The Void Rains Upon Her Heart のレビュー

普通こういうジャンルあまりやらない、すきげど、けれど今作何が特別感じます。

組み合わせとしてあまり見かけないローグライトSTG 道中無しでボス戦オンリーなのがテンポがいい。 戦うボスは1戦毎にランダムで選ばれるが、ゲームを進めていくと複数体選ばれるので自分で相手を選択出来る。 その際にボス戦後に手に入る自機強化の能力が見れるので、欲しい能力と敵の強さを見て天秤にかける事になる。 ローグ(ライク/ライト)とSTGのジャンルを遊んだことがあるなら間違いなく楽しめます。

ボス戦オンリーHP制ローグライト横画面シューティングゲーム。 主人公の妖精さん？は常に裸です。[strike] 毛もまる出し。 [/strike] なお割としっかりしたステージ間デモなどが入っているのだが、短文で明快な英語だったので何とか理解できた。 これは自動ショット・チャージショット・範囲が限られたボム・任意のスピードダウンを基本装備としてボスと戦い続けるシューティングゲームで、ボスを一体倒すたびにパワーアップを獲得して自機の性能を上げていくローグライト要素が特徴だ。 これらのボスとパワーアップは実績を埋めることで一つずつアンロックされていくので、ゲームに徐々に慣れていくことが可能になっている。 またステージ選択前に複数のボスから一つを選ぶことができ、さらに獲得できるパワーアップの内容が見れるのでビルドをコントロールすることもできる。 しかしボスとパワーアップは最初は？になっていて何かわからないようになっているため、ゲームを繰り返しプレイすることで溜まっていく宝石と引き換えに個別に開示請求しなければならないという制限がある。 このゲームは操作感がいい。 動かしやすくゲームのテンポもいいのでプレイしていて快適だ。 また難度も適切で最低レベルなら私のようなシューティング下手でも無理なくクリアできた。 さらに2021/02/13時点で60体以上のボスと400個以上の実績という大ボリュームで圧倒される。 長く楽しめそうなのでこの独特のグラフィックに抵抗がないなら誰にでもお勧め。

[h1]エイリアンの少女がモンスター達に愛を与える ボス戦オンリーローグライト横STG[/h1] [b][u]・『彼女の心に降り注ぐ虚無…』[/u][/b] 自機はエイリアンZaraden族(?)の少女の心＝ハート モンスター達に愛を与えて友達になり、ギフトを貰って彼女の心はさらに強くなる！ 彼女は虚無に打ち勝てるのか？…はたまた、彼女の心は再び壊れてしまうのか？ [b][u]・ゲーム進行[/u][/b] 操作方法は自機移動＋3ボタン まず [b]何も押さないと通常ショットを撃ち続ける[/b] チャージボタンで [b]一定時間チャージして強力なチャージショットを撃つ[/b] フォーカスボタンを押してる間は [b]低速移動を行う[/b]（一部のショットの軌道変化） 危なくなった時はパニックボタンで [b]パニック（ボム）を放つ[/b] ゲームとしては、どのボスと戦うかを選択して倒したらまた次のボス戦へ… と続く、[b]完全ボス戦オンリー型[/b] でローグライト型の横STGゲーム 各ボスにはLvが設定されていて、同じボスでもLvが違うと全く異なる強さとなる また、ボス選択時に各ボスには貰えるギフトが提示されており ボスを倒した(友達になった)後に [b]ギフトを貰って自機を強化していく[/b] またギフトによっては戦闘中に一定の条件を満たさないと取得できないもの有 他に、ボス戦のスコア(Motets)がボスの属性色の宝石(Tetrids)に入り 宝石に一定数のスコアが溜まると、その色の宝石を入手できる [b][u]・アンロック要素[/u][/b] 最初はボスも貰えるギフトも「？」と表示されて ボスはLvしか判らないし、貰えるギフトも種類とレアリティしか判らない ボスは一度遭遇しないとボス選択時に姿が判らない 一度遭遇したボスを宝石(Tetrids)でアンロックすることにより ボスの情報やステータスが判る他、後述の Quick Play で対戦できるようになる ギフトは一度入手してから宝石(Tetrids)でアンロックすることにより 次回以降のプレイでそのギフトは表示されるようになる他、 星マークのギフトなら後述の Quick Play で装備できるようになる また、このゲームが数多くの実績があり、 多くのボスやギフトは実績を解除することで順次リリースされていく 実績の解除条件、又は未開放のボスやギフトの解除条件などは 全てアンロック条件を確認することができる [b][u]・ゲームモード紹介[/u][/b] このゲームは3つのゲームモードが有る ・特定数のステージをクリアするストーリー (Story) ・自由にボスとLvと装備を選択して対戦 (Quickplay) ※要アンロック ・[spoiler]エンドレスモード (Endless Nightmare)[/spoiler] ※要アンロック ・Story 難易度は4段階あり、難易度によって出現するボスのLvが変わる また難易度によっては、本来そのボスが存在しないLvも出てきて その代わりボスの能力値（弾速・攻撃力・体力）に補正が掛かる 　・Mist Rain （Lv1～6までだが全ボスにマイナス補正が掛かっている） 　・Light Rain （Lv1～9まで） 　・Heaby Rain （Lv4～12まで） 　・Torrent Rain [spoiler]（Lv9～15まで）[/spoiler] ※要アンロック ・Quickplay ボスを一定数アンロックすると出現するモード ボスとLvを選ぶ他、アンロックした星マークのギフトも装備できる ただし、ボスのLvによって一定以上のギフト装備するとスコア(Motes)ペナルティ ・[spoiler]Endless Nightmare 文字通りどんどんLvが上がっていくボス達と死ぬまで戦い続けるモード 7ステージごとに大きく難易度が上がる他、Endless にも2種類のモードがあり 上手いプレイをすると多く稼げるKarmaをお金として扱い ギフトをお店で買う Endless Stress モードと、 ボスが持っているギフトが殆ど攻撃力アップとパニック(ボム)のみで 7の倍数ステージのみ回復アイテムなども出る Endless Terror モードがある[/spoiler] また、自機も最初は彼女の心(Her Heart)しか選べないが 条件を満たすことで他に3機体がアンロックされる [b][u]・個人的感想[/u][/b] [b]＜良い点＞[/b] [b]・ローグライト要素により全然飽きが来ない[/b] 　毎回出現するボスや貰えるギフトが違い、毎回違ったプレイ内容になる 　ゲームを進めるとステージ間にミニイベントが挟まれたりして 　プレイヤーを飽きさせない工夫が随所に見られる [b]・ゲームを繰り返しプレイさせる導線のバランスが非常に上手い[/b] 　最初ゲームに慣れてないうちは繰り返しプレイすることによって 　自然と実績解除してアンロック要素が進み 　慣れてくると難しい実績の条件を確認しつつチャレンジし始める [b]・各ボスの攻撃や弾幕が非常に美しい[/b] 　どれも個性的なボス達、多パーツや多関節によるダイナミックな動き 　非常に美しい凝った弾幕やギミックが多く、初見のインパクトは凄まじい [b]・STG的な面白さの詰まったボス戦[/b] 　ボス戦オンリーと言ってもただ単に弾を垂れ流して弾幕避けるだけの耐久ゲーではなく 　殆どのボスは多パーツで構成され、パーツへのダメージも本体に連動している 　パーツを破壊する方が評価が高くなり、最近では非常に珍しくなった 　本体に攻撃を当てずにパーツのみを狙う [b]パーツ剥ぎ[/b] が非常に楽しい！ 　またチャージショットで狙い撃つ懐かしい感覚や 　連続で攻撃を当て続けると繋がるコンボ、 　パーツ破壊音等の各種SE等も非常によくできており 　[b]パーツをチャージショットで狙い撃ちして破壊できた時の気持ち良さは異常！[/b] [b]・異常なまでの圧倒的ボリューム[/b] 　現時点(2020年2月27日)ではまだアーリーアクセスではあるものの 　リリースされてから丸2年経つが [b]未だに超頻繁に更新を続けており[/b] 　現在のボリュームでフルコンプリートするまでに [b]約80時間[/b] 掛かった 　また、作者さんの話によると [b]ボスの種類は現状の1.5倍ぐらい増やす予定[/b] で 　しかも後々 [b]日本語対応も考えている[/b] とのことで 　これからの進化にも期待大！！ [b]＜悪い点＞[/b] [b]・最初はシステムが判り辛い[/b] 　チュートリアルはあるものの、最初しばらくの間は画面内の情報を理解するのが難しい 　また、ボタンを押さなくても通常ショットを撃ち続けるが火力はかなり低く 　チャージショットを使ったら使ったでコンボが非常に切れ易い…と 　多少ゲームシステムに慣れるまでは難しく感じてしまう [b]＜賛否両論＞[/b] [b]・あまりにもダークな世界観[/b] 　キャラクターもストーリー進行も、非常にダークに統一された世界感 　BGMも非常に格好良いものの、不安感を煽るような暗さが付き纏う 　これに関しては好みの差が激しく、人をかなり選ぶであろう [b]・ローグライト方式というランダム性[/b] 　STG好きの中で一定数の割合の方々は 　「毎回決まったステージ内容を段々と覚えてパターン化するのが楽しい」 　と考えている方も居るだろう、自分も一時期そうであった（隙あらば自分語り） 　ローグライトや、その元となったローグライクというゲーム性は 　「毎回違った内容やリソースでどう対応していくかを考えるのが楽しい」 　というゲーム性であり、パターン構築STGを期待すると全く違うゲーム性である [b]＜個人的総評＞[/b] 　ボス戦オンリー横STGというかなり尖った内容ではあるが 　[b]昔ながらの狙い撃つことが重要なSTG好きならば是非プレイしてほしい！[/b] 　賛否両論項目にも書いたがパターンを組んで進めるタイプのゲームではない 　しかし拘りが見えるリプレイ性や、昔懐かしいパーツを狙い撃つゲーム性は 　絶対に往来のSTGファンなら嵌れるし、 　[b]深すぎて底が全く見えないぐらい大変奥が深いゲームなので是非オススメしたい！[/b]