Superliminal のレビュー

nice

There is nothing better than this game in my life🥰

聞いていた通りの神ゲーだった。 「All you need to do is to Wake Up」というメッセージのあとに画面が暗くなってプレイヤーの顔がモニターに写るのだけがアレ。これが… 現実… 夢の中に戻してくれー。

まだプレイ中の感想。 面白いことは面白いのだが、いまのところサンプル画像にあるように、基本的に物が大きくなったり小さくなったりするのと、特定の角度から見ると物体が浮かび上がるものばかりで、ギミックにそれほどバリエーションがない。 あと純粋に視認性が悪いことを利用したトリックがあり、それは単純にストレス。ちょっとホラー要素もある。

Liminal Space, Backroom好きなので、まず絵でやられ、その中を探索できるなんて最高でした。好きな方にはおすすめです！ パズル要素やクリアは1回目で楽しみましたが、自分はいろいろなものの収集が最高に楽しかった！どうしてもわからず他の人のヒントを参考にしたりもしましたが、それこそ視点を変えて、工夫して隠れていたものを発見したときは鳥肌立ちました。アチーブメントにも表記のない収集物もあります！！ また、収集につれて何かが密かに変化していたり、ある場所にワープできるようになったり、探索中に見つけたあるもの（初めは意味不明）が、実はあるアチーブメントに繋がるものだったり、え？あっ！！ええーー！！が何回も出ました笑 初めは酔ったり頭痛したりもしましたが、そういうときは少し時間をおいて、やりたくなるのを待つ。結果、楽しさが勝りました。 続編を熱望！！

本編2時間弱でクリア PVの通り物体の大きさを見た目通りにすることでコースをクリアしていくパズルゲームです。 プレイ感はポータルやポータル2みたいな感じで、雰囲気はThe Stanley Parableに似ています。 パズルゲームが苦手な自分でも同じ場所で10分以上詰まることは基本なかったので難易度は低めだと思います。考えたり歩き回ったりガチャガチャ触っていればそのうちクリアできるタイプのパズルです。 ホラーは不気味系のホラーでジャンプスケアはありませんでした。 （[spoiler]血のあるステージでドアが勝手に閉まる演出はあり。人によってはジャンプスケアに感じるかも[/spoiler]）

※ホラー要素が不安な方へ グロ描写やジャンプスケアは皆無です。オバケやゾンビも出ません。 「電気の消えた部屋を歩くこと自体が怖いッ！！」というレベルの人にはおすすめできませんが…… [h3]「視点を変えること」自体を楽しむ錯視パズル[/h3] 例えばタイトルロゴ。「LIMINAL」の白い部分に着目すれば「I」などのアルファベットが見えます。逆に黒い部分に着目すれば「M」が見えます。 では、本当に"存在する"のはどちらのアルファベットでしょうか？白いほう？それはなぜ？数が多いから？ …このゲームでは、白い部分を掴めば「LI INAL」の白い部分が"存在する"ことになり、逆に黒い「M」を掴めば黒い部分だけが"存在する"ことになります。 物事を見る視点を変えてアクションすると、それが現実になる。そんな独特な描写が楽しい一人称視点パズルです。 [b]●良い点：視覚を気持ち良く裏切るユニークなギミック群[/b] [hr][/hr] 基本的にはPVの通り「遠近法が現実になる」というルールのもと、オブジェクトを大きくしたり小さくしたりしてパズルを進めていくことになります。 ルールとしてはそれだけで難易度もさほど難しくないのですが、その組み合わせ方というか、ポンポンとリズムよく進めて「パターンが分かってきたぞ」と思わせておいて一気に捻ってくる緩急のつけ方が本当に見事で、思わぬ描写をされるたびに口元がニヤけてしまいます。 視覚を裏切られる事が気持ち良い、不思議な体験ができます。 [b]●良い点：寄り道や探索が楽しくなる収集要素の豊富さ[/b] [hr][/hr] 取っても取らなくても良いような、どうでもいい収集要素がステージのあちこちにあります。ブレワイでコログ探すのが楽しかった人にはたまらないかも。 「あのオブジェクトをこうやって変形させれば無理矢理行けるのでは…」と思った場所には大概なんか隠されています。 収集要素でさえもないイースターエッグの類もたっぷり。開発者が楽しんで仕込みまくったようです。 [b]●良い点：ワークショップ対応で無限に遊べる[/b] [hr][/hr] クリア後もステージ作成や、ユーザーが作成したステージで遊ぶこともできます。3Dモデルや画像を読み込んで、オリジナリティあふれるステージを公開することも可能。 2025年2月時点、あくまでベータ版なので、日本語表示がちょっとバグったりしているなどの細かい難点もありますが…… [b]●懸念点：ストーリーはスルメ系[/b] [hr][/hr] とりあえず初回エンディングまでたどり着いた段階での感想は「パズルは面白かったけど、ストーリー浅すぎん？」という感覚でした。 …が、実績目当てに2～3周プレイしていくにつれて、このゲームが本当に語りたかったことが見えてきて、その表現の妙にまたもや唸ってしまいました。 登場人物の語りだけから受け取っているだけでは、その真意に気づきにくいタイプのストーリーだと思います。初回で拍子抜けしても何度かプレイしてみてほしい。 [b]●悪い点：酔う人はすっごい酔う[/b] [hr][/hr] 一人称視点の錯視パズルの宿命ですが…PVを見た時点で「あっ ムリだわ」と思った方は手を出さないほうが賢明です。 視覚を揺さぶられること自体を楽しむ作風ですので…… [b]●総評：酔いさえ大丈夫であれば一見の価値あり[/b] [hr][/hr] とりあえずエンディングを迎えるだけなら2～3時間程度と手軽なボリュームですし、長時間詰まるほどの難しさはなく、それでいてなかなか類を見ないユニークな描写が楽しめるので、酔いさえ大丈夫そうであれば是非お気軽にプレイしてほしい作品です。 一度気に入ったあとも、何度も周回して遊べる要素もたっぷり。