RAILGRADE のレビュー

まだまだ全然途中だが、気になるところがそこそこあったので忘れないうちにレビュー。 ゲームの概要としては、資源の上に採取施設を作り、加工施設や販売施設等に輸送するために施設間に線路を敷き、荷下ろしのために駅を作り、電車を編成して走らせて輸送させる、というのの効率を改善してステージごとの目標を達成していく感じ。ステージは結構な数があるので、自分のようにサンドボックスだと目的を見失うタイプの人間にはかなりおすすめ。とはいえ、難易度がかなりバラバラに並んでいる感はあるので、スコアにこだわる人はイライラするかも知れない。気にせず先に進めて色々アンロックしてから戻ってくるのが良いと思う。 気になった点としては、線路を敷くのが基本のゲームなのに、まっすぐ敷くのが難しいこと。高低差を考慮した最適ルートに勝手に調整されてしまうので、かなりぐちゃぐちゃな線路になって扱いにくい。しかも敷きなおしにはコストがかかるのでややストレス。ステージ開始前は時間が止まっていて自由に敷きなおし可能なのだが、それに近い感じで仮置きモードみたいなのがあるといいかなとは思った。 また、駅と施設の関連付けが距離でしかできないので、駅を大きくした結果別の施設が反応するようになってしまって効率が悪くなるなどの事故が起きやすいのも減点ポイント。この施設はスルーするみたいな設定ができるようになって欲しいと思う。 遊んでいて致命的にしんどいと思ったのは、時間経過で夜になって画面が凄く見づらくなることだが、これについては設定のアクセシビリティの中に日中モードという項目があるので、これを有効にすると夜にならなくて良い。 正直な感想としては、時間経過でスコアが変わるのは許容できるにしても、時間停止も倍速モード等もない状態では手際よくやらないといけないことに対するストレスが大きすぎるので、かなり人を選ぶ感じにはなってしまっているかなと。この点もゲーム性を損なわない範囲でどうにか時間コントロールできるようにしてほしいところ。 次のステージの開放演出が毎回入ってイラっとするとか、スコア微妙なステージをリプレイしようと思ったら前のクリア状態から再開されるのでリセットしないといけなくてイラっとするとか、改善の余地はたくさんあるがこの手のゲームにしてはかなり起動がスムーズなのは好印象。