Eternal Dread のレビュー

お勧めにしてはいるが、値段は安いし、ほぼ同人ゲー程度の物であることを考慮して色々求めすぎなければ十分遊べるものという意味です。クリアまでやる気になるかというと、かなり微妙ではある。 ３部作？の１作目。 固定主人公で続編の２と３にも登場する。キャラは可愛い。 キャラメイクや職業の選択は無いが魔法、弓、近接と育て方が分かれる。 勿論、半端なキャラになりそうだが魔法戦士のようにすることもできる。 ストーリーをすっ飛ばしてあちこちに移動して、まあ、やることは戦闘と宝箱漁りくらいしかないがわりと自由に行動できる。 サブクエは無さそう。その辺はオープンワールドっぽいようでそうでもないが、人類が追い詰められていて生存圏が非常に限定されているという設定からするとサブクエNPCとかが危険なフィールドに存在しないのはリアリティがあるとも言える。 戦闘バランスは全くと言ってもいい程、取れていない。なので拠点のすぐそばにいるレベル２５のオークをレベル５で倒すこともできる(魔法では絶望的だが)。レベルが高いが倒しやすい雑魚を背伸び狩りしてレベルを上げてから、ゆっくりストーリーに取り掛かるのがいいかもしれない。 戦闘不能になってもノーペナでそのマップの特定地点に復活する。戦闘不能になると大体の場合、このシリーズの売りである子供だましな拷問シーンや死亡シーンが挿入されてちょっとだけ時間を取られるので、立て続けに戦闘不能になるとイラつく人もいるだろう。 文を読み飛ばしていたのではっきり覚えていないのだが、キャラは見た通り非常に露出度が高い。こんな服？ばかりであることに対するゲーム中でのコメントが１～３でちょっとずつ違うのは、凝っているのかいい加減なのか。 ゲーム性を除いて一番問題に感じたのは、音が煩いのでＰＣ側で音量設定を下げないと喧しくて仕方がないことではなく、解像度を高くすると文字が小さすぎることだった。モニターの解像度とゲームの解像度を共に1920x1080にしてようやく文字が普通に読めるくらいになる。 フルスクリーンなんて設定はないので、モニターの解像度＞ゲームの解像度だとただの小さなウィンドウで遊ぶことになる。 １～３までシステムもグラフィックもあまり変化がないので、日本語訳がなくても気にならないならどの作品からプレイするかは個人の好みで選んでいいでしょう。 ストーリーが繋がっているなら１からじゃないと意味不明にならないか？ そんな心配は完全に無用です。