Arms Evolution: ZOMBIE DESTROYER のレビュー

※４時間ほどプレイしたので追記 一言でまとめるなら、アップグレードがいろいろある、ランダム性とカスタマイズ性の高いレアリティトレハン式TD。 ステージを開始するとランダムに武器（タレット）が提示されるので、好きな武器を買い、ステージの中心に配置してゲームスタート。プレイしながら新しい武器を買ったり、いろいろ強化したりしながらウェイブを生き抜く。 エンドレスモードあり。また、クリアするごとにステージレベルを上げることができ、さらにステージレベルとは別に、「ウェイブを〇％早める」「敵のHP〇％アップ」などの追加設定もできるようになる（GemCraftのバトルトレイトみたいなの） 以下、このゲームの特徴であるアップグレード要素について。 ①スターシステム 　サンプル画像にもあるスキルツリー。ステージをプレイするともらえるポイントで、「攻撃力アップ」「武器レベル上限アップ」などのパッシブスキルを習得できる。強化の効果は永続。ちなみにスキルツリーはランダムで、気に入ったスキルツリーが出るまでリフレッシュできる。またスキルツリーは４本まで所持できる。 ②武器マージ 　ステージプレイ中に武器（タレット）を買うことができるが、同じ武器を３つ買うと自動でマージされ、ティアが上がる。武器にはレアリティがあり、当然高レアのほうが強いが、高レアはマージし辛いというデメリットもある。 ③武器レベル 　武器を使っていると武器のレベルが上がり、レベルが上がるごとにランダムでパッシブスキルが付く。ちなみにパッシブスキルについては、武器をホイールクリックすると一覧で確認できる。習得しているパッシブスキルはステージ中で入るポイントを使って、各パッシブスキルごとにシャッフル可能。スキルにはレアリティがあるので、高レアスキルが出るまでシャッフルしたりできる。 ④武器に武器を装備できる 　まだプレイ時間が短いのでよくシステムを理解していないが、フィールドに設置しているタレットにさらにタレットを２つまで装着できるようである。装着しても攻撃してくれるわけではないようだが、装着元のタレットを強化してくれる。どのような法則で強化されているのはよく分からないが。 ⑤データベース 　ステージ中で手に入るポイントを使って、データベースというアップグレードを買える。データベースは「ミサイル系武器のの攻撃力〇％アップ」などで、武器とシナジーがある。ちなみにデータベースにもレアリティがあり、また同じデータベースが３つあればマージでティア強化できる。 ⑥カードみたいなの 　このシステムはよく分からないのだが、アップグレードカードみたいなのを入手して装備すると、永続的に強化できる（？）。詳しくは他のレビューを参考に（丸投げ） ・・・という上記のランダム性＆レアリティトレハン製の高いアップグレードをやりながらどんどんステージを進んでいくＴＤ。①は永続的だが、②～⑤は１ステージのみで、ステージ終了すれば効果は消える。 また武器については、ポイントを消費することでデータ登録保存し、次ステージでも最初から使えるようになるシステムがある。ただし保存した武器はマージやレベルアップできない。つまり次ステージの序盤を楽に進めるための要素である。 あと、このゲームの特徴の１つに、キャラクターの存在がある。（ちょっと言葉では説明し辛いが）各タレットに人間キャラクターをそれぞれ割り当てることができ、タレットが性能そのままに人間キャラに置き換えることができる。よって好みの見た目の部隊を作ることが可能。理論上は女の子だけの部隊を作ることもできるが、デフォルトではごついおっさんと白髪ツインテミニスカ片足ニーソックス少女の２種類しかいない。 ちなみにキャラクターだが、どうやら３ＤモデリングやテクスチャデータをＰＣのフォルダから読み込めるらしい。私はそういったモデリングを作ったりプログラミングしたりする技術はないので無理だが、できる人なら好きにカスタマイズしたマイキャラクターをゲーム中に登場させれるようである。 なお、ワークショップでキャラを登録やダウンロードできるようである。 他にもステージの難易度調整やルート制御などいろいろシステムはあるが、長くなるのでこのくらいで。 欠点としては、 ・倍速がない。アプデで倍速を実装して欲しい。 ・UIが非常に大きいため、戦闘画面が小さい。 ・ステージの作りが単調（ルート制御要素はあるが、タレットはマップの中心にしか置けない） ・敵は見た目の違いこそあれど、行動は同じ。特殊行動は一切ない。 ・タワーは４つまでしか設置できない。 ・バランス調整が大雑把。例えば、１ゲーム（３０分）で入手できる強化ポイントはせいぜい３００くらいだが、チュートリアルクエストクリアでもらえるポイントは２万以上。 ・・・ということがあげられる。 ４５０円の割にはやり込み要素も多く、文字だけだがチュートリアルもあったりと、けっこうちゃんと作ってあるのでおすすめ。 ちなみに英語について、ちゃんとプレイするなら各武器やらデータベースやらパッシブスキルやらのステータスを読む必要はあるが、文章自体は簡単なものがほとんどなので、そこまで英語力は必要ないと思う。