March of the Eagles のレビュー
征服されることを恐れる者は、敗北を確信する」戦争ゲーム「March of the Eagles」は、1805年から1820年にかけてのヨーロッパの劇的な紛争に焦点を当てたものです。大戦略の巨匠、パラドックス・デベロップメント・スタジオが手掛けたこのゲームで、ヨーロッパ史における決定的な時代のひとつを体験しよう。
アプリID | 227760 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Paradox Development Studio |
出版社 | Paradox Interactive |
カテゴリー | シングルプレイヤー, マルチプレイヤー, Steam トレーディングカード |
ジャンル | ストラテジー, シミュレーション |
発売日 | 18 2月, 2013 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, German |
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2 総評
1 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
賛否両論 スコア
March of the Eagles は合計 2 件のレビューを獲得しており、そのうち 1 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、March of the Eagles のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
1882 分
久々にパラドゲー有料βに参加した。
Paradox歴史ゲーム最新作。ナポレオン戦争ゲー。
システムはEU3を戦争に特化させた感じ。ユニットの種類や戦闘時のパラメータが大量に追加されている。
最初はとっつき難いがゲームに慣れてくれば楽しめるようになる。
この辺を面白いと思うか面倒なだけの不要要素と見るかは人それぞれで評価が分かれそう。
プロヴィンスが地域の中心的な都市(例えばパリ)とその周辺地域(パリに対してはエヴルー)に分けられ、中心都市さえ占領すれば周辺地域は占領せずともよく、周辺地域だけが占領されても敵が移動した時点で中心都市の守備隊が(?)勝手に取り返してくれるという変更は塗り絵の手間を大幅に減らす地味に大きな改善。
同盟国・衛星国がInfamy(悪評)を下げるためにしか使えなかったEU3DWなどと比べて軍隊の供出の面で大幅に役立つようになったのも良い。
このゲーム最大の特色であるDominance(支配、優勢)システムは良かった。
その国から見た重要拠点、例えばフランスであれば陸はカッセルやワルシャワ、海はハンブルクやリスボンなどを占領することでLand DominanceとNaval Dominanceの得点を稼いでいくというもので、両方とも100点を超えればその時点で勝利となる。
これによりただ漠然と国境を広げていったり自分で目標を定めて征服していく国土成形作業だったりしたEU3とは違い、侵略に戦略的な意味が生まれた。
もちろんパラドゲーらしくこれを完全無視して好きなように征服する遊び方もできるのも素晴らしい。
欠点は有料βらしくUIがEU3DWなどに比べて微妙な出来だったりとか、いわゆるピンポン(退却する敵軍を追い掛け回す玉突き状態)がEU3より悪化してたりとか、
フランスのDominanceポイントにロンドンとモスクワがなかったりとか(これには理由がありそうだが単純に俺が残念。ブリテン上陸とモスクワ遠征にゲーム的な意味がないので)色々あるが、個人的に一番残念なのはゲーム開始が1805年であること。
ナポレオニックゲーとは分かっているが、できれば1791~93年あたり開始でフランス革命戦争からやりたかった。
何より1805年の時点で既にフランス一強なので、フランスで遊んでもゲーム的に盛り上がりに欠けるのが辛い。
ゲーム期間の問題は今後のDLCに期待したいが、作り込みも価格もライトな本作に果たしてDLCは出るのか謎。
全体的にEU4開発に向けての新システム導入の試金石的な雰囲気があるゲームだが、一本のゲームとしてもしっかりできてるので遊ぶ分には問題ない。
ともあれEU3などのパラドゲーを楽しめてナポレオニックが好きな人、または戦争特化のEU3をやりたいような人にはおすすめ。
☆3.5/5
👍 : 9 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
505 分
フォーカスしている点とゲームシステムが合致していないように思います。
このゲームは明らかに戦争にフォーカスしており、作戦級ゲームを多く手掛けているAgeodが初期に関わっていたという点からもそれは伺えます。つまり軍司令官的視点にフォーカスしているということです。
しかし、システムはParadoxらしく外交や内政などプレイヤーに国家指導者の視点を求めるものになっています。
このふたつの視点がごっちゃになっているため、外交・内政を含めた大戦略を考えたい人にとっては、かなり物足りない内容である反面(Victoria等と違い内政が単純なため、戦争しないとかなり暇なゲーム展開になります。)戦争ゲームをやりたい人にとっては軍事作戦に集中できないものになっています。加えてシナリオが一つしかないため、特定の軍事キャンペーン(モスクワ遠征とか諸国民戦争とか)を遊ぶことはできず、後者のタイプの人にとっては、かなりマイナスになると思います。
まとめると、そもそもVictoria、Europa Universalisのような大戦略・国家戦略ゲームをしたい人向けではありませんし、ナポレオニックの作戦級ゲームを求めているならば、AgeodのNapoleon's Campaignsの方が優れていると思います。
👍 : 21 |
😃 : 0
否定的