Far Cry® 6 のレビュー

このシリーズ作品に共感するのは実は敵方のほうに魅力を感じ共感してしまう。 FARCRY4,5,6とやり、力こめすぎじゃないかと思うほど、敵方に魅力がありスパイシーで癖になる。 そんなシリーズ作品のなか、今回、某国のオマージュなのか直喩なのか もはやなんでもいいけど、このクオリティはとても良い。 ともあれ、なんらかのセールがあれば買って損はない。 クリア後も終わらない感じで、シリーズ作品の中で一番いいんじゃないかな。

冒頭から感情移入ができないのであまり楽しめませんでした、何のために戦っているのか分からない。 冒頭で戦うか逃げるか選択するシーンがあるけど、逃げれば良くないか？と思った。 自ら苦しい方へ身を投じていく理由も意義もよく分からない。 自ら望んで、なら理解できるが、主人公が初めから合理的で乗り気じゃないのが見ていて楽しくない。 例えば、「生き残るためにやむなく戦う」には共感できる。一方で「ただ強くなりたいエゴ」も理解できる。 流されるままに戦う踏ん切りを持てない主人公に自分は魅力を感じない。

ファークライシリーズは３しかやったことがなく、最近６のトレーラーを見て興味が湧いたのでセール中に買いました。 実際のプレイに関しては、戦闘は普通のFPSと変わらないので特筆すべき所がなかったのですが、各地域の敵を倒して各拠点を解放するのは普通に楽しいです。また、大きな拠点にいろんな攻略法があって楽しいです。「ゲリラは楽しい」という主人公の言葉がよく体感できて楽しいです。 マップは広いし音楽もよかったので、車を運転する時はとても外国に旅行している気分になれます。 ストーリーに関しては、地域の制圧状況に合わせてシナリオが動くのは非常に良かったのですが、主人公側も敵側もいいキャラを演じていましたが、後半ではストーリーはは一気に加速していろんなことが起きて重要人物が突然あっけなく殺され、ラスボスは戦いもなくムービーで終わります（そもそもこのゲームではボス戦は全部イベント戦と言えます）。さらに結局ヤーラは平和が訪れず混乱のまま何も解決していなし、最後のエンディングが「え？これで終わるの？」という消化不良感が凄く、久しぶりに後味が悪い物語を読んだ気がします。 ですが、よく考えたら、最後のエンディングは必然ですね。平和の国になったら戦争はなくなるし、ゲリラもいなくなる。しかし、主人公はゲリラです。「一度ゲリラになったものは、永遠にゲリラだ」そして、「ゲリラの革命に終わりはない」なのです。エンディングムービーで主人公とフアンとの会話から、これから主人公もゲリラとして「楽しい」ことをし続けると予想できます。倒すべき敵がいなくなったとしても、革命は終わっていません。何故かというと、ゲリラは楽しいです。ストーリーモードが終わってもゲームは続けます。何故かというと、ゲリラは楽しいです。 このレビューを最後まで読んだあなたも、楽しいゲリラ生活を始めませんか。