A Space for the Unbound のレビュー

爆泣きだったけど探索&お使いは光る楽しさはありつつも離脱ギリギリの絶妙なラインだった。爆泣きだったので続けてよかった

エピローグ確認後レビュー 物語に感動してしまった。 以下グダグダと不満点を吐き出しますが、「けど結局感動しちゃったからお勧めする」に帰結します。 ぶっちゃけた感想を言うと、読み物として引っ張られたけどゲームとして面白い部類ではありません。 ゲームテンポが遅いです。歩行速度が遅く、マップは広く、ファストトラベルはありません。そのうえサブクエやコレクション要素があるためかったるい移動をそれなりに要求されます。さらに言うと戦闘が余計にテンポを損なう形になっています。会話シーンにおいても（？）や（！）等のアイコンを複数人同時に出せばいい所を、一人ひとり順番に出すため冗長になりがちです。 このゲームはアクションや謎解きの難易度は高くありません、が、数式と英語綴りを使う謎解きが一つあるため習わない年齢の子供はここで詰まるだろうなというのが低年齢の方にはネックかと思います。 このゲームは猫派が作ったゲームであり、犬は雑に追い払われたり悪役として描かれる割に猫のように挽回の機会がない等、不遇な描かれ方をします。 冗長すぎて、紙芝居形式のビジュアルノベルの方が良かったのかとか考えた時、それでこの物語を見た時にこのゲームを終えた時のような感動と余韻を得られたかというとそれも疑問。この音楽聞きながらこのドット絵の中で動き回ったからこそのプレイ後感なのだと思う。

いいゲームでした。 お使い要素はたしかに多いですがキレイにドットで描かれたインドネシアの田舎町をさまようのは楽しくて個人的にはそこまで気にはなりませんでした。確かにマップの広さに対してダッシュは遅い。 できるだけ回収して先に進めるスタイルなので一周目で真エンドに到達しました（というか欠けてるとどういうエンドになるかわからない）。特に探しまくったり攻略見たりしなくても真エンドにたどり着けはしますが、クリアしてもチャプターセレクトなどはないしメッセージスキップもないのでがっつり二周目をやりなおすことになります。かなり現代的ではない。 実績も一個残っちゃったけどそこが面倒でこのクリア後感のまま終わろうと思います。

とても美しい映像で、学校を思い出させてくれます。ちょっとした提案ですが、もっと良いストーリーを追加していただけると嬉しいです。ありがとうございます