Scavenger SV-4 のレビュー
アプリID | 779590 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Deric Ruhl |
出版社 | HoroArch |
カテゴリー | シングルプレイヤー, 部分的なコントローラーサポート |
ジャンル | インディー, アクション, シミュレーション, アドベンチャー |
発売日 | 31 1月, 2018 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English |

2 総評
2 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
Scavenger SV-4 は合計 2 件のレビューを獲得しており、そのうち 2 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
36 分
ほんとうにやること少ないけど(船から探索機だして地上についたら遠隔操作してアイテム集めるてのが基本そして全て)
サムズアップするぐらい雰囲気よかった
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
355 分
[h1]着眼点は素晴らしい。しかし惜しい所も多いスペースサバイバルローグライク[/h1]
致死レベルの放射線を放つエイリアン惑星に、無人機を降ろし調査、技術の回収を行うというゲーム。遠隔操作とサルベージというコンセプトは「[url=https://store.steampowered.com/app/254320/Duskers/]Duskers[/url]」を連想させる。あちら(Duskers)では宇宙船備え付けの星図インターフェースと、ドローン操作画面であるコンソール画面がメインでしたが、こちらは船内パート、ドローン操作パートともに主観視点なだけに、没入感はかなりあります。
プロシージャル生成、宇宙船、主観視点、ドローン(ローバー)、惑星探査、機械型エイリアン、放射能汚染、遺跡、未知のテクノロジー…などなど、個々のギミックはとっても好きです。ローバーのパーツカスタマイズや、調査中に艦橋のディスプレイを通して表示されるレスポンスの数々はかなり細かく(電源ユニットの容量次第ですが、エネルギー消費の激しい武器を撃つと一瞬カメラと音声が途切れる、演出ではなくちゃんとシミュレートの結果。などよくできてる)、まるで本当に無人機を遠隔操縦してる気分はたしかに味わえます。
毎回生成される地表マップもかなり広く、ローバーのカメラを通して荒い画面(放射線妨害が原因らしいです)で表示される惑星世界はエイリアン文明の遺跡(?)や墜落した宇宙船の残骸のようなものが点在している風景は、リドリー・スコット監督の映画「プロメテウス」のようです。世界の広がりもゲームとしての可能性も感じるのですが、しかしながらゲームの進行はあまりにも淡々としているというか、期待していたよりも深みに欠けるという感じがします。
例えば、エイリアン遺跡や宇宙船の残骸を発見した時、サルベージが目的のゲームですから、当然そこでワクワクしながらアイテムをサルベージするわけですが、サルベージしたアイテムを持ち帰ってラボに回して調査し、ローバーの部品が損傷していればガレージで修理などを行う度に短くない待ち時間が発生します。特にラボでのアイテム調査は遅く、品目によっては2,30分も待たされる場合もあります。そして判明したアイテムもなんだかわからないもの(判明…?)だったり、使い勝手の悪い単なる武器だったりであまり発見の感動がありません。「これはエイリアン文明の文献だ」みたいなことが説明されるのですが、その文献を自分で読んで世界背景の理解を深められるというわけではなく、高い価値(Credit)があるとされるアイテムも、ゲーム終了時にスコアとして計算されるだけで別に買い物に使えるとかの要素はなかったりします。船のコンテナスペースもお世辞にも広いとは言えず、何度かローバーを往復させるといっぱいになってしまって利用価値の低いアイテムは廃棄を余儀なくされます。
放射能汚染が進んだり、ローバーの重要機能(例えばカメラ)やローバーそのものを失うなどでそれ以上の探索を断念せざるを得なくなった時、星系からの脱出という選択肢があるのですが、生存エンドとなってゲームが終わってしまいます。これはちょっともったいない気がします。これが例えば[url=https://store.steampowered.com/app/211820/Starbound/]Starbound[/url]のように星系移動によって別惑星の探査ができたり、無人惑星から資源採掘してローバーの最低限の部品を船内ラボで再構成することで探索を再開できる…などの救済措置があったらもっと世界に広がりを感じられたのになあ…
船のライフサポートシステムをチェックすると食料・水の残量や空気といった生命維持リソースの残量を確認できるのですが、酸欠はともかく餓死が死因として実装されているのかはよくわからない。リソースの補給手段は…?放射能汚染は根本的な解決策は存在せず、長く生存したい場合は頻繁にメディポットに入って汚染の進行を遅らせるだけの作業的な対応がほぼ強制的に求められる。船内後部のシステムコンソールで船の各部の状態を細かくチェックできるものの、あまりそれがゲームに活かされていない。ブリッジのディスプレイはローバー操作専用で船の操作はできない(星系脱出を除く)けどだったら、エンジンのステータスは何の意味があるのかな?
各コンソールやドローンの操作ディスプレイではショートカットキーを設定させてほしい。コンテナからガレージへのアイテムの並べ替えなど、いちいちドラッグ&ドロップするのは結構操作感が煩雑で、マウス操作は少しかったるい…。などなど、改善点についての妄想がいくらでも浮かんで来るし、PVから期待していたような冒険・宇宙の深みを実感するには遠く、個人的にはこれはまだアーリーアクセスなのではないかという感想。しかしフォーラムを見るに開発者は、バランス調整やバグ修正は継続しつつも、これ以上の要素の追加は考えていないようで少し残念です。
SFローグライクということで前述の[url=https://store.steampowered.com/app/254320/Duskers/]Duskers[/url]や[url=https://store.steampowered.com/app/722730/Cogmind/]Cogmind[/url]などは海外ローグライクファン間でもよく比較対象に挙げられています。私は現段階でCogmindは50時間ほど遊んで未だ未クリア、まだまだこれから遊び倒してやろうというところ。Duskersは60時間ほど遊んで、心情的に一段落したもののまだまだ遊ぶ余地はあるといった印象でした。こちらのゲームはさすがにそこまでは遊べないかなという感じです。
個人的にはもう少しプレイしてみたいと思いますが、20時間遊ぼうという気になるかな…?サムズダウンは選びにくいものの、この値段で文句なしにオススメできるかと言われれば、正直なところNOです。しかし「こんな(宇宙サバイバル生活シミュレーター的な)ゲームがあったら絶対に面白いだろうなあ」というSF要素大好きゲーマーのひとつの妄想を、イビツながらも体験させてくれる一品ではありますので、モノ好きゲーマーならばひとつの経験として味わっておくのも有りだと思います。
[quote]
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👍 : 37 |
😃 : 0
肯定的