Theatre Of The Absurd のレビュー

綺麗な青煙をまとった屋敷内を探索する愉しさがある。 屋敷内は狭く部屋数も多くないので「あの部屋どこだっけ？」と徘徊する必要がない。 謎解きは容易。本篇は小女を惡靈祓いする滑稽な展開だけどつまらい長文英会話がないのが嬉しい。 主人公の婦人が時時つぶやきながら進行するだけ。 わたしこの作品をすきだなああ。(*´ω｀*)

ごく平凡なアイテム探索＋パズルアドベンチャー。 異様なテンションと雰囲気で始まるストーリーは終始適当だが、この手のゲームには良くある範囲ではある。 グラフィックは全体におどろおどろしく、暗くて不気味な雰囲気に作られている。アイテム探索部分もやたら頭蓋骨や骨などが多く薄汚れた描写が多用され、この雰囲気が好きでなければ見て楽しい物では無いかもしれない。 16対9のアスペクトレートに対応してないため、最近のディスプレイで全画面表示すると横に伸びてしまう。 殊更悪い点があるとは言わないが、特にこれをプレイする理由も見つからない程度のゲーム。とにかく全体の雰囲気が暗く、それに比べてストーリーが適当なため雰囲気を楽しむ事も出来ない。ストーリーに関しては自分の英語への理解不足もあるかもしれない。 クリアーまでは3-4時間程度、詳しいガイドが付いておりヒント機能も存在するのでクリアーは簡単。

ごく一般的なHiddenObjectで好きな人なら普通に楽しめると思います。 日本語対応していませんが、ストーリーを理解しようとしなければ英語力も必要ありません。 アイテム探し部分はワード型なので、辞書を使う必要はあるかもしれませんが、まあその程度です。 ボリュームもそこそこで、金額以上には楽しめると思います。 しかし、ゲーム終盤で進行不可能になるバグがあり、それが発生してしまうと、そのデータでは復帰も続行も不可能になります。 バグ発生条件は、3つ目の能力を手に入れた後、その能力を使って手に入れるアイテムを、全部そろえる前に使用することです。 ですので、任意での回避は可能ですが、知らないと最初からやり直す羽目になります。 スキップできないイベントも多いため、正直最初からやり直すのはダルいゲームなので、もし購入する際には注意して進めることをオススメします。 パーツが揃うまで使わなければいいだけなのですが、とりあえず手持ちのアイテム整理に使えるため、使えるものは使える場所で使っておいた方が楽なのも事実なんですよね。 執筆時でリリースから二年半以上、修正されずに経過している事を考えると、残念ながら手放しでお勧めできるゲームではないです。 バグさえなければ、金額相応のゲームだとは思いますけど。