Utawarerumono: Prelude to the Fallen のレビュー

戦記物が好きなら恐らく受け入れられる。ストーリーはシリアス＆コメディがうまく混ざっている。 原作が一般向けでなかったらしく所謂ギャルゲー的なシーンが残ってたものの、正直無くても良い。 必然的に女性キャラも多いが、男性キャラも引けを取らず印象に残るキャラ作りになっているためそこも売り。 本作で世界観を学び、彼らの物語を楽しみ、その舞台で２＆３作品目も楽しめる構成のため、 散りゆくが楽しめれば偽りと二白も問題なく楽しめる作品となっている。 このゲームからシリーズ通してやりましたが、BGMはオリジナルを選択した方が 続編での偽り、二白をプレイした時の使われ方の感動が大きいと感じる。 （スペシャルエクステンデッドは 偽りと二白のBGMも織り込まれているため） 尚 SRPGのゲーム要素は１～３通して本作は最も簡単な部類。 （自身の進め方によるキャラロストが無いタクティカルRPGで他と比べても優しい） 骨のある戦略も楽しみたいなら難しいをお勧めする。 特に２，３作品目はバフデバフ、相手の反撃等も考えて連撃をとめる等が重要になる。

アニメ等一切見ていない完全初見プレイ。3部作がセールになっていたので買ってみた。 絵柄がひと昔前で抵抗があったが、プレイするうちに気にならなくなった。 ROGallyとオンボードのPCでプレイ。開戦時キャラクターが読み込まれるのだが、その時にキャラが読み込まれるまで一瞬nowloadingと表示されるくらいで、あとは問題なくプレイできた。FHD30fps固定 SRPGとノベルゲーを足したゲームで、ノベルゲー部分は選択肢があるわけじゃないので読むだけ。 ストーリー 面白かった。次が気になる。簡単難易度で放置省くと約27～28時間くらいでクリア 戦闘 SRPG部分はかなり苦手な自分でもクリアできる難易度（普通、難しいの2択）自分は普通でプレイ。 SRPGほとんどやったことなかったので、最初はそのキャラが移動できる最長距離で動かしていたらフクロにされてボコられた。 簡単すぎるという声も多いが自分にとってはちょうどいい難易度で助かった。 負けてしまっても、敗戦時の経験値が入った状態で再戦できるのはすごく良かった。 キャラ みんないいキャラ。主人公のハクオロの声だけキャラ絵に合ってなくて野太くイケボすぎる気がした 世界観 アイヌ語みたいな響きに馴染みのない名前、地名が多いが、まぁ慣れる 気になる 3Dキャラによるイベントシーンが冗長に感じられる部分が多かった。 吸血鬼はなんだった？？？ 総評 本作は叡智ゲーだったものの叡智部分を抜いてあるみたいだが、しっぽりいく感じの描写や、主人公モテモテ、 頭なでなでなど気恥ずかしくなる部分は確かにあった。絵柄も古いし。とはいえ今現在プレイしても楽しめるし、感動できると思う。 なぜか後2作のほうが安いので、本作単体で買うなら思い切って3作バンドルで買っちゃっていいと思う

昔、アニメは見ていましたが、うろ覚えで初めて見ましたが、 正直言って、終始鳥肌が止まりませんでした。 ついでに、涙も止まりませんでした。 物語重視なので、戦闘にそこまで重きを置いていませんが、 総評として、満点です。 全く知らない方にも、超お勧めですね。 さくらではございませんので、ご了承を。

[h3] 三部作としてレビュー[/h3] ケモミミの可愛い女の子たちとイチャコラしながら織りなす一大叙事詩。 圧倒的にシナリオが良い。 1作目は古いこともあり、シナリオに粗が目立つし、中二的な表現も鼻につくようなことが多少あった。 しかし2作目以降は、年代を経た故か、ライターが追加されたためか、超絶的にシナリオが洗練されていた。 どの程度かと言うと、古今東西のゲームで比較すると確実にトップレベルの良さ。 それどころか、小説、漫画、アニメ、映画等々、あらゆるコンテンツと比較しても、かなりの上位に食い込むレベルで素晴らしいシナリオだと思った。 3作目のラストはずっと泣きながらプレイしていた。 従って、1作目を続けるのがツラいと感じる方も、飛ばし読みしながらでも是非に2作目まで進んで欲しいと願う。 そうすれば2作目のシナリオに引き込まれて、自然と3作目まで完走することになるものと確信する。 SRPGの方は難易度が極めて低く、雑に突っ込まない限り負けるということがほとんど無いという仕上がり。 レベル上げも全く不要で、サクサク進めて行ける。 その意味で、バチバチの高難易度ステージを好む人よりも、例えばレベルとスキルを上げ切った状態で殲滅戦を楽しむ様な人にはオススメできる。 だから[spoiler]シス [/spoiler]、お前は許さねぇ。 このゲームが気になった方の参考になれば幸いである。

新作による値引きにあわせて3部作まとめて購入。 [u]原作プレイ済み、アニメは一切見ていない人間の評価[/u]です。 プレイしたのはもうずいぶん昔の話ですが、未だにシナリオを覚えている数少ない作品のリメイクということで、あぁそういえばこんなんだったなと思い出しながらプレイ出来ました。 ただ思い出補正によるものか、歳取ったせいか、当時ほど感動はしませんでした。むしろ茶番と感じるシーンも多く、今見ると色々王道過ぎる部分を感じたり、BGM頼りの演出に物足りなさを感じたりと、粗も目に付きました。 当時は確か絶賛した記憶があるんですけどね…。 [b]■戦闘シーンの楽しさが半減[/b] 攻撃に合わせて入力することで連続攻撃が出来、ボーナスが得られるシステムとなっていますが、原作と比較して入力する箇所が激減し、入力難易度自体も下がっていますので、敵に攻撃する爽快感がなくなっています。 個人的にはオボロの素早い連続攻撃に合わせてリズムよく入力するのが好きだったのですが、これもまったくの別物となっていて残念です。 原作ももともとヌルい難易度のゲームでしたが、戦闘が楽しいと感じていたのはそのシステムがよく活かされていたから。本作においては戦闘パートは簡単かつ爽快感もない、つまらないものとなっています。 [b]■追加されたシナリオが蛇足そのもの[/b] カムチャタールのシナリオが短い＆本編に一切絡まないため存在理由がない。にも関わらずエピローグで触れられる等優遇措置もあったりする。このシナリオをユーザーにどう届けたかったのかが見えない。毒にも薬にもならないパートでした。 [b]■そしてエピローグの例のシーン…[/b] 何より、エピローグでのエルルゥのあの振り返るシーン。 なぜあんなCGになってしまったのか？ ネタバレになるので詳しくは書けませんが、エピローグでプレイヤーに対して臭わせたかったことが、最後のテキストとCGからは読み取れませんでした。 メインヒロインである肝心のエルルゥのシーンで何故こうなってしまったのか…。 [b]■総評[/b] 原作を知らない方向けに、最新OSで遊べるようにした劣化リメイクという印象です。 当時の流行を反映し3D化しているわけですが、間違いなく2Dのほうがよかったですね。 戦闘はよりヌルくなってしまいましたし、3Dキャラを無理やり動かしたしょぼい演出が増えてしまいましたし、これなら戦闘は2Dのまま、盛り上げたいシーンはアニメでも入れてくれたほうが原作の上位互換として成り立てたのではないかと思ってしまいます。 これなら今からでも原作をプレイした方がいいんじゃないですかね。 まぁあちらは18禁ですけどね…。 このあと偽りの仮面へと進む予定ですが、少し億劫になってしまいました。

2002年に発売されたシリーズの原点となる「うたわれるもの」のリメイク版。 結構昔に発売されているけど、最近の作品と比べても内容的に見劣りしないのは確かかな… ストーリーは、ゆるやかな始まりの序盤からは想像できないほど、中盤から終盤にかけて加速度的に面白くなっていく！ 少し退屈に感じた部分もあったけれど、”真実”に近づくにつれ止められなくなったので、総合的には名作かな？ ところで「うたわれるもの」３部作は、アドベンチャーパートのみ無料で楽しめるスマホアプリ版があるらしいね… これ、お金や時間に余裕がない人やシミュレーションパートいらない～って人にはオススメかもしれない。 が、今作含めsteam版「うたわれるもの」シリーズを全作プレイした私から言わせると…あまりオススメできない。 それは何故かといえば、シミュレーションパートがないと物語が酷く味気ないものになってしまうから。 例えば、ラスボス戦で「力を合わせて勝つぞ！！」→画面暗転→「俺たちの勝ちだ！！」 シミュレーションパートがないって、つまりこういう事になると思うんだけど、これだとクリア後に感慨も何もないと思うんだよね。せっかくの素晴らしい作品なのだから、100％楽しみたいっ！！！よね…？ ならシミュレーションパートありを買おう！！ （まあ今作に関しては、シミュレーションパートが足を引っ張ってる面も多少あるから、スマホ版でもいいかも。だけど続編の「偽りの仮面」「二人の白皇」はシミュレーションパートがないと魅力が激減するよ！特に「二人の白皇」はラスボス戦のシミュレーションパートでも感動できるようになってるから気を付けて！） と、ここまでスマホアプリ版について良く知らないのに書いてしまいました… もし間違っていたらごめんなさいです～

人によって感想が分かれやすい作品かなと思います。 良かった点・好きな点 ・シナリオのレベルが高い ・BGMが良い ・CG・立ち絵が一部、一新されており、これから参入するユーザーにとっても触れやすくなっている ・コントローラ―・マウス&キーボードどちらであっても快適なプレイが可能 ・シナリオパート・戦闘パートが交互に訪れるので飽きや中だるみを感じにくい ・全キャラクターフルボイス且つ戦闘中の掛け合い等も存在し、没入感・臨場感が高い 人によって評価が分かれる点 ・単純なノベルゲームではなく、SRPG要素も強く出ている為、じっくりとストーリーのみを楽しむ、というのは難しいかもしれない ・使用キャラクターの中での強弱のバランスが激しいので、どの戦闘も同じような流れで完結してしまう ・「うたわれるもの」世界での独特の言語を用いて会話をする事も多いので、始めは少々読み辛いかもしれない 個人的には、心に残る名作でしたし クリア後しばらく間、他のゲーム作品をプレイしていてもこの作品の事を思い返したりしてしまう程でした。 考察ブログを見に行ったり、アニメ版を観て復習したりもしましたし、 特定のシーンを見返す為にセーブポイントから少しだけやり直したりもしました。 本当に出会えて良かったと思える作品ではあるのですが、 人を選ぶ要素があるというのは否めないかなとも思います。

もう古典といっていいほど大分前のゲームではありますが、ストーリーは名作と断言できるほど面白いです。ただ戦闘のグラフィックはやはり最近のゲームと比べると劣りますが、面白さは保証付き。ターン制RPG好きにはお勧めします。ただ、大まかなストーリーはすでにアニメ化しているので、アニメを見ている方はこの作品を飛ばして、偽りの仮面から入門するのもありです。

まさかレビュー、伝えなければならないとは……。 オリジナル、PS2版、そして二度目のリメイクである本作。 演出は更に向上した。それだけにシナリオの劣化が目立った。 省く必要の無いモノ、むしろシナリオと演出、両面でポイントとなるところまで省かれるとは流石に思いもよらなかった。 その前提で三作目では、あのシーンがあるのに。省いた理由が全く分からない。 内容はオススメ出来ます。 ですがシナリオ面で、オリジナルを超えるどころか並ぶ事すら永遠に無い。 そう思わされました。 DLCキャラですが、全部購入済みです。 ですが、これは一作目の彼等の物語であると気付かされました。 オリジナルの時のように何度プレイしたとしても、一作目のキャラしか使わないでしょう。 こじらせるほど一作目にそれだけ入れ込んでいるのは認識出来ますが、一作目の彼等の物語という事実は覆しようがありません。

PCの傑作ゲームをコンシューマーでリメイクした物を再びPCに移植した物です。 アドベンチャーパートとシミュレーションパートを組み合わせたよくある物ですがリメイクに伴いシミュレーションパートが大幅に強化されました。 ですが、残念ながらシミュレーションパートの出来が良いとは言えません。 ちびキャラが動くのは良いのですが攻撃のたびに毎回全部見るのは辛いです。 連撃というシステムのせいでとばすこともできず、非常にテンポが悪くなっています。 一応クリア後のやりこみステージもあるのですがそこまでするほど魅力を感じませんでした。 高難易度にすることもできますがあえてする必要はないと思います。 このゲームの最大の魅力はシナリオです。 この手のゲームには珍しいことに主人公の人格が完成され安定していますので安心してシナリオに集中できます。 女性キャラクターだけでなく男性キャラクターも非常に魅力的であり、リメイクに伴って男性キャラクター中心のエピソードが追加されています。 そしてそれを最大限引き出す音楽がとても良いです。 これを原作にしたアニメも放映され人気を博しました。 実績については大体わかりやすいものばかりですが 全てのBGMを聞く万感の音が分かりにくいかも知れません。 本作はオリジナルとリメイクしたスペシャルエクステンデットの二種類から選択できますが エンディングだけオリジナルとスペシャルエクステンデットで別扱いのようです。 場面回想で回収できるのでもう一週はしなくても大丈夫です。