Patron のレビュー
『パトロン』はソーシャル・ダイナミクスの要素を盛り込んだ、サバイバル街づくりゲームです。資源を集めて物資を生産、建物を建設し、街に住む人々のニーズを見極めながら、リアルで魅力的な街へと発展させよう!
アプリID | 1538570 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Overseer Games |
出版社 | Overseer Games |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, Steam トレーディングカード, スチームワークショップ |
ジャンル | ストラテジー, シミュレーション |
発売日 | 10 8月, 2021 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Portuguese - Brazil, French, Italian, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Japanese, Russian, Korean, Turkish, Hungarian, Polish |
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177 総評
128 ポジティブなレビュー
49 否定的レビュー
賛否両論 スコア
Patron は合計 177 件のレビューを獲得しており、そのうち 128 件が好評、49 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Patron のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
2805 分
あまり複雑ではなく中盤からは単調にさえ思えますが、逆に言えば今風でありながら簡単なシミュレーションゲームです。
街づくりシミュ入門には丁度良いバランスなのでおすすめします。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
12182 分
総プレイ200時間以上・EA版からプレイ・全実績解除済みのレビューです。
[h1]はじめに[/h1]
本作は「無人島に街のジオラマを作ってニヤニヤする観察ゲー」です。すでに他の方も指摘されていますが、廉価版Banishedみたいな内容です。(主に災害などのマイナス要素が本作ではマイルドになっています)
正直な話、Banishedを持っていたら本作を購入する必要はありません。面白いか否かの前に、ほぼそのままなので。。。
もっと言うと、発売されてから今日に至るまで、同ジャンルで同じ価格帯のゲームが大量にリリースされてしまい、本作はその中に埋もれてしまった感があります。
良いゲームなのは間違いありませんが、今買うには[b]完全に旬が過ぎ去った作品[/b]であることに留意しましょう。
[h1]開始[/h1]
ゲーム開始時、以下3つのモードを選択出来ます。
[b]ストーリーモード[/b]
国王からの依頼を全て達成していくモードです。
各依頼には制限時間は設けられていないので、まずはじっくりと腰を据えて街作りから進め、街の経営に余裕が出てきたら少しずつ着手していきましょう。
尚、全ての依頼を達成すると、街の状態はそのままでサンドボックスに移行します。
[b]サンドボックス[/b]
EA版の通常プレイがこのモードに該当します。
特にエンディングはありませんが「パトロンの豪邸」という建築物を建てることが出来ればクリアだと言えるでしょう。
尚、この豪邸は建てたとしても、ご褒美やボーナス効果はありません。
[b]クリエイティブ[/b]
資源無制限、全研究済みの状態でスタートします。
ただし、ちゃんと街のマネジメントをやらないと人は増えないので注意しましょう。
[h1]島の選択[/h1]
本作は無人島の開拓がテーマです。そこで、まずは開拓先となる無人島を選ぶことになります。
無人島は全部で20ありますが、それぞれ異なる特徴があるので十分に吟味しましょう。
本作は冬の到来を乗り切る為に、薪や石炭が必須になるので、冬が長くなる島を選ぶと難易度が高くなります。
初心者は天候が「温帯性」や「熱帯性」を選ぶと良いでしょう。冬の期間が短いので、越冬の準備をサボらなければ余裕です。
[h1]難易度選択[/h1]
プリセットとして「Easy」「Normal」「Hard」「Extreme」が用意されています。カジュアルプレイが目的ならデフォルトの「Normal」にしておけば問題ないでしょう。
天候が「寒冷」で、プリセット「Extreme」を選ぶと、かなり死ねます。
[h1]役場の設置[/h1]
開拓が始まったらタウンハウスの設置を強制させられます。
しかも配置場所を決定したら最後、場所の変更は不可能です。よって慎重に決めましょう。
開拓の初期メンバーは、このタウンハウスの中から出現するので、タウンハウスの設置場所周辺が最初の拠点になります。
[h1]最初にすること[/h1]
タウンハウス周辺の木を伐り、材料を集めたら「木造の家」を世帯数分用意しましょう。
家を持った世帯からは毎月税収が入ります。本作の建築物は、そのほとんどが高額なので、税収には常に気を配りましょう。
[h1]伐採注意[/h1]
木を伐採し過ぎると、木が無くなってしまうので、やり過ぎ厳禁です。
木こり小屋があれば、植林を行って木を再生させることも可能です。植林が難しそうなら、後述する船着き場を利用しましょう。
[h1]超強力施設[/h1]
無人島に街を作る以上、大陸との貿易は欠かせません。
貿易を行う為の施設「船着き場」及び「港」は、非常に有用です。上限はありますが、金と物品の交換が可能です。
1割ほどの手数料は引かれますが、金がない時は薬草や余った生産品を売り、金が余っている時は必要な物品を購入すると良いでしょう。
この施設を使うと「難易度が下がる」という意見を聞きますが、むしろ使わないと単純に時間がかかるだけなので、効率重視なら気にせずドンドン活用しましょう。
[h1]社会問題[/h1]
本作の開拓者達は、何か1つでも不満があるとすぐに島から退去してしまいます。
これら社会問題は全10項目で構成されており、どれか一つでも30以下の数値を下回ると離脱の危険があります。
特に低下しやすのは「贅沢品度」「教育度」「信仰度」の3つでしょうか。
贅沢品は何か1品は生産しておくべきで、教育度と信仰度は、学校と教会を適切な位置に設置して全世帯が効果範囲内に収まるよう気を配りましょう。
[h1]微妙な点[/h1]
リリースから3年経っていますが、今もアップデートが続いておりシステムの改善は進んでいます。
それでも未だに気になる点が幾つか存在します。
[b]野菜の種類が無駄に多い[/b]
本作は食料バランスを考慮しなくても良い為、魚だけ釣っていれば食うには困りません。
そのせいで、畑や果樹園で多種多用な品目を生産出来るにも関わらず、あまり意味がないという本末転倒ぶりが残念です。
例えば、特定品目が充足した際に「生産量にボーナスが付く」などあれば良いかな、と思いました。
[b]矩形[/b]
本作の建造物の大半は、正方形及び長方形の配置マスを要求される為、山の近くのギザギザ地形に対する配置に難儀します。
結果、活用出来ない空きの3~4マスが大量に発生することになり、個人的に滅茶苦茶気持ち悪くなります。
そういうもんだと納得出来れば良いのですが、この手のゲームで[u]変に几帳面になる人[/u]にとってはマイナス要素だと思います。
[b]インフラ[/b]
ここまで作り込んでおいて、このゲームはインフラを軽視しています。
倉庫間の中身が共有されている為、生産施設の近くに最小サイズの倉庫を配置しておけば、サプライチェーンを構築する際に物品のワープが可能です。
荷馬車やボートによる輸送時間の短縮など、中世都市ゲームでは当たり前だと思っていたのですが、そういった要素が本作にありません。
[h1]まとめ[/h1]
もし、本作を買おうか迷っているのであれば、セールでもない限りは他のゲームにしておきましょう。
別に悪い作品ではありませんし、普通に面白いゲームですが、リリースされてからの3年間、後発で面白いゲームが沢山産まれました。
それらと比較した際、本作の良さは「古き良きBanishedの雰囲気を味わえる」くらいでしょうか。(あとはバグが無くて安定しているところ)
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的