Minicology Steam統計とチャート

ベータ版（snapshot Ver.1.30）でプレイ中　実績70/71　ラスボス撃破済み バランス調整・デバッグ・UI改善が一段落した感じなので、正式版（現在は1.20）は次のバージョンからおすすめします。 リリース直後のややバランスが悪かったころからプレイしてますが、かなり楽しめています。 自分の中で面白さを言語化するのに結構な時間がかかってしまいました。 購入する意思が既に固まってる人はこのレビューは読まずにすぐ始めた方が楽しいと思います。 [h3] デスペナルティ [/h3] 同じジャンルの有名どころのゲームと比べるとかなり軽いです。 経験値を失い、レベルが半分になります。死んだ場所に落とした経験値のクリスタルを回収すれば1レベルくらいは回復します。 「うわぁぁぁ死んだらレベル0にされた！」って言ってる人は元が1レベルだったというオチです。 このゲームでは[b]レベルと主人公の能力は無関係[/b]なのでいくら死んでも弱体化はしません。 それより防具の耐久をチェックしましょう。 [h3] 経験値とレベル [/h3] 敵を倒したり、星系の目標（クエストに相当するもの）をクリアしたりすると経験値のクリスタルが手に入りレベルが上がっていきます。 ただし、レベルアップ自体で主人公の能力は一切上がりません。 このゲームではレベルを消費することで ・一部アクセサリーの合成 ・武器やアクセサリーのコア（Modに相当するもの）取り出しor除去（正式版はおそらく次のバージョンから） ・星系の目標をすべてクリアした際のアイテムやPERKの購入 が可能になります。 他に用途はありません。PERKを全て取って必要なアクセサリーも作り終わったらほぼ用済みなのでRPGよりも重要度はずっと低いです。 なお、経験値稼ぎを自動化することも可能です。[strike]スクリーンショットをアップしてるので参考にしたい方はご覧ください。[/strike]　ガイドを作成しましたのでそちらを参考にしてください。 [h3] 主人公の強化 [/h3] 主人公の能力を強化する主な手段は ・料理やセラム等によるバフ ・装備品の更新 ・PERKの購入 となります。 直接的な強化の量を比較すると バフ＞装備品＞PERK ですが、バフは時間制限があり常に使い続けるというわけにはいきません。 重要度で考えれば 装備品＞バフ＞PERK となります。特に防具は優先して更新しましょう。 PERKは主人公本体の永続的な強化ですが、最大HPの上昇以外は直接効果を実感できるものが少ないです。 PERKは最後の仕上げに相当するものと考えてください。 [h3] グラフィック [/h3] キャラクターや各種オブジェクトに至るまで、カートゥーン風の絵柄で描かれています。 グロテスクなデザインの敵やゴア表現などは無いので苦手な人も安心です。 個人的に好きなのは顔がある自動砲塔くんです。 [h3] BGM [/h3] ピアノ中心のBGMが多いのはちょっと意外でした。作品独特の雰囲気を作ってると思います。 日中のBGMは曲だけ聞くとじっくり考えるタイプのパズルゲームのような印象を受けます。 [h3] 翻訳 [/h3]　 若干機械翻訳っぽい部分があるものの、ゲーム本編をプレイする上で支障は無いです。 一部の実績の説明文で条件が分かりにくいものがあるので以下に記しておきます。 サンゴ：衝撃→重力ハンマーの「ため攻撃」で止めを刺すのが条件です。ハンマー本体を直接当ててしまうと失敗します。 ドラゴンフィッシュ：検知→ドラゴンフィッシュが飛ばしてくるトゲを「近接武器ではじき返して当てる」のを5回繰り返してから倒す必要があります。 [h3] 探索 [/h3] 四角いブロックで構成された小さな惑星たちの探索がこのゲームの主要な部分を占めます。 2～3分あれば一周できる程度の大きさの星です。ダッシュや飛行ができるようになれば1分前後で一周できるでしょう。 同ジャンルのゲームにおけるバイオーム1つ分が星になっている感じです。 角の部分は重力の縦横が切り替わるので採掘や建築をしているとスタックしそうになりますが、慌てずツルハシで穴を掘ったりしゃがみ歩きをすれば脱出できます。 [h3] 宇宙 [/h3] 最初の惑星がある星系を中心に多数の星系が存在するブルーゾーンが広がっていて、その外側をピンクゾーンが囲っています。 ピンクゾーンの星系の惑星はブルーゾーンより強い敵が出現し、星系の目標クリア時に購入できるアイテムやPERKがブルーゾーンとは異なります。 ブルーゾーンとピンクゾーンが合わさって1つの銀河を形成していて、その外側にはさらに別の銀河が存在します。 星々は無限生成されますが、普通にクリアするだけなら銀河2～3個の探索で事足りるでしょう。 星系に近づくと星系の目標が表示されます。目標は好きな順番でクリアできて全てクリアした時点でレベルを消費して報酬を購入できます。 [h3] ストーリー [/h3] お話はいたってシンプルで、ざっくりとした状況を把握していればプレイに支障はありません。（というかストーリーはそれほど重要ではありません） ・主人公はeコーポの社員で、なぜかeコーポの機械たちが敵対して襲ってくる ・渦（最初の星系の近くにあります）の向こうからクラゲたちが侵略してきている これだけ押さえておけば十分です。 星系の目標である特定のチェストや敵のドロップなどで手に入るOMNI通信やログを読むと、事件の背景をうかがい知ることができます。 [h3] 建築 [/h3] 家を建てるという意味での建築要素は弱いです。 現在のところ家具に相当するオブジェクトがほとんど無いので、凝った内装の家を作ってくつろぐことはできません。 （アイテムや装備品を展示するための家具はあります。） 動植物が生息している惑星でも宇宙服を脱がないくらいのリアリティラインなのでくつろげる場所はロケットの中のみということなのかもしれません。 ブロック1つのサイズがやや大きめで操作がしやすいのにもったいないと思いました。 防衛のための家を作る意味も薄いです。 地形を無視して移動する敵や、地形を破壊する能力を持った敵が多いため砦を作って敵の群れをやり過ごすようなことは難しいです。 施設の防衛戦で時間を稼ぐために壁を作る程度ならやる意義があるでしょう。 一方で、ガーデニングのための建築なら楽しめると思います。 他の星々から植物を移植したり、家畜を連れてきて繁殖させたり、養蜂をしたりするにつれて星の上がにぎやかになっていきます。 夜に光る木もあります。 [h3] アイテム [/h3] 希少かどうかの違いはあるものの、一部例外を除いて入手可能な数の制限はありません。 星々が無限に生成されるので大半のアイテムは無限に手に入ります。 OMNI通信やログは各種1つずつしか手に入らないようですが、一度でも入手したものはロケットのメニューから読むことが可能になるので誤って廃棄しても大丈夫です。 同ジャンルの他のゲームでは道具扱いになっているツルハシや斧などは主人公の基本能力扱いになっています。 インベントリを圧迫せず、ブロックやオブジェクトにカーソルを合わせればボタン一つで適切な道具を呼び出せるのは便利です。 [h3] 危険物 [/h3] このゲーム独特の要素です。 むき出しの状態で置いてあるところに近づいたり、インベントリに入れておくと状態異常になってしまいます。 適切な加工処理を行うことで安定したレア素材に変えることができます。 危険を承知で拠点まで持ち帰るか？あるいは加工設備の方を運んできて現地で処理するか？状況に応じた判断が求められるでしょう。 [h3] 料理 [/h3] 満腹度が0になるとHPがどんどん減っていくので、定期的に食事をする必要があります。 木の実や魚などをそのまま食べるよりも料理にした方が満腹度の回復量は多くなります。 また、食材に応じた様々なバフを得られます。 序盤からHPおよび最大HP+45などの強力なバフを得られる料理を作れるので、色々試してみましょう。 [h3] 家畜 [/h3] ヒツジネコ・ナメクジ・両生類（両生類＋サル？）がいます。 飼料などを食べさせて満腹にすると羊毛などを生産したり、複数匹いれば繁殖（近くに別の生物がいると繁殖不可なので注意）したりします。 攻撃して倒した場合は生産物に加えて肉や骨もドロップします。 卵や幼獣の状態なら他の星へ連れていくことが可能です。 地上もしくは空に浮かぶ島に居るので、戦闘に巻き込まれてお肉になる危険性があるので注意。 飼う場合は早めに保護しましょう。 [h3] 養蜂？ [/h3] ハチと鳥の中間のような生物がいます。 巣箱を作ってその周囲に特定の植物を植えることで最大4羽まで増え、羽と植物の種もしくは蜜が巣に貯まっていきます。 準備が大変ですが有用なアイテムが手に入ります。 [h3] 生産 [/h3] チュートリアルでも説明されますが、生産画面からボタン一発でレシピ検索を呼び出せます。 これがなかなか便利で、未入手の材料のアイコンや入手方法まで見ることが可能です。 自動プリンターや結合装置を設置すれば一切材料を入手してないアイテムのレシピも確認できます。 欲しいものを手にれるために次に何をすればいいかがすぐ分かるので、攻略サイト無しでもゲームを進めやすいのはありがたいです。 [h3] 自動化 [/h3] 基本的には電力を供給することで各種生産設備を自動化することが可能です。 発電方法には種類があって設備の性質に応じて適切な発電設備を用意する必要があります。 また、惑星のタイプによっては特定の発電設備の出力に+1のボーナスが付きます。 これに加えてパイプからの材料や燃料、水などの各種リソースを供給すれば生産の完全自動化が可能になります。 1つの作業だけに注目すると実は手動の方が効率が良いのですが、自動化は同時並行で複数の作業を行うというのが目的です。 例えばフェライトの採掘からインゴット作成を自動化しておけば、経験値稼ぎをしている間に弾丸の材料を準備しておくことが可能です。 ついでにカブやヤシなどを栽培して収穫し、料理を作っておいてもらえば戻って来て物資を補給してすぐに経験値稼ぎの続きに戻れます。 上手く利用してプレイを快適にしましょう。 [h3] 装備品 [/h3] 武器や防具には耐久が設定されており、[b]0になると壊れて消滅してしまいます。[/b] 金床を使えば材料を消費して修理できるので、激しい戦闘が予測されるときは事前に耐久を確認しておきましょう。 武器は近接武器と射撃武器があります。 近接武器は剣・重量武器・槍の3種に分類できます。 この中で斧やハンマーなどの重量武器はクリティカルで敵の装甲を破壊する能力があります。 ボスや中ボス相当のモンスターの中には装甲を持つものがいて、装甲のある方向から攻撃してもダメージを与えられません。 装甲を破壊する手段は他にもありますが、重量武器を使うのがコスト的には一番安上がりでお勧めです。 射撃武器はピストル・ライフル・散弾銃・機関銃・弓があります。 カテゴリーがあるかのように書きましたが、銃はもっと細かく性能が差別化されているので新しい銃は実際に使ってみることをお勧めします。 狙いをつけるのが苦手なら散弾銃が良いでしょう。 弓は矢の材料の組み合わせで様々なタイプの攻撃が可能になります。材料が出そろう中盤から面白い武器になるでしょう。 [h3] 戦闘 [/h3] テラリアとだいたい同じような感じですが、下方向へ攻撃する際にホットバーが邪魔になる時があります。 ホットバーに装備した武器は必ずロック機能で固定化しておきましょう。 空を飛ぶ敵、地形を無視する敵、地形を破壊する敵が多いため移動能力が弱い序盤では近接武器のみで戦うのは厳しいです。 アクションゲーム苦手なら雑魚は近接武器、強敵は銃という使い分けから始めるのが無難でしょう。 [h3] イベント [/h3] 流星雨以外のイベントは実行するか否かの確認が出るので実行を選ばないと始まりません。 放置はキャンセル扱いになります。 危険なイベントもあるのですが、いずれも他では入手できないアイテムが手に入ります。 流星雨と虹は失敗しても特にペナルティが無いので序盤から積極的に挑戦してみましょう。 隕石衝突・彗星衝突は失敗すると爆発するのですが便利な素材が手に入ります。現場まで素早く移動できるかが重要になります。 襲撃イベントは、カニ・ウニ・クラゲ・ピラニアがそれぞれ襲ってきます。 勝てば装備品を作れる素材や料理に使える肉（クラゲは肉無し）が手に入ります。 [strike]あれ、でもこいつらの王って王冠被ってるし知的生命体なのでは…[/strike] 高級食材が向こうからやって来ると思うと素敵なイベントに思えますが、地形を破壊する敵が混ざっているので拠点のある星で実行するのは避けましょう。 それなりに強いのでこちらもある程度装備が充実してから手を出すのが賢明です。 [h3] NPC [/h3] 海賊（エビ）の前哨基地に囚われています。海賊を全滅させて解放すれば物々交換でアイテムを売ってくれます。 希少ではないものの1から作ると面倒なアイテムや、海賊の装備品などを買うことができます。 拠点に移住させることはできないので、一緒に住みたい場合は海賊の基地を拠点化してしまいましょう。 [h3] 自由度 [/h3] 「ちょっと無理して難易度の高いエリアへ行って強い装備を取って来る」というプレイは一応不可能ではありませんが現実的ではないでしょう。 このゲームはストーリーではなく主人公と敵の強さのバランスが動線になっているので、装備をしっかり整えずに先へ進むとあっさり死にます。 一方で、同じ難易度であればどんな順で攻略しても問題はありません。 星系の目標のうちボスモンスターや戦闘チェストなどを先にクリアして電動チェストみたいな戦闘が発生しない目標を最後に残せば経験値を失うリスクを回避できます。 あるいは、テラフォーミングチェストが面倒くさいならテラフォーミングチェストの無い星系だけクリアしていくこともできます。 戦闘が苦手で避けたいなら戦闘チェストや施設の防衛が目標に含まれない星系だけを選んでクリアしていくこともできます。 （ボスモンスターは必ず倒す必要がありますが、自動砲塔を大量に持ち込めば自分で戦わなくても倒せます） ラスボスだけは自力で倒さなければなりませんが、ドロップアイテムとかはなく実績獲得のみなので倒さないという選択も有りです。 自由度はそれなりに高いものの動線はしっかりしているゲームであると思います。 [h3] 実績 [/h3] チェスト関連を中心に、一部実績の名称と説明文が入れ替わってしまっています。 アイコンと実績獲得の判定は正常なようです。 これって後から修正できるものなのか知らないのですが気になる人は注意。 基本的にはゲームの進行に合わせて取れる実績がほとんどですが、ボスの特殊な倒し方の実績の一部は難易度が高いです。 [h3] 残念な部分 [/h3] 惑星の検索画面が重いです。施設や資源を条件にした絞り込み検索は正直使いたくない感じですね。 重要なものがある星や、後でまた訪れる予定がある星には一発で検索できる名前に変更するのが良いでしょう。 もう一つ、ボス以外の敵の正式名称を知る手段が少ないのが不満です。 一部の敵はドロップアイテムから「あなたが判事だったんですね…」とか「ウナギの姿か？これが…」と判明してこれはこれで面白いのですが、せめて英語名だけでも分からないとプレイヤー間の情報交換が難しいです。 ゲーム内に図鑑機能が欲しいというわけではなく、公式サイト等での紹介でもいいので何かしらの情報が欲しいところです。 [h1] で、何が面白いの？ [/h1] [h3] 手探りプレイでラスボスまで行ける [/h3] レシピ検索で未入手のアイテム情報を見られることもそうですが、防衛戦のある施設の近くに必要な物資の入ったチェストがあったり、レアドロップのアクセサリーと落とす敵のカラーリングが同じだったり、ゲーム内のヒントのみを頼りに攻略することが可能です。 クリエイティブモードを利用すれば一部の敵のドロップアイテムを調べることもできます。 普通にプレイしてラスボスを倒すところまでは攻略Wikiのような網羅的な情報サイト無しでも十分に可能です。 アイテムや実績のコンプリートなどのやり込みをするなら話は別ですが、それでもプレイヤー同士で情報交換する程度で済むでしょう。 [h3] 取り返しのつかない要素が無い [/h3] 「レア素材で作った武器が壊れて無くなっちゃった！」「動物が絶滅しちゃった！」「レアな敵？みたいなやつを逃がしちゃった！」 [b]全て取り返しがつきます。[/b]未踏の星を探索していけば必ず次のチャンスを見つけることができます。 失敗しても必ず次のチャンスがあるゲームだからこそ、恐れず挑戦したり試したりすることができるのです。 手探りプレイが可能なもう一つの理由ですね。 SNSの書き込み1つも失敗できない時代に私たちは生きているわけですが、せめてゲームの中では思う存分失敗してみたいものです。 できることなら全てのサンドボックスゲームがそうあって欲しいと思います。

騙された・・・というのがプレイしての第一印象 画面を見てTerrariaとの違いを把握した気になっていると 面倒くささとデスペナルティに驚愕します。 まず舞台となる惑星1つ1つがとても小さいため、鉱石系は 一部の無限湧きを除いて速攻枯渇します。 装備はものすごい勢いで壊れて消えていくので、 強い装備を作ろうというモチベーションが湧いてきません。 そして任意で起こせる敵の襲撃（ドロップ素材で装備が作れる）は せっかく作った建物を容赦なく破壊しつくします。防衛拠点なんて無駄。 この時点でモノづくりへのモチベーションは消え去りました。 そしてトドメにデスペナルティ。それまで稼いだ経験値を全ロストします。 これはそのレベルで稼いだ分ではなくプレイを通して得た経験 つまりレベル0になります。どんな条件なのか死んだ場所に経験値が ドロップしていることがたまにあるんですが、取り合えず頻繁に死んで 全経験値を失うということを知らないと、最初のプレイで心折れます。 どうなったらおもしろくなるかという点では3つ ・武器防具の耐久度削除 ・敵の地形破壊の力削除 ・一部の惑星でもランダム生成にして資源の枯渇防止 ぐらいは必要かと ばっこんばっこん壊れる装備に身を包んで別の惑星に行っても それまでの経験値全部奪われて追い返されてくるの繰り返しです。 惜しいけど惜しくない、面白いゲームにしようと思ったら選択しないような 細かい調整がすべて悪い側にされているゲームという印象。