイヤーは一層ストーリーに没入することができるのである。
難点としては、一見重大な選択を迫られても、実はその選択如何によるストーリー本筋への影響はごく軽微であるということがある。ひとつひとつの分岐ごとに大きく話が変わってしまうと制作量が膨大になるので、仕方のない部分もあろうが、これがガッカリだというレビューも多い。
ここはひとつ考え方を変えて、どんな選択をしてもストーリーを充分に楽しめる、つまりゲーム上の"正解"の選択肢を選ばなければストーリー体験の満足度が下がるのではないかという強迫観念から解放されたと前向きに捉えて、その瞬間瞬間の、このキャラクターならどうするだろうか、どうして欲しいかということに集中できると考えてはいかがだろうか。
結果、リプレイ性のあまり高くないゲームであることは否定出来ないが、上質なストーリーとめまぐるしい展開、そしてプレイヤーのいくつもの逡巡と決断、それらすべてをひっくるめた一期一会の体験は、他のスタイルのゲーム、あるいはドラマでは味わえないものだ。
※このゲームの時間軸は原作ドラマ"ゲーム・オブ・スローンズ"のシーズン3終了時点からの開始となり、ウェスタロス大陸や諸名家の状況などはそれに準じているが、ゲームオリジナルの要素であるフォレスター家以外の説明などはほとんどない。よって、ドラマをそこまで視聴している必要がある。
👍 : 64 |
😃 : 4
肯定的