Intergalactic Fishing のレビュー

イチオシ！ ミニマリスティックで少ない情報量の見た目、それに対して「生きた」手応えを感じる釣り！ 最初は導入のストーリーがあるが、遊び始めると起動して10秒で釣りができる！ 手探りで魚の好み(居場所・ルアーの性質・時間帯など)を探り当て、情報が埋まってきたら目指せ爆釣！ なんか判らんが良い…

釣りゲー ルアーをその場で作って様々な湖で様々な魚を相手にする メインクエストの後もトーナメント、契約、チャレンジなどがあり 飽きない

宇宙一の釣り場として賑わっていたが、近年不自然に魚が減りその人気に陰りが出はじめた地元の湖。原因を究明しかつての活気を取り戻すため宇宙を股にかける、のんびりフィッシングライフ。 [b]基本システム[/b] 釣り場に生息する魚たちは個体毎にシミュレートされており、実際に水中を泳ぎ回っている(開発者談)。 釣り場に赴きボートで水上を移動し、ポイントを選び左クリックでキャスティング。アタリがきたら右クリックであわせ、ラインを切られないようゲージを見ながら左長押しで巻き上げ。 釣り上げた魚を研究素材として消費し生息エリア、ルアーの好み(光沢、音、サイズ、色味)、活動時間などデータを集める。 判明したデータをもとに時間帯やポイントを変え、好みに合わせた手作りのルアー(パズルの要領でピースや色を組み合わせスペックを調整)を使って釣果を上げる。 [b]やり込み要素[/b] 64+αの釣り場に生息する全300種を超える魚を研究し生態を解明。大物を釣り最大記録を塗り替える。 自分だけの釣り場、新種の魚をランダム生成。まだ見ぬ大物を追い求め未知の釣り場を渡り歩き、出会った魚や釣り場にオリジナルの名前をつける。 CPUと釣果を競うトーナメント オンラインリーダーボード その他ストーリークリア後のコンテンツ データが全く無い初見での「場所を変え時間を変え、試行錯誤しながらアタリを待つ地道な情報収集」 情報を集めた後の「有効なスポットやルアーを選び、狙った魚を効率的に釣り上げ大物を狙う爽快感」 それぞれ異なる魅力をもつ一連のプレイ感がゲームにメリハリを与え、ひたすら釣りに終始しながらも繰り返しの単純作業とは感じさせない。 リアルな景観や魚のモデリング等は備えていないが、それらとはまた別の方向性で魚釣りの楽しさ、臨場感を表現している作品。