SpellForce: Conquest of Eo のレビュー

個人的にsteamはいい加減おすすめするかどうかを「はい」か「いいえ」以外に★5段階評価とかをいれてもいいと思う 自分的にはこの作品は★２　光るものはあるが全体的に粗削りなゲームだった システム等は他レビューが書いているので割愛 良かった点 ゲームシステム全般　この部分をもっとブラッシュアップしてもらえれば評価はあがった やりたい要素を合わせただけで、要素それぞれが薄い。組み合わせはいいがそれぞれの質が低いのは本当に惜しい 悪かった点 ボリューム　この手のゲームに必須であろういくつものキャンペーンシナリオやマップがほぼない マップは一枚だけ、キャンペーンも実質一つ（うち一つはチュートリアルを兼ねたもの）出自を選べるがこれも自勢力にほんの少しのフレーバーと特性、そしてゲームの開始地点が変わるだけ。 ユニットやリーダーの種類も少ない、敵勢力も自分と同じようなユニットをつかうのでとにかく戦場に変化を感じない バランス　こういうゲームは立ち上げが一番大変で中盤～終盤は消化試合になりがち、これは仕方ないどんなゲームもだいたいそうなる。ただ標準難易度ですら全く歯ごたえがない、そもそもこのゲームはプレイヤーが負ける要素がない（一応自拠点が制圧されるとゲームオーバーだが）時間的制約もなく、敵対勢力もこちらが刺激しない限りは攻め込んでくることもなくピースフルモードのような時間が非常に長い。 また出自を選ぶ際次の三つのうちどれをクラフトできるかを選択させられる ・強力な使用アイテムをクラフトできる ・大量のアンデッドをクラフトできる ・ユニットを永続強化できるルーンを製作できる あなたならどれを選ぶだろうか、なおこのゲームの正解はアンデッドをクラフトできる「ネクロマンサー」が正解でそれ以外は不正解である　アイテム、ルーンはすべて店で買えるがアンデッドは出自で選ばない限り作ることが出来ないからである さらに言うならこのゲームで最も強力なユニットはアンデッドであるためこれを選ばないのはもはや縛りプレイの範疇だろう リリースが2023年、おそらくバージョンアップによってボリュームやバランスが改善されることはもう見込まれないだろう、次回作でそれらが改善されるのであれば購入はしてみたい。