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ゲーム内
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86,91%
評価
$14.99
THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION のレビュー
究極の対戦ツールとして徹底したバランス調整を施したアーケード仕様のTHE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITIONがKOF誕生20周年を記念してSTEAMに登場。“究極の闘い”を制して頂点を目指せ!
アプリID | 222420 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | SNK CORPORATION, Code Mystics |
出版社 | SNK CORPORATION |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, マルチプレイヤー, PvP, フルコントローラーサポート, リモートプレイテゲザー, 共有/分割画面PvP, スチームリーダーボード, Steam トレーディングカード |
ジャンル | アクション |
発売日 | 16 12月, 2014 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Japanese |

2 790 総評
2 529 ポジティブなレビュー
261 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION は合計 2 790 件のレビューを獲得しており、そのうち 2 529 件が好評、261 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
1640 分
本日何度もゲームが自動で閉じてしまったのさ、
👍 : 0 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
12 分
steam版はご覧の通りのプレイ時間だが、リアルで1週間に1回40分程度身内で対戦会を開き、xbox360版を現行機でプレイしている。
もう昔のゲームでちゃんとしたレビューも出そろっており、今更このストアページのレビューを覗く人なんてわずかだろう。ということでこのゲームレビューを利用して、超長文で、格ゲー世代に全く当たらずポケモン世代のアラサーの私の昨今の「格ゲー」というものに対する考え、eスポーツの「努力」に対する嫌悪感、もっと良質なゲーム「株式投資というキャラゲー」について書いていきたい。一応ゲームもレビューするがおまけ程度だ。読みたいヤツだけ読め。
現在格闘ゲームで一番話題のゲームといえば、皆さんご存じの通り『ストリートファイター6』だろう。人間的に難がある者たちを集めた我々の対戦会でも導入し、それなりに好評を得たのだが、駄菓子屋でネオジオ筐体を思う存分楽しんだけど別にガチ勢でもなんでもないただのダメな大人が多い我々の対戦会では、ストリートファイターシリーズが楽器でいう「おピアノ」ぐらいの扱いにしかならない。メジャーシーンなのは分かるが、我々にはKOFが刺さる。
TCGでいえば「MTG」対「遊戯王」みたいなものだろうか?ただ「3対3」だからというものでもない。キャラクターというものの扱い方かもしれない。最近MTGを触り始めた僕だが、MTGだってべつにキャラクターはいる。ゴブリンという「トークン出てきてなんか多人数で殴ると強い」みたいな性能設定されたキャラはいるし、チャンドラ?とかナーセット?とかいる。だが、遊戯王の青眼のストーリー性の方が日本人には強く訴えかける。『KOF98』と比較して語るであろう『ストリートファイター2X』だが、確かにキャラクターのストーリーみたいなものは色々あるかもしれないが、八神庵の「そのまま●ね!」「月を見る度思い出せ!」には勝てない。タクマ・サカザキのような、見た目だけに限ればキッズがそそられるか分からないキャラにも「覇王翔吼拳」のようなかっこいい技が用意されている。しかもスト2Xと違ってそれら超必殺技が連発して撃てる。なので
「覇王翔吼拳!」
「ガードしたぜ!楽勝!超必殺使ったし、連発はしないだろう」
「覇王翔吼拳!」
「うわ~」
と、にわかでも超必殺技でカッコいい場面が作れるのだ。
我々の対戦会のタクマが好きなY氏はKOF15でタクマが使えないのを残念ながらロバートを使っていた。が、ロバートではしっくりきていない。
そう、KOF98ではキャラに自分の魂が憑依するのだ。『バーチャーファイター2』は良いゲームでプレイヤーネームとともに当時のシーンが語られるのは有名な話だが、KOF98ではにわかでもそれができる。『ストリートファイター2X』は多分現在でも原作がプレイされており、僕はスト2では昇竜拳のコマンド入力ができないため春麗で中Kするしかないのだが、調整版であるこのULTIMATE MATCH EDITIONでは多分コマンド入力が当時より出しやすくなっている(KOFの偉大さを体験しようとまずSwitch版のNEOGEO版に向かった私は座礁したが、UMでうまくいった)。それで「ボディがあめぇぜ!」とか「サイコボール!」とか「おおお!」とかやってると、人々が戯れる明るい背景とともにホントに楽しいキャラクターゲームをやっている感じがする。それに比べてスト6やKOF15は多分背景に人が結構いなくてまさに競技的対戦が主眼に置かれてるのではないか?
昨今の動画配信やインフルエンサーのインターネット文化が流行する中、競技的なゲームひいては「努力」を支持する層が多いのは確かだし、メインストリームはそれでいいと思う。それが正しい社会である、ことを「基本的には」反対しない。だが、我々の対戦会ではそれが支持できない。それに僕には「株式投資」というもっと面白いゲームがあるから現在の競技的ゲームにはあまりそそられない。
僕(「たち」を付けれるかは分からないが)がそう思う理由を説明しよう。一般人は「努力が報われるのは良いことだと思う」し、「努力しないヤツが悪い」という。特に遊戯王的な勉強要素が強いゲームを好むプレイヤーも多いだろう。だが、「努力して失敗した」我々は違う。(我々の対戦会のおっさんの出自は全く分からないが)「会社の飲み会に出ると社会的に成功するのは別にいいけど」そこで失敗した人かもしれない。「頑張って働くために自衛隊に入ったがあまりのキツさに死んだ」人かもしれない。大多数の一般人には大丈夫かもしれないが、自分が絶望的な状況に陥いって「それでも頑張って働こう」と体を壊してまで働いた我々を、社会の人は口当たりではキレイゴトを言うが実際はゴミのような扱いをしている。そんな社会に我々は信用というものが(デスノートのキラぐらい)まるでないし、「努力」というものにはもうあまり頼れない。それでも自分なりに人生を歩み、周りの人間と関わっていかないといけない私たちに対して、昨今の競技ゲームはあまり向いていない。プロゲーマーたちのゲームシーンは素晴らしいものであり、ウメハラ氏やときど氏といったプレイヤーの人生からは学ぶことも多く、嫉妬心と尊敬心が入り混じるが、我々は彼らを追わない。有名漫画BORUTOで奈良シカマルの子どもが言ってた気がするが、我々にとってゲームは「親の目を盗んで遊ぶ」モノ、僕がKOF98UMを猛練習すれば他のメンバーと如実な差が出て勝てるかもしれないが、僕は格闘ゲームに求めているものは「勝利」だとか「金・賞品」ではなく「キャラクターになりきり、相手と格闘・組み手して、戦闘的コミュニケーションを深める」感じだ。自分でも何言ってるか分からないが。ゲームを攻略してしまうと「ゲーム体験」というより「仕事」「作業」になってしまいそうで怖い。お互い強くなれば大丈夫かもしれないが。KOF15は必殺技より通常技の方が強い、と聞く(ホントか分からないが)。それでも僕たちはKOF15でもユリやリョウで「虎煌拳」、キム・カッファンで「半月斬」をする。そっちの方がキャラクターゲーム、KOFしている気がする。
こんな昔のゲーム、今時の若者がするかは分からないが、僕たちの対戦会のS氏はKOF15でハイデルンのネックローリングがないのを残念がっていた。僕はいつもS氏に98のハイデルンで初心者殺しされるのを楽しんでいるので、KOF15になると体験が大きく変わるため(ゲイボルグも多分回復してないし)僕の対戦会では最新作よりもKOF98UMが一番人気だ。僕は98と同じ要領でできてキャラがめっちゃいて可愛い女の子を沢山使える2002UMの方が好きだが、僕以外のおじさんはコマンドの入力しづらさを指摘する(難しいというよりは、特異性がある的な?)。
それでも「努力」するゲームを求める人たちに「株式投資」というとんでもないゲームを紹介して冷やかしておきたい。僕が株式投資に魅了されているのは、格ゲーのように多彩なキャラクターが独自の性能による戦略で有利に立ち回る感じで面白いからだ。格ゲーで一般的に強いとされるのが「通常技が強く必殺技のバランス良い」キャラとされるように、「積み立てNISAで投資信託、S&P500やオルカン」「高配当株」「政府所有株」「財閥系株」といったのが世間では持てはやされてるかもしれない。しかし、僕はS&P500やオルカンといった投資信託は確かにするが個別銘柄の株式投資は世間とちょっと違うかもしれない。僕がオタクなのが最大の理由だろうが、「バンダイナムコ」とか「ほぼ日」とか「FOOD&LIFE COMPANIES(スシロー)」など実際に触れて判るものにしている。「王子HD」だの「積水ハウス」だのは名前は分かるかもしれないが、実際にどういった質の商品を出しているか僕には分かりづらい。その点、バンダイナムコは国内最大漫画雑誌である週刊少年ジャンプを利用できるのは強いだろうし、スシローも『寿司ストライカー』とのコラボキャンペーンの時に初めて行って「この値段でこの味がだせるのは、普通ありえない」と思って虚偽広告不祥事の時買った。僕のこういった考えが正しいかどうかは分からないが。ちなみに今のところ大きく勝ってるわけではないが、ちゃんと利益は出ている。
株式投資は値動きが激しい銘柄を短期保有するのもいいし、若い人は年齢を利用して安定した株を長期保有するのも良い。精神が不安定な人は放置ゲーにしてもよい。僕のようなオタクでなくても、ファッションに詳しい人だったり飲食店に詳しい人だったり、人によって強い部分が色々ある。キャラクターゲームって感じがしてくる。このゲームを始めるために、50万100万の単位で金を用意するという超大きなデメリットが存在するが、親の金でそれができる自分にはそれはどうでもいいことであった。またこう言うと「勉強という努力が必要じゃないか」と言う人もいるかもしれないが、勉強がかなり有利になるゲームだったらほとんどの東大生の職業は投資家になっていると思う。まあ、朝起きて体操するぐらいの努力は必要かもしれないが。努力したのに急に-100万円になるゲーム性を嫌う人は多いが、ローグライクで急に死ぬみたいで面白い。「努力して死んだ」僕はそういうゲームの方が納得がいく。
汗水たらさず努力しなくても、戦い方を工夫することによって立ち回っていく。僕はそういうゲームの方が好きだし、これがキャラクター的な格闘ゲームではないかと思う。僕は努力してスト6やるより努力せず株式投資している方が格闘ゲーム的なキャラクターの性能を考えて戦ってる感じで面白い。なんでみんなスマブラDXでフォックスが最強キャラだと思って「フォックス対フォックス」を夢みているのだろう。
話をこのゲームソフトに戻そう。ネット対戦だととんでもなく強い人がいて大変かもしれないが、身内でカジュアルに楽しくコミュニケーションする僕たちにはこのゲームが一番マッチしている。ゲームの造りは現代の格闘ゲームの方が完成度が高いだろうが、努力しない大味な格ゲーで救われる人たちもいるのだ。現在SNKは次回作KOF16をどうするか迷ってそうだが、クリエイターは不断の努力をしているので暖かく見守っていくことにしたい。最新の神ゲーとなる格ゲーはなんだろう…。最新である必要はあるのか…。
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😃 : 1
肯定的