Felix The Reaper のレビュー

日本語のレビューがなかったので筆を執ります。 天使（？）に恋する太っちょだけどダンスを愛する新米の死神が、踊り狂いながら進んでいくパネル移動型パズルゲーム。 時間の停止した世界で狙ったターゲットが死ぬ状況をメイクするだけの簡単なお仕事です。 ただし愛嬌たっぷりな死神、フェリックス君は太陽の下には出られません。そこで太陽ダイヤルというアイテムを使い、太陽と影を動かして道を作っていきます。 訳が完璧なのでポップな雰囲気も損なわれず、いいゲームだと思います。パズルゲーは地味で退屈・・・と感じない方は手を出してみてもいいかも。 自分には難しすぎましたが・・・

演出やグラフィックデザインのレベルは高くまとまっているが、如何せんゲームデザインの基幹である「パズルゲーム」としての遊びやすさが目立つレベルで低い。 「日光の角度を変えて影の中を移動する」というのが基本なのだが、まずステージデザインからして陰影が多く移動出来るか出来ないかの影の混同が目立つ。そして移動速度がトライアンドエラーを繰り返すにしては移動が遅い主人公。 チュートリアルも若干不足気味で「オブジェクトが出てきて所定の位置に置く」というチュートリアルが出てきたが、次のステージでは「オブジェクトで影を作る」という形になるのだが「所定の位置に置く」というチュートリアルが提示された直後なので、そんな発想は浮かびづらくいきなり詰まってしまった。 個人的には「ステージクリアの時間を計測している」というのもストレスに感じた（パズルゲームはアクションゲームと違って急かされるようなゲームではない） 「まず基本的なゲームデザインがあり、そこからビジュアルデザインが導き出される」ではなく、「まずビジュアルデザインや演出ありき」のようなゲームだと感じた。 そういう見た目や演出でこのゲームをお勧め出来るかといえば、個人的嗜好は千差万別ではあるが多数派には出来ないと感じた。

パズルものは好きな方ですが、何ですかねぇ面倒すぎるのかあまりやる気が出ませんでした。 日影になっている場所しか移動出来ないので自分で物を動かして日影の部分を作って、太陽の角度（２方向）を切り替えながら、目的の物を指定された場所まで運ぶというパズルです。 人気があるゲームだったので購入しましたが、途中で飽きて（面倒で）断念しました。 DEMO版がありますので気に入ったら購入ください。

踊る小デブ死神　恋をする 現場仕事も　なんのその 恋した　あの娘に　会うために エンヤコラ　どっこいしょ 死神は影から一歩でも出ると眩しくてギャーってなっちゃうので フィールド上にある樽やらドラム缶で日陰を作り、 太陽ダイヤルで太陽の向きを変えて目的のモノを運んで運命を操作し、 どうにかこうにかお膳立てして対象者を事故に見せかけ死なせるゲーム。 (死神と謂えど直接手を下すのはコンプライアンス違反という事なのだろうか) ・移動経路は自分で作る ・モノを押すのではなく持ち上げる ・モノは重ねて高さを稼ぐ事ができる ・章毎に増えるギミック(スイッチで動く壁、ワープ、一通落下床他) ・明け方や夕暮れマップは影が長くなる 等の違いはあるものの、全体的には倉庫番のテイストを感じるパズル。 プレイ前のイメージではダンサブルでノリの良い曲に合わせてFelixが踊り狂うと思っていたのだが、 BGMはどっちかというとしっとり気味、Felixはコミカルに動き続けるがダンスは曲に合わせてちょっと地味め。 これはパズルの難易度が高い分だけじっくり考えて欲しいという開発からの意向を汲んだものだと感じる ストーリーは良翻訳。ただしリザルト画面は翻訳が微妙に惜しい。 文章の翻訳よりも文脈が存在しない単語のみの翻訳が難しいのは仕方ないか。 ○×ではなくチェックマークと×なのは文化の違いなので諦めよう。 パズルは一度解いたらそれで終わりというものが多いが、 手数縛り・ダイヤル回数縛りの効率化、ハードモード等のやりこみが豊富。 ただ早解きだけはゲーム性に合ってないように思う。制限キツいし。 定価は多少お高い(ダンスとBGMにお金かけた分の回収のため？)が主題のパズルは良質、 さらに発売半年程で8割引と投げ売りし始めたのでパズルが好きな人は買ってみてはどうか。

３Ｄパズル。 影のあるところ＝生存可能マス として、ボタンで影の角度を９０度ずつ変えていく 愉快な音楽と常に踊る主人公で愉快な感じで良い パズルとしては正解ルートを探すのがやりづらい・・・ ９０度影を変えて安置にいるかどうかは角度を変えるたびに確認しないと スコアには影響するみたい 常にダンスで移動するので若干移動速度が遅いのもやりづらい 後は成功時の演出がいちいち残酷な死で外国人向け感は強い 演出は丁寧な分サクサクパズルを解くのには合っていなかったように感じた