Vile のレビュー

　思ったより面白かった。 　言語の翻訳とか物語性とか細かいとこは適当だし、グラフィック絵も綺麗というわけではないし結構グロい。最初は低品質のいい加減なゲームですぐ飽きそうだなと感じていた。 　しかし、程よい難易度、割と豊富な使用キャラ・武器、負けてもパワーアップして次に繋がる。手軽に『ゲームで遊べる』という目的をシンプルに体現していて、ストレスも少なく最後までゲームをクリアすることができた。 　値段以上には楽しめた・・・・・・というのは、割引セールで買った場合での感想。原価の場合だと、さすがにちょっとわずかに物足りないと言わざるを得ないです。

16BITなツインスティックシューティング、マウスでも遊べるけどコントローラーで遊んだほうが数倍楽しい！ 遠距離攻撃、近距離攻撃、魔法、移動技の４つを駆使して戦い抜こう！ 各階層に入るとランダムなイベントが起こりそれらを達成するとちょっとしたおまけと階段が出てくる、だが敵を一定量倒しても階段は出現するためその時その時で判断しよう！ 機械翻訳だが一応日本語がついているぞ！ 良い所 ・キャラクターによって戦い方が全然違う 　キャラによって装備が異なるため戦い方が結構変わる、メイン武器の弾薬は無限なのでそれをどう生かすかがキモになる ・武器が特徴的で楽しい 　聖水銃、ポーションランチャー、杭打ち銃、樽ランチャーなどのなんじゃそりゃな武器があり動きは少ないが見ていて楽しい ・再挑戦がしやすい 　１ステージは３階層になっており３層目にいるボスを倒せば次のステージにマップ選択からいつでも挑戦できる ・ボス練習モードがある 　ボスはなかなか手ごわく苦戦するが一度遭遇すれば練習モードで挑戦できるようになるのでここで戦い方を知れる ・相手の弾を近距離攻撃で消せる 　弾幕タグがあるように敵の攻撃はなかなか激しい、だが近距離攻撃で消せるため慣れてくるとどんどん突っ込めるようになり上達を感じやすい 悪い所 ・一部の武器がすごく便利 　ある武器は当てた敵に毒を与えるのだがその毒はボスにも効く、しかも精度も高く弾数も多いためどうしてもその武器に頼りがちになってしまう というか使える武器、使えない武器の差が激しいためいろんな特徴的な武器の中一つだけ使いやすいのはちょっと残念だった ・クリア後要素が今のところ無い 　クリアした際キャラに応じた１枚絵が出るだけで解禁要素とかは無い ・近距離攻撃を鍛えすぎるとボスがザコになってしまう 　一定のキャラの近距離攻撃を連射できるようになるとボスをほぼ完封できてしまう 　昔懐かしの雰囲気が漂う丁寧に作られている作品、ちょっとドットは大きめで人によっては荒く見えるかもしれないが怪物の特徴はちゃんと捉えられておりコレってアイツかな？と思えるくらい 　1000円はちょっと高いかも…？とは思うがセール時なら文句は無い、昔スーファミのソフトを買い漁っていたあの頃を思いだせるいいゲームでした